”史上初!縄文の国宝6件が勢ぞろい 『縄文―1万年の美の鼓動』

報道発表会より見どころをレポート”


展示の詳細なども載っていて、
縄文好きとしてはドキドキワクワク、です。

詳しくは下記リンク、または東京国立博物館HPをご覧ください。
https://spice.eplus.jp/articles/175106

-----------------------------------------
イヤハヤ、
これまで殆ど陽の射さない時代の芸術だったけど、
ここに来て、やっとやっとの、まさかまさかの縄文ブーム!?(喜)

一堂に会する縄文の美を堪能できる機会はそうそう無い、です。
縄文の火焔型土器の宝庫の新潟の博物館にも行きたかったくらい。。。
今から楽しみで仕方がないです。。。

なんで、私がこうも縄文に惹かれるかというと。。。

縄文人は、
日本固有の日本最古の古代芸術を生み出した人たち。
その後、圧倒した勢力で日本を統治した弥生や古墳時代とは、
全く異なる独自の美意識を持ち、
1万5000年以上も平和に、
自然と動物と共に暮らした人たちの足跡を辿りたい。。。
その独自の死生観、宗教観、美の神髄に是非とも迫りたい。。。

文字を持たなかった民族なので、
誰にも詳細は分からない。
けれども、遺跡や発掘品、土器のデザイン、装飾品、
生活の痕跡などで推し量るのみ。。。

文字を持たないのは”文明”とは呼ばない、などと欧米の主だった学者などは言う。
おまけに、総じて文明レベルが低い、などというレッテルを貼るけど、
そうじゃないと私は思う。。。
争いや略奪を繰返す文明の方がよっぽどレベルが低い、と(笑)。
(現代でもニュースでよく見るね。災害時に略奪や暴力に走ったり、とか。。。)
文字をあえて持たずとも、
高い精神性、哲学、理念や文明を持った民族もあった筈。
なんでも自分の時代の物差しのみで推し量るのはどうかとも思う。

以前の記事にも書いたことがあるけれど、
漢文学者の白川静博士の著作によると、
古代に文字というものが生み出された背景には、
権力の社会構造があったとされているそうで、
権力者が広大な領地を領民を統治するために生まれたもの。。。
白川博士の著作には、”文字”はいわば敵方、敵国への呪術のようなもの。
羽生結弦さんの演じた”陰陽師”の中で、
安倍清明のセリフに同じようなのがあったような。。。
そういえば、別冊太陽で白川静特集の巻末に、
漫画の方の”陰陽師”の作者岡野玲子氏との対談があったっけ。。。)

話しは大いに逸れてしまったけれど、
太古に日本列島に暮していた縄文人と私たちが呼ぶ存在が、
どんな風に暮らし、どんな言葉を話し、
どんな風貌で、どんな秩序の中で営々と長い年月を送っていたのか。。。
想像すればするほどに、果てしなく。。。

でも厳しい自然と共存しての暮らしだったわけだし、
近年までですら、日本の厳寒の農村や山間部で、
”姥捨て山”というような民間伝承が残っていたのを思うと、
かなり厳しく非情な掟もあったのでは、と勝手に想像したりしていたけど、

博物館の展示などを観覧する中で、
生まれつき四肢が不自由であっても、
家族や集落で大事に育てて皆で助け合って暮らし、
長く生き延びることが出来ていたという痕跡などを、
発掘された墓での遺体の状態などで推測出来た、とあって。。。

なんと助け合いの心が行き届いていることか、
なんと平和で穏やかな民であったのだろうと感動したのをキッカケに、
ぐいぐいと縄文時代に魅せられていったワタシ。。。

以前の”縄文期の日本人にも触れたけれど、
人口密度が低かったり、食物が広く分布されていたりと、
日本の縄文期はその他の海外の同じ時期の狩猟採集時代と比べると、
明らかに暴力での死亡率は1%だったという。

記事の中で、
(以下抜粋----山陽新聞デジタルより引用--------
岡山大大学院社会文化科学研究科の松本直子教授(認知考古学)、
山口大国際総合科学部の中尾央助教(科学哲学)らの研究グループが、
全国の縄文遺跡で出土した人骨を調べ、暴力による死亡率を分析。欧米などのデータと比べ5分の1以下の「1%台」と算出し、英国の科学雑誌に30日発表した。

-------中略-------
(詳しくは”縄文期の日本人 ”
もしくは、山陽新聞デジタルの記事を参照してください)

松本教授は「縄文期の日本列島は、
狩猟採集できる食糧がまんべんなく分布し、人口密度も低いことから
集団間の摩擦が少なかった」と分析。
さらに「人類が必ずしも暴力的な本能を持ってはいないことも示す。
戦争の原因を人の本能に求める風潮に再考を迫る一歩になる」としている。

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この言葉、深くココロに刻みたい。。。

「人類が必ずしも暴力的な本能を持ってはいないことも示す。
戦争の原因を人の本能に求める風潮に再考を迫る一歩になる」

日本の和の精神は、ここから始まっているのかなあ・・・と。

宗教の原典などで人間は生まれ持って罪深い、とか
人間は欲望や暴力を利己的に優先する性悪説など言われたりしていたけど、
縄文時代の発掘や見直しによって、
人間本来は性善説でも成り立つのだということは本当に大事。。。

縄文時代の後からこの土地を治めた民族、
そしてどの時代でも、
それは世界中の国々も同じ、
現在も尚、一度だって戦争がやむことがない。。。

”戦争”は恐ろしい。。。
でも、それはヒトの本能ではない、と言ってくれている。。。

”戦争”は、
国家やヒトの精神状態が負の極限になったもの。
それが”狂気”というのものであって、
狂気は人間の本能の一つではない、特殊な状態をいうのだと思う。

「日本は戦争をせざるを得ない」
などと言い出すトップが出てこないよう祈るばかり。。。

戦争や権力、貧富の差、そんな暗いもので世界が満ちる前に、
豊かな大地や山や川や海を分かち合いながら、
存分に楽しんでいた民族が”縄文人”だった、と想像する。。。

アレレ、指輪物語のホビット族みたい。。。?

リアル中つ国の話しが現代で継続されているのか、と錯覚しそうですが。。。

一応、日程など掲載されていた記事を抜粋しますね。

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特別展『縄文―1万年の美の鼓動』
会期:2018年7月3日(火)〜9月2日(日)
開館時間:午前9時30分〜午後5時
(毎週金・土曜は午後9時まで、日曜および7月16日(月・祝)は午後6時まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし7月16日[月・祝]、8月13日[月]は開館)、7月17日(火)
会場:東京国立博物館 平成館
観覧料:当日一般1,600円(1,400円)、大学生1,200円(1,000円)、高校生900円(700円)中学生以下無料
・()内は20名以上の団体料金。
・前売券は4月3日(火)〜7月2日(月)まで、東京国立博物館正門チケット売場(窓口、開館日のみ、閉館の30分前まで)、展覧会公式サイト、
各種プレイガイドにて販売。

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是非是非行ってみたい。
ええ、ええ、行きますとも。。。

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by nazunanet | 2018-03-05 00:14 | art、 music,movie,etc | Comments(0)

先日、ネットで見つけた情報サイトの記事。


”史上初!縄文の国宝6件が勢ぞろい 『縄文―1万年の美の鼓動』

報道発表会より見どころをレポート”


展示の詳細なども載っていて、
縄文好きとしてはドキドキワクワク、です。

詳しくは下記リンク、または東京国立博物館HPをご覧ください。
https://spice.eplus.jp/articles/175106

これまで殆ど陽の射さない時代の芸術だったけど、
ここに来て、やっとやっとの、まさかまさかの縄文ブーム!?(喜)

一堂に会する縄文の美を堪能できる機会はそうそう無い。
縄文の火焔型土器の宝庫の新潟の博物館にも行きたかったくらい。。。
楽しみで仕方がないです。。。


縄文は日本固有の日本最古の古代芸術。
その後、圧倒した勢力で日本を統治した弥生や古墳時代とは、
全く異なる独自の美意識を持ち、
1万5000年以上も平和に、
自然と動物と共に暮らした人たちの足跡を辿りたい。。。
その独自の死生観、宗教観、美の神髄に是非とも迫りたい。。。

一応、日程など掲載されていた記事を抜粋しますね。

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特別展『縄文―1万年の美の鼓動』
会期:2018年7月3日(火)〜9月2日(日)
開館時間:午前9時30分〜午後5時
(毎週金・土曜は午後9時まで、日曜および7月16日(月・祝)は午後6時まで)※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日(ただし7月16日[月・祝]、8月13日[月]は開館)、7月17日(火)
会場:東京国立博物館 平成館
観覧料:当日一般1,600円(1,400円)、大学生1,200円(1,000円)、高校生900円(700円)中学生以下無料
・()内は20名以上の団体料金。
・前売券は4月3日(火)〜7月2日(月)まで、東京国立博物館正門チケット売場(窓口、開館日のみ、閉館の30分前まで)、展覧会公式サイト、
各種プレイガイドにて販売。

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by nazunanet | 2018-03-04 22:29 | art、 music,movie,etc | Comments(0)

09. 師走(FRI) 晴れ

竹橋の美術館へ「熊谷守一展」へGO!


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初期からの作品が展示されているので、

晩年のあの画風になっていく過程を見ることができる。

光が後ろから当る、逆光での光のラインが

あの赤い線で表わされていたんだなと分かる。


暗闇の中に浮かび上がった女性の屍「轢死体」の絵。

その後も何度も登場するモチーフ。

目の当りにした人間の死、肉体、魂、魂の容れ物としての肉体。。。


実子の死にも何度も遭遇し、その死を描くことの苦悩。

それらの思いなどが吐露された記述。

その後、晩年に暮らした木造屋の庭で、生き物、雨、猫を写していく守一。

猫をことさら可愛がっていた様子が、絵に現れている。

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初期の作品の綿密な絵から、晩年の赤い線で輪郭を描き、

単純化、まるで記号化されたような絵へと変っていく。

単純化された絵だけど、何度もスケッチを繰り返し、

何度も繰り替えし同じモチーフを描き続ける姿勢。

そのこだわり。

庭を観察し続けての有名な言葉、

「蟻は左の2番目の足から歩き始める」

どれだけ観察しても、それを見つけられるのは至難の技。

水たまりに落ちる雨の雫がはねて王冠をつくる様子を、

(ミルクが滴り落ちて、ミルククラウンが出来るような)

高速度カメラでスローモーションを撮影したような絵を描いている。

単純化された絵だとしても綿密なスケッチを何枚も繰り返したであろう、

その絵からは、雨粒が落ちて跳ねる様子がまざまざと感じられる。

 

海岸線、砂浜、海、動物、蛙、猫、シンプルな輪郭線、

少ない色数の中でも、選び抜かれた色と、

丁寧に塗り重ねられた画面は眺めるだけでも心地よい。


辛い経験や戦争の只中でも病で外へ思うように出かけられなくても、

身近なものを対象に、生き物、いのちの本質を描き続けた守一。


丁寧に描かれた輪郭線が、どこかミッフィーの面影を感じてしまった。。。

PCで簡単にトレースするイラストレーターが多い時代に、

丁寧に丁寧に筆で描くブルーナさん。

印刷する上で、指定した色が正確に表現されるように、

色数と種類を決めて組み合わせながら制作していったブルーナの絵と、

光と影を追い求め、光の輪郭線を描き続けた熊谷守一の絵。

スラスラッと適当に描いたのでは決して出来ないラインと色。

心和むという点で、猫やカエルや蟻などの小さな生き物たちを描いた絵を見ているうちに、

ブルーナさんの絵をちょっと彷佛としてしまった。

 

生前の守一の私物が公開されていた中で、

光を照らすためのランプなどの他に、

ネジや金具や豆電球などが雑多に入った箱もあった。

私の道具箱と全く同じようなものが展示されていて、何か親近感さえ感じてしまった。

 

我が家のベランダの小さな植木鉢の野花や水盤、

そこへやってくる小鳥たちの観察の楽しさを知っているので、

守一がどれほど嬉々として蟻やカエルや猫たちを描いていたかが分かる。。。

自宅アトリエの美術館にも足を運んでみたい。。。

 

美術館の所蔵品展示の会場も見に行く。

つくづくと、日本の洋画の画壇の主流が

海外の有名画家の影響が多大なんだなと。。。

オリジナリティを追求している画家の多くが、

派閥や画壇から抜け出しているのでは、とも思う。

権威あるところから認められてデビューも出来るし、注目も受けるし、

また仕事としても成り立って行くのだろうけど、

芸術家としての制作と、

ビジネス的アート制作は別のところにあるんだろうな、と思ったりも。。。


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”眺めのいい部屋”から皇居の森を臨む。

展示会場を後にして、ギャラリーショップでポストカードを選ぶ。

猫絵のカードはコレクションにしている。

ポストカードはよく使うけど、猫カードは使えない。(笑)



P.S.

東京国立近代美術館。2階に”ミクニ”のカフェがあったけど、早々に営業終了になっていて、

展覧会を廻って喉がカラカラなのに他にドリンクコーナーも無く。。。

冷却水で飲むのも何だか。。。

そこかしこに結構広々としたスペースがあるのになあ。

バチカンの美術館でさえ、気軽に利用できる学食のようなカフェテリアがあったのに、

最近の都内の有名美術館や博物館のカフェは、

色んなニーズに向けて作ればいいのになあ、と思う。

ランチやティータイムを悠々と優雅に過ごせるカフェと、

学生さんや子供連れの家族が気軽に利用できるカフェ。

両方があったら、もっと外国人観光客もやって来れると思う。

東京は外国や地方にくらべると何でも割高傾向にあるし。。。

どこも”ハコもの”は立派だけど、

ゆったり心地よく過すための何かが大いに足りない。。。

”おもてなし”とは何ぞや、などと思いつつ、会場を後にする。(笑)

 

どこかで休憩したいけど、美術館を出たらあまりに殺風景で

憩いの場所があるとは思えない。。。


ふと、毎日新聞社が目に入った。

あのビルに行ってみるべし。

中に入ったことはないけど、思いのほか飲食店が並んでいる。

ファスト系のカフェも幾つかある。

ふと、スタバを覗くと店じまいかと思うほどお客さんがいない。

椅子もソファー席も選び放題。

ウチの近所に3軒~4軒もスタバがあるのに、これまでどこも座れたためしがない。

それなのに。。。ここは穴場なのかも。。。


美術館や博物館を廻って、見た感想などを話しつつ、

ゆっくりくつろげるってイイね。

そんな場所が、”ハコもの”の中にもっとあったらいいのにね。。。


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by nazunanet | 2018-02-13 20:04 | art、 music,movie,etc | Comments(0)

2011年、没後150年歌川国芳の展覧会で国芳ブームに。

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これまでは原宿にある浮世絵の美術館など小さなギャラリーで、

間近に版画がゆったり余裕で観覧できたけど、

大人気の今では大きな美術館で、

版画などの小さな作品を、

押し合いへしあいで観覧するようになってきた。


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豊洲のギャラリーでの国芳の猫絵の展覧会も楽しかった。

猫人形の作家さんの作品も一緒に展示されてたり、

当時購入した図録もお気に入り。


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猫展はギャラリーショップのポストカードに群がってしまう。

様々な展覧会で集めに集めた浮世絵や絵画作品の

猫絵葉書コレクションがいっぱい。。。(喜)



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国芳は着物の上に羽織った綿入れ半纏の懐に、

猫を抱えながら絵を描いていたほどの大の猫好き。

お気に入りは、鼠避けの猫絵と、金魚を狙う猫、

猫飼好五十三疋の図が素晴らしい。

(後日、画像をアップします)


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2015年の6月から9月に、丸の内、三菱一号館美術館での画鬼暁斎展。


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暁斎のエネルギッシュな作品は見ているだけで気持ち良い。

三菱一号館美術館での展示はロケーションもgood。

展示作品の中に春画があって、そこはR18で青少年は見れないコーナーに。

中を覗くと熱気むんむんで熱心に見ているのは殆どがご婦人方。

殿方連中は端に追いやられていたのがおかしかった。



暁斎が毎日つけていた絵日記がなんともいえない味があって。

絵日記、出版されたらいいのになあ、と思う。

絵日記に登場するのは、毎日ひっきりなしにやってくる客人の

手土産など到来物にはハンコを作って押していたり。

そのハンコが可愛いの。

これはギャラリーショップで売っていたハンコのピンズ。


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これを見たら、もう即、買いです。。。


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その2年後には渋谷のBunkamuraミュージアムでも暁斎展。

やっぱり大人気。


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こういう大衆向けの浮世絵は面白い。

お武家好みの大画家の日本画も良いけれど、

日本は古来から庶民の芸術文化が発展していて、

それは世界的に見ても稀有なことだそう。

欧米では芸術は権力者、上流階級のものであって、

中世では庶民の中では芸術、美術は生まれ得なかったのだそうで。。。

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妖怪画も展覧会があると聞くと、こぞって出かけてました。

現代の妖怪画家はもちろん水木しげる氏。

鬼太郎、大好き。

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なんといっても、これまで列挙した画伯の創作の源は、

平安文化が花開いた頃の、

この絵巻物から始まっているはず。。。

鳥獣戯画といい、百鬼夜行絵巻といい、浮世絵といい、

日本の絵画は面白い。



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by nazunanet | 2018-01-30 18:30 | art、 music,movie,etc | Comments(0)

岡本太郎と縄文

2011年の岡本太郎の展覧会。

今、振り返ると、東日本大地震で混乱の真っただ中。

岡本太郎氏のエネルギーが来場者に勇気を与えてくれた気がする。。。


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フランス留学した岡本氏は、その後縄文土器から

インスピレーションを得ていく。

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規格にとどまらす多岐にわたる岡本氏の芸術活動の様子が展示されていて、

言葉の一つ一つがまた芸術だった。

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アヴァンギャルドなポップアートと同じくくりの中へ入れられてる感もあるけど、

ものすごく原点回帰の、ある意味ル・ネッサンス。。。

縄文、そして地母神的な大自然へも。

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こんなフォルムや、表情が岡本太郎氏の作品とリンクする。


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当時、展覧会会場で大人気のガチャガチャでゲットしたもの。

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これをカラフルにしたら、まさにタロウワールド。


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古代の縄文人の火焔型土器の装飾は、何をモチーフに象ったのだろう。

長い長い年月、何万年もの間に

育まれていく生活様式と文化、死生観と美意識。

過酷な自然と対峙したとき、

自分たちを取り巻く環境を安楽なものに変えようとしたのではなく、

困難に耐える心を成長させていった森の人々。。。

生活そのものの中に、美と芸術があり、

それを高らかに、謳い上げる必要など無かったんだと想像する。

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岡本太郎氏が縄文文化を着目し、

世の人々の再確認を促した功績は計り知れないと思う。



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by nazunanet | 2018-01-30 18:29 | art、 music,movie,etc | Comments(0)

若かりし、10代から20代のころ、フランスに憧れた時期があった。

ヘアスタイルもパッツンのボブスタイル。

女子同士では「可愛いー、パリっぽいー」などとウケて喜んでいたのに、

男性の先輩から、

「その髪型にすると、お前、クサマっぽいな」

と言われて、意味が分からずキョトン。

「クサマって何?人?誰?」と聞いても笑って教えてくれない。(笑)


その後、図書館で偶然作品集やエッセイの著書を発見して、

ちょっとショックな私だった。。。(笑)

でも、偉大なるアーティストに似てるんだったら、いいじゃない。(笑)

03. 卯月(MON) 晴れのち雷雨

六本木の国立新美術館の『草間彌生ーわが永遠の魂ー』展へGO!


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人生のすべて、魂の全てを芸術に捧げている偉大なアーティスト。

草間彌生さん。

今、特に特に若い女性のファンが多いんですね。

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この日は晴天で桜が美しくて。

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ビビッドな色使いの美術館前の広場。

すべてが彌生ワールドに。

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水玉、網目、突起物などの独特のモチーフで表現し続けている草間氏。

若い来場客が多く見られて、口々に「可愛い、可愛い!」と大人気。

初期の作品と最新作の作風はかなり違っているけれど、

方や1作品に掛ける膨大な製作時間と、

1日1作品完成というくらいの凄まじいスピードで描き続ける膨大な作品群。

そのエネルギッシュな製作は高齢になった今も変わらずというのがすごい。。。


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最初の展示室は写真撮影可だったので、みんな記念撮影でワイワイ楽しかった。

確か高校生まで入場無料だったので、小さな子供達も展覧会を楽しんでいた。


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野外展示のカボチャは大人気。

カボチャの中に入れると聞いていたのに、

係員が「作品には手を触れないで下さい」とアナウンスしながら監視。(苦笑)


何かアクシデントがあったのか、もう自由に入れなくなってしまったのは残念。

撮影不可の展示の方が多いけれど、

何かのびのびした雰囲気があって楽しい展示だった。

でも本当は作品のテーマ自体は結構重かったり苦しかったりするんだけど、

草間氏自身がそこから解放されることを祈り続けて製作されているような作品なので、

見るものが何か救いのようなものを感じているのかな。。。

 

ミッドタウンの桜を見にいく。


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桜を撮っていたら、小雨を感じてビルの中に。

晴天の霹靂とはこのこと。。。

あっという間に黒い雲がやってきたので帰路に着く。

その後は雷雨になりにけり。

花の嵐。。。


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by nazunanet | 2017-02-03 21:33 | art、 music,movie,etc | Comments(0)
神奈川県立近代美術館の「クエイ兄弟ーファントム・ミュージアム」を観に、葉山へGO!
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「ストリート・オブ・クロコダイル」で一躍世界に知られた双児の映像作家クエイ兄弟。

彼らが製作しているのはストップモーションアニメーションの作品。

日本でいうと、人形アニメ、クレイアニメなど、もっぱらお子様向けの作品が多いけれど、

彼らの作るものは子供向けのものではなく、

一節の詩や、短文、絵、音楽、また、アウトサイダー芸術などからもインスピレーションを受けて制作された独特な表現の世界。

彼らが敬愛するというチェコの芸術家ヤン・シュヴァンクマイエル氏も、

社会主義国だった当時のチェコで集会や発言、活動が制限されていた中で、

人形や人物を交えてのストップモーションアニメーションの作品を制作して世に発信していた。

制限があったからこその表現方法だったとはいえ、直接訴えるよりも深く広く、

本来の人の生きる有り様を観る者に実感、痛感させていたのでは。。。

なので、娯楽というよりも思想、哲学性の高い芸術作品だけど、もちろん、シニカルにも愉快にも笑える娯楽性もあって、

新作が発表されるのがいつも待ち遠しいくらい。

クエイ兄弟の作品は、そんなヤン・シュヴァンクマイエルや東欧の芸術作品の影響を受けたという背景もあるけれど、

彼ら独特の世界観と細部にこだわる映像美に観る者を圧倒する。


館内には、クエイ兄弟が撮影で使用したデコール(撮影セット)が置かれている。

「ストリート・オブ・クロコダイル」の仕立て屋のシーン(冒頭のチケットの写真に使われているもの)。

下は、「ヤン・シュヴァンクマイエルの部屋」のもの。

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小さい写真だと分からないけれど、小さな鏡やガラスのホコリや、

ネジ釘のサビホコリ、文字、人形の造型のこだわりが隅々にまで見てとることができる。

人形の入ったセット=デコールは思いのほか小さなもの。

こんなサイズのものを撮影して作っていたとは思えないくらい。。。

 

鉛筆で描かれた絵画や直筆のタイトル文字など素晴らしくて。

最初はクエイ兄弟はヨーロッパの出自だと思っていたら、アメリカのフィラデルフィア出身というから驚いた。

アメリカにこんな芸術家が存在していたなんて、といったらアメリカに怒られるかな。。。

でも、きっとティーン時代は苦労したんじゃないかと想像もしてみたり。

(作品活動はイングランドに移っていたそうなので、ちょっと納得。)

フィラデルフィア出身といえば、デヴィッド・リンチも思い出す。

あの街の景観や雰囲気が彼らのような芸術家を生み出すのかな。

クエイ兄弟の鉛筆画とリンチの絵画が何処か同じエッセンスを感じたりもするのだ。。。

 

これはクエイ兄弟が来日した際に、この会場でライブ製作したという作品。

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粉末化した牡鹿のムスクが中央のドームガラスの中にあるという。。。

クエイ兄弟の作品に度々登場する牡鹿。

牡鹿のムスク工場の跡に建てられた執事を育成する学校を描いた実写(?)作品、映画「ベンヤメンタ学院」にも、牡鹿のモチーフが沢山。

彼らがの映画をもう一度観返さないといけない、と思った。

昔見たインタヴューで二人は話すときに、「I am・・・」(一人称の私)ではなく、「We ・・・」と話すのを見た。

これほど一心同体の一卵生双児の彼ら自体が芸術作品のようにも感じる。

 

幾つかの映像の上映もあり、クエイ兄弟の作品好きなら必見の展覧会だろうと思う。

でも、展覧会場の殆どの展示物が、

作品上映、または演劇上演時の写真(!)だったりするので、そこはとても残念。。。



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by nazunanet | 2016-09-27 23:00 | art、 music,movie,etc | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


by nazunanet
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