アメリカのキャット・ヘルパーの番組を録画していたのを観る。
ジャクソン・ギャラクシーの猫ヘルパー。
猫が部屋中におしっこするとか、獰猛に爪を立てて引っ掻くとか、
噛むとか悪さをするというお悩みに、
猫ヘルパーのジャクソンが解決に導いてくれるという番組。
ずっと見てるけど、猫(犬などペットは全部)の悪さやおしっこなどの問題行動は
全て飼い主に原因がある。
飼い主が自分や家族の問題でイライラしてたり、不安でいっぱいだったり、
猫やペットの扱いが粗雑だったり粗暴だったり。。。
もう見ていて、そういう問題行動多発の飼い主達にだんだんモヤモヤしてくるので、
ダンナさんなどは「もう見たくない」とまで。(笑)
でも、本当に猫に限らずペットを大事にしてるつもりで実際は大事にしてないんだなあ、と。
気付かないうちの人間の身勝手が如実に暴かれる。。。
自分の反省も含めて考えさせられる。
これまで出会った自分の猫たち、ごめんね、と思ってしまうよね。。。
あと、猫同士の問題行動も、時に人に置き換えられるのかなと思う。
一匹が他の猫をいじめるというか上位に立つようにマウントしたがる行動も。
ちょっとしたことで不安感を覚えた猫に対して、
別の猫が獲物に似たニオイを感じてハンター役になってしまう。
そして、狩るもの、狩られるものという図式が出来上がってしまう。
これって、猫や動物に限らず人間もこういった感じでイジメたりするなあと思った。。。
そう考えると、イジメをする人間というのが
いかに中身が動物的本能のままなのかっていうのが分かる。
イジメという言葉で思うこと。
夏休みが終わって新学期になる頃に、
子供たちのイジメを苦にする自殺が多いというニュースを聞いて本当に痛ましく思う。。。
つらい思いをしている子供たちが、
そういう人と関わらなくてもいいように学校生活を送れたらいいのになと思う。
自宅や別の場所でストレスなく学業に専念出来たらいいのにな、と。。。
私が子供だった頃と今の時代は友人関係や教師との交流も違うだろうし、
イジメも全然違うんだろうと思う。。。
でも、世代を超えても言えることはある。
イジメをする人は動物の本能のまま、まだ人間に成れていない人。。。
暴力や暴言だけでなく、
根も葉も無い噂や悪口、陰口を言う人も、無視する人や傍観している人も同じ。。。
イジメをすることで一目瞭然なのは、
いかに人間としての知性や理性を持ち合わせていないか。
それが誰に対しても丸見えなのに本人達だけが気付いていない。
大人になっても、きっと死ぬまで、
自らそうした傾向や性質に気付くことは殆どないんだろうと思う。。。
またこういうこともあったりする。
子供の頃、さんざんイジメを受けたという人が、
「こんなことをされた」ってしきりに訴えるんだけど、
自分がそうされたという同じやり方で、今度は自分が加害者になっていることに気付かない。
心の痛みを一番知っている筈なのに。。。
自分も気付かないことがいっぱいあると思う。
無意識のうちにしてしまったたくさんのことがあるだろうと思うと怖くなる。。。
色々考えても、そういう心の問題は根が深い。。。
もはや社会問題になっている『イジメ』。
子供の問題じゃない。大人のこと、大人のやり方、言うことを真似て子供も同じようにする。
親と子の関係。親が子供だったときの親との関係、家族、人との関係。。。
行政や教師が『いじめの問題』をどんなに議論してルールやきまりごとを作ったって、
アンケートでどうこうできる問題じゃないんだと思う。
当事者だけのことじゃなく、
すべての人間という生き物の心の問題。
そして、心の深い深いところにあるものだから。。。
一気に春になりつつある。。。
この間まで花の気配さえ無かった辛夷の樹には、
大きな白い花が咲いていたし、
鋪道の植え込みの中に、大好きなカラスエンドウの紫の花が咲いている。
小さな野花好きにはたまらない季節がやってきた。
もっと気温が上がってしまうと、大きな植物が勢力を広げて、
スミレやカラスエンドウやナズナなんていう小さな野花たちは埋もれてしまう。
でも、この季節は一番、小さき花々たちの可憐な姿が眺められるとき。
ほんの僅かな時間しかないけれど、それも季節季節の楽しみの一つ。
買い物帰りに、地域猫の出没エリアに立ち寄ってみたら、
草むらにゆったりとくつろぐ大きな猫の姿を発見。
またしても離れた場所から名前を呼んでみた。(笑)
毛繕いを念入りにしていたけど、こっちを振り返ってくれたので、
猫への好意の挨拶をする。(笑)
ゆっくりまぶたをとじて、ゆっくり目を開く、というやつ。。。
すると、地域猫もゆっくりとまばたきを返してくれた。(喜!)
可愛いーーー!
今回もじーーっと見てくれて、こっちも何度も手を振る。(笑)
こんな風に構っていたりもするけれど、
地域猫にご飯を持っていくことは、まず、ない。。。
というのも、
お世話の方々は既に長年に渡って毎日欠かさず活動されているし、
私が気まぐれに持っていっては、猫もカロリーオーバーになるし、
お世話の方達や、ましてや近隣の住宅に迷惑が掛るので、そういうのは自重している。
そっと物陰から元気な様子を気に掛けているくらいだけど。。。
ネコの方も「時々名前を呼んでくる中でゴハン係じゃないヤツがいる」って
分かっているだろうけど、
ちゃんと挨拶してくれる。ホントにナイスな猫なのだ。。。
久々にまた会えて嬉しかったなあ。
ファン申請 |
||