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5月の辺りから、すでに夏のような陽気で、

6月の梅雨前にはすっかり猛暑。

そして9月も真夏の暑さが続いて、今は10月なのに、

関東や北陸では真夏日の日まで。

衣替えのタイミングが難しいね。。。



はるか上空には冷たい寒気が流れてるけど、

まだまだ暑さは残っている。

今年はついに”ひぐらし”の声が聴けなかった。

これまで夏に当たり前のように聞こえていたセミの色んな鳴き声も、

今年は確かに少なかったかも。

立秋の頃には、すっかり秋の虫の音もしていたし、

路傍の雑草の中に、ねこじゃらしやすすきの姿も多くなって、

自然のサイクルはやはり、すっかり秋の気配。

でもね、まだまだ夏のままの気持ちでいるコたちがいます。


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台風のあと、もう花も終わるだろうと思っていた朝顔が、

幾つも幾つも花芽をつけて、

花を咲かせてくれている。

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そして花が終わると、せっせと種を膨らませてる。

これは毎日遊びにやってくるスズメ達が、

大きな植木鉢の中に置いていってくれた種からの贈り物。。。

スズメプール、毎日満員御礼です。

これから涼しくなるので、”スズメ温泉”に変更になります。

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by nazunanet | 2018-10-08 20:59 | 日々のあれこれ | Comments(0)

粉もの大好き

ごはんも、パンもパスタもうどんも蕎麦も、

お好み焼きも餃子も点心も、みんな大好き。

今日は餃子のあんを一晩寝かせて作ったので、

ジューシー、この上ない。

そしてほぼほぼ完璧な焼き上がり。

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今回はタケノコを具にいれてみたけど、

とても美味美味。

前にレンコンを入れてみたこともあったけど、

レンコンはホクホクしすぎてしまって、ちょっと味がまろやかになりすぎる。

具を細かく刻んだ本場中国式のペースト状の餃子のあんよりも、

大小、細かいのも食感も残る感じのまばらな切り方が美味しく感じる。

タケノコの食感は餃子に強烈にマッチしてて最高においしい。

餃子や点心などの粉ものメニューのときは主食のご飯を控えるけど、

今日はちょっとだけご飯も出してみた。

炭水化物on炭水化物、ですかね。

大阪は粉もの文化。

お好み定食、焼きそば定食があるほどに。

グルテンフリー、炭水化物フリーがもてはやされるけれど、

小麦粉ものは日々の食卓に外せない。。。

パスタストッカーにパスタはいつも常備。

でも、あいにく切らしてるとき、

きしめんうどんがあれば(偶然)、手打ちフェットチーネ的パスタに大変身。

手打ちパスタを作ってると、これはうどんとどう違うんだろうと思う時がある。

イタリアの人だって、

デュラムセモリナ粉ばかりで作ってるわけじゃないみたいだし。

手打ちのパスタは細めのうどんに思えるときあるし、

手作りのラビオリのもちもちの生地は、

まるでワンタンか餃子の皮のよう。

粉もの、うどんもパスタに大変身できる。

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バジルとオリーブオイルとニンニクとトマトがあれば魔法のごとく。。。

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by nazunanet | 2018-10-08 20:42 | キッチン | Comments(0)
手縫い仕事、ちくちくと進めています。

衣服の制作の縫製は主にミシンを考えていたけれど、

木綿糸のミシン糸があまり見つからなくて、

生成色や淡い色ものは、お使いのうちに染めてみたいと思ったりするかなあ、

などと考えているうちに、

かばんと同様に、木綿糸での縫製になり、

そうなると、やっぱり手縫いになってきて。。。

濃い色だったら、ミシンのスパン糸でもいいかな、と思ったけど、

縫い目の感じや、浮き上がらないようにと考えていたら、

やっぱり濃い目の色も手縫いになってしまった。

裏側の縫い代は折り伏せ縫いで縫い込んで、

縫い代が当たらないように、とちくちく仕上げ。

身体の立体的なラインに沿うような型紙を、

試作を繰り返して作りました。

かばんも財布も小物類も、もちろん衣服も

独学我流ですが、

薺nazunaオリジナルな衣服が仕上がりそうです。

日々の暮らしに、

日常の作業や街歩き、旅歩きに、

欠かせない一着になったらいいなと思います。。。

もう少し、もう少し。。。




ミシン縫製のものも手縫い服というところもありますが、

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by nazunanet | 2018-10-07 22:51 | 日々のあれこれ | Comments(0)
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浅草雷門のそばの浅草文化観光センターの7階で開催中の

相馬紳二郎さんのグループ展に行ってきました。

今日は久しぶりの鋭い暑さが戻ってきて、

雷門前の交差点は外国人観光客と、

人力車のおにーさん達でごった返していて、

日差しがジリジリと肌に痛いくらい。


観光センターの7階で開催されている五人の靴職人による展示会。

どの職人さんも個性的で、面白い作品が並んでいる。

7年ごとの開催の五人展は今年で三回目。

前回から七年も経ってるんだなあ。。。


2008年の千葉のアースデイで相馬紳二郎さんの展示を拝見して以来、

ショルダーバッグやベルト、革座布団などをオーダー。

メンズ色が強い相馬さんの靴だけど、

サンダルは男性女性を問わず人気の品。

いつか注文してみたい。

ハイカットシューズも相馬さんならではのデザインと味わいがある。

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ネパールの手すき紙に写真を貼ったカタログ、

旅の相棒を務めてきた風雨にさらされたバッグ、

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仕事道具が無造作に置かれている風情、

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展示スペースの僅かな中にも相馬さんのセンスに溢れている。

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ご自身の靴。

履き込まれてクタクタになった味のあるハイカット。


靴底に廃品タイヤを使うのもオリジナル。

鞄や財布やトタンのチリトリや皿など、

唯一無二の物づくりをされている。


鞄や財布はワタシも同業なのだけど、

クラフト市や展示会へ行っても、

最近は同じようデザインのものに思えてしまって、

使ってみたい、欲しいと思う機会が殆どない私にとって、

相馬さんの作品はどこにもないもの。

ぜひ手にしたいなと思ってしまう。

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初めて作品の展示を見たときから、

誰のマネでもないオリジナルを追及されている

物づくりの姿勢や暮らしかたなど、

とても尊敬している作家さんです。



明日9日までだけど、是非一度見て頂きたいなと思う。。。

浅草文化観光センター7階
03-3842-5501

展示は10時から18時まで。


(今回、連れて帰って来た作品の写真はまた次回載せます。。。)



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by nazunanet | 2018-09-08 21:17 | クラフト | Comments(0)
出雲の野鍛冶「高橋鍛冶屋」さん。

今も昔ながらに火造りの手打ち包丁を作っておられる鍛冶屋さん。

ずいぶん前に、駒場の民藝館の売店で果物ナイフを見たときに、

もう、ガガーーンと一目ぼれで購入。(下右端の果物ナイフ!)
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使っては洗うを繰返しているうちに、

包丁の柄にある金属の輪っかが外れてしまった。

なかなか自分ではもとに戻せなくて、

口金がブラブラと移動してしまい使いづらかった。



先日、高橋鍛冶屋さんのHPを見ていたら、

商品の修理や研ぎは無料で修理してくれるとのことで。。。

早速連絡を取り、修理を依頼。

他店で買った包丁の柄の取り換えもお願いしてみたら、

快くお引き受け下さった。(他店のは有料です)

近所で包丁の修理をやってくれるところがなかなか無い。

あっても、研ぎで2000円からだし、

しかも1か月から2か月ほどお待ち頂きます、と言われてしまい。。。

毎日使っているものだから、一か月~二か月待ちはきつい。

そんなわけで不具合のまま長いこと使っていたという始末。。。

高橋鍛冶屋さんの所在地は島根県出雲。

HPにも書いてあったけど、

同店の品物なら修理や研ぎも送料のみで仕上げて下さるというので、

有り難くお願いすることに。。。

先日早速送らせてもらったら、あっという間に直して返送してくださった。

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上の万能包丁は他店のもの。でも同じ奥出雲の鍛冶屋さんの包丁。

高橋鍛冶屋さんオリジナルの果物ナイフは、

日本民藝館を創設された柳宗悦の指導で制作されたものだそう。

姿も美しくて、切れ味もステンレスや普通のスチールものとは全く違う。

手が小さいので、大きい包丁は重さで切れるけど、

大きい包丁は使っているうちに疲れてくる。

でも、この果物包丁の形状が野菜を切るのに力もいらずに本当に便利。

玉ねぎのみじん切りがサクサクと切れる。

勿論お肉も切れるし、カボチャなどの大物や固いものじゃなければ、

この包丁で全部やってしまっている。

果物ナイフというよりペティナイフとして愛用。



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白木の柄に銅のハカマがはまってるのがお気に入りのポイント。

野鍛冶と称する昔ながらの鍛冶屋さんの手打ちの包丁って感じなのがいい。


修理に送り出したとき、手元に無いのが寂しい気持ちになったけど、

あっという間に戻ってきて本当に嬉しい。。。

またこれからも長く愛用させて頂きます。







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by nazunanet | 2018-08-11 01:14 | キッチン | Comments(0)



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最近、使っているポットはドイツ製の”ヘリオス”のもの。

牧場にあるミルクボトルのようなデザインが可愛くて。

毎日、お茶をいれてのむ。

古道具屋でみつけた銅のやかんでお湯を沸かして、

紅茶や蓮茶、コーヒーなど、

その日の気分で入れて飲むところから一日がスタート。


お湯はポットに入れて保温しておく。

何度も茶器に入れて飲むので、すぐに保温ポットのお湯がなくなる。

その都度、またやかんでお湯を沸かす。

ずっと以前は電気で沸かすポットを使っていたこともあった。

でも、そのうちにカルキなどで内部が白っぽくなってくるのが嫌だったし、

電気ポットで沸かした白湯が美味しくない。。。

かといって、ステンレスのやかんの白湯もあまり美味しいとはいえなかった。

そんなとき、銅のやかんを使い始めてから

白湯を飲んでみたら、これまでと味が全然違うのにビックリ!


水道水をブリタの浄水器でろ過しているので水はどれも同じなのに、

やかんの材質でこんなに味が違うんだ、と。。。

でもね、ステンレスやかんの時は別に何の問題もなく飲んでいたので、

水の違いをものすごくわかるヒトなわけでもなくて。。。

意識的に比べなかったら分からなかったと思う。(笑)

そんなわけで、やっぱり銅やかんで湯を沸かすことに。。。


沸騰したお湯を入れておく保温ポット、

今は割れないステンレス製のがあるけど、

銅にこだわって沸かしてるのに、ステンレスで保温っていうのも。。。

それに、長時間の保温性も断然ガラスの魔法瓶がいいと思う。

以前はアラジンのサーモス魔法瓶がお気に入り。

赤いチェックやレトロなパッケージが大好きで、

母屋のHPでも売っていたりしたほど。

先日、中のゴムパッキンがすり減ってしまって湯漏れしたのを機に、

違うポットも試してみることにした。

それが冒頭に紹介したドイツの”ヘリオス”というメーカーのもの。

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昔のアラジンのポットと比べてみると、

アラジンの方が保温性が高い。

ヘリオスのこのポットのタイプは注ぎ口がついているので、

その分、断熱効果が薄まるのかも。

アラジンは製造会社が実質無くなってしまっているので、

パーツの交換ができないのがもったいない。

対応するゴムパッキンを見つければまた使えるので

まだまだ現役なのでちゃんと取ってある。

早くパッキンを探さなくちゃね。


・・・・って、ヘリオス推しじゃないみたい。。。(笑)

でも、いまだにガラス製の魔法瓶製造は、

やっぱり質実剛健のドイツブランド。

細身の水筒や卓上ポットも色んなデザインのものがいっぱい。

しかも、ステンレス製の同じ大きさのポットに比べたら価格もリーズナブル。

さすがのドイツ製というところで、お気に入り&おすすめのポットです。









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by nazunanet | 2018-07-21 18:30 | キッチン | Comments(0)
袋ものに、山葡萄や革の持ち手を使ったりしているのは、

留め具の山桜と同様に、

使っていくうちに、艶や味わいが出てくる楽しみがあるからです。。。


一般的に山葡萄の素材のものは女性用、

というようなイメージがあるようだけど。。。

でも、本来の山葡萄の籠というのは男性の持ち物なのです。

山仕事で獣道を歩くとき、藪で枝や草木をナタで払う、

蔓を刈る、野草や素材を採集する、

そんなときに使われる背負い籠やナタを入れるケースは、

山葡萄の蔓で編んだもの。

毎日使い込んでいくうちに、男性の手の脂や汗が染み込んでいくことで、

どんどん美しい艶が出てくる。

山葡萄の蔓の籠や持ち手、使用前はかさついたような茶褐色だけど、

そうやって男性の手で使っていくうちに、

ボルドーワインのような深みのあるブドウ色に変わっていく。。。

枯れたような中に生まれ出てくる艶やかな色は、

自然素材ならではの美しさ。

山葡萄の籠や持ち手の袋ものをお持ちの女性陣は、

艶だし用のくるみ油をつけるよりも、

ぜひ、殿方にメンテナンスの為に触って貰うのをお勧めします。

私も愛用している籠など、ダンナさんに「しばらく持ってて」

と時々お願いしたりします。(笑)


それと革製品も同様に、元は男性が主に使用していたアイテム。

ヌメ革などは経年変化の楽しみの多い素材。

山葡萄と同様に、手の脂が革に染み込んでいけばいくほど、

良い艶と味わいが出てきます。


自然素材のものなので、何もしないで放っておくと、

乾燥してちぎれてしまったりします。

使用したら乾いた布で軽く拭いて汚れを落とし、

革はブラシ、山葡萄はブラシまたは棕櫚タワシで軽く磨くのがいいです。

特に革は乾燥させないように、オイルでしっかりケアしていきますと、

長持ちします。

革の持ち手や小物入れや巾着などの革紐の裏側が、

パサパサしてきましたら、水で濡らした布をよおく絞って、

革の裏面をグイグイと拭って磨いてみてください。

裏や側面のコバが整って光ってきたりします。

コバ磨き用の薬剤など使わなくても大丈夫です。

濡れたあとは、しっかり乾燥させて下さい。


紐もグルグル巻いているうちにネジれたクセがついたりしますので、

ひと月に一回か二回、オイル(匂いの少ないもので)を布に塗布して、

よおく磨いて、紐の形を整えてあげてください。



一般的にそういう紐には丸紐が使われていることが多いようなのですが、

薺nazunaで殆ど丸革紐を使わずに、

平たい革紐を使っています。

それには、ちょっとしたこだわりがあるのです。

平たい革紐の裏面のコバが最初はパサパサするのだけど、

使っていくうちに、紐がなんとも言えないくらいにこなれてきて、

使い手のクセのようなものが現れてくるのです。

革紐を使う意義(オーバーかな)は、そこにある、というか。。。

そういう使い込んでいく楽しみ、美しさの出るものを

素材として使いたいと思っているからなのです。


薺nazunaの袋ものに限らず、

何気ない日用品でも、

お気に入りの物を使うことで、

日々の暮らしに楽しみやワクワク感が生まれます。


高価なものでなくとも、何てことのない物でも、

毎日使って、まめに手入れしていくことで、

磨かれ、垢ぬけたように、

時を経た美しさをまとってくれます。

愛着が湧いていくことで、

お使い手の良き相棒になってくれると思います。


Have a enjoy!!






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by nazunanet | 2018-06-30 23:39 | クラフト | Comments(0)
大阪で地震というニュースに、

阪神淡路大震災のことを思い出してドキリとする。

震度6強の地震は各地で被害が。。。

東京も、日本各地も地震が多いこの頃なので、

本当に他人事ではない感じ。

実家も古い日本家屋なので、被害がないか心配。。。

なかなか連絡が取れないのがもどかしい。





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by nazunanet | 2018-06-19 01:51 | 雑記 | Comments(0)

たった一人での謝罪会見

悪質タックルで問題になった日大アメフト部のこと。

ケガをさせた選手が行った謝罪会見。

当時の状況、自分自身の心理状態も、

質疑応答も真摯に全て受け答えして、

行ったファウルはひどいものだけど、

当事者の誰もが逃げ隠れしたい(している)ような状況の中で、

たった一人で堂々と、

なんと立派な青年なんだろうと感銘を受けた。

あんな風に正々堂々と謝罪する勇気と姿勢は、

誰もできるようなことじゃない。。。

正直に語る姿にすがすがしいものさえ感じて、

どうか、彼がアスリートとしてまた復帰できる機会が持てるよう、

将来の道が閉ざされてしまわないように願うばかり。


真面目にやってきたからこそ、

追い詰められて、故意のファウルをやらなくてはいけないとまで、

思いつめたんだろう。。。

高校時代の恩師や、

生徒が話すことさえできないくらいの天上の高さにいる監督に、

彼の純粋さや正直さを良い方向で使ってほしかった。

ピュアな選手たちを大人の汚れた手腕で、

自分たちの思い通りに使わないでほしいと思った。

ずっと試合や練習にさえも出さないと命令して、

承認を与えないで、ずっと無視して、

あるとき、突然承認して認めることで学生らを意のままに操ろうなんて。

指導するのではなく、成長させようという気もなく、

思い通りに動かすための駒として若者や部下を使う人間。

そういうのは、今回のアメフト部だけでなく、

学校、会社、どこの組織にでもいそう。。。

口応えできない上下関係、目下の者からの「尊敬」を、

そんな手段に使ってしまう大人。。。



これまで大学の進路やクラブでの立ち位置、

また今後の卒業後の将来をも託す相手からの、

厳しい指示通りに、

口応えも出来ずにファウルしてしまったことは誰の目にも明らか。

どうか、寛大な措置にしてあげてほしいと思う。。。












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by nazunanet | 2018-05-25 20:58 | 日々のあれこれ | Comments(0)
小さいときから、親によく言われた言葉の一つに、

「この子は髪質が良くない」って。(笑)

変にくねくねのクセがあって、

サラサラのストレートヘアじゃなかったからだと思う。

何気なかったとしてもそんなことを言うもんだから、

子供はコンプレックスに感じないわけがない。(笑)

大人になって振り返ると、なんでそういうことを言ってたのかなと呆れつつ思う。

母はクルクルのクセッ毛で毛量が異様に多いし、

父は猫っ毛で今や髪が。。。(失礼)

・・・なんだかね、親の無意識内の近親憎悪というのか、

自己嫌悪を子供に投影するのかな。

そういう何気ない言葉の中で、

子供というのは色んなコンプレックスを抱えて成長していくんだなと、

今は客観的に思ったりもできるけど。(笑)


そういうのもあり、ずっとショートやボブスタイルにすることが多かった。

大抵、サロンで担当してくれる美容師さんは、

「髪の量が多いので梳(す)いておきますね」と必ず言う。

と有無も言わさず(?)自動的に髪を梳かれる。。。

元々が微妙にクセもあるし、髪質もしっかりしているので、

カットされた当初はいいけれど半月も経てば梳いたところが伸びてくる。

するとクセも目立ってどうにも納まりきらなくなってくる。

そしてまたサロンで切って梳いて貰うことになる。

あるとき思った。

「なんで、髪の量が多いとダメって言うんだろう・・・。」

平安絵巻物や物語には「髪がたっぷりしているのが美人の条件」とあるのに。(笑)

もうこれからは髪を梳きたくない。

髪を梳くと、内側の短くなった毛先が飛び出してくるし、

クセや髪質が余計に目立ってくる気がしてならない。


そう思ってある時からロングに伸ばすことにした。

レイヤーも入れず、梳きもせず、ただまっすぐに伸ばしていると、

「なんでそんなに伸ばしてるの?」と言われることもあった。

ロングヘアにすると何故か女性陣からはちょっと不評で、

男性陣からは割と好評だったのも不思議な感じで。

この男女差はなんなんだろうか。。。(笑)


くせも毛量もあるので、

ロングヘアにしたらどうしようも無くなるんじゃないかと思っていたけど、

意外や意外。。。

不思議と梳いた部分の毛先が全体に揃ってきた辺りから、

どんどんまとまり始めて、悩みだったうねりもパサつきも無くなっていった。

クセのある髪質だった私はこれまで誰にも

(勿論親にも)褒められたこともないのに、

綺麗な髪ですね、と知らない人から褒められることもあった。(過去ね。。。)


昔、コンプレックスのあった頃は月1~2で美容院に通っていたのに、

綺麗な髪だなんて言われたことは一度もない。。。

まあ、ヘアスタイルや染めた髪色を褒められることはあっても、

逆に、髪の傷みを指摘されることの方が殆どだったかも。



伸ばしていた時期、もちろん放ったらかしにしていたワケじゃない。

サロンでプロに手入れしてもらわない分、自分で手入れをしようと。。。

サロン通いやヘアパック代の代わりに、

髪の手入れ用にとつげの櫛を買った。



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上野不忍池そばのつげ櫛の老舗「十三や」で買った粗目の櫛。

他のどんな櫛やブラシで梳くよりも、

これで髪をとくと本当に気持ちが良くて艶が出る気がする。

他に髪のためには特に何もしていない。

リンスもトリートメントもパックもしない。

シャンプーで洗うだけ。

無駄に薬剤を頭皮や髪に付着させない、シンプルに洗うのが大事、と。

勿論シャンプー後はちゃんと完全に髪を乾かして、

櫛でといてから寝る。

これが一番大事だったりする。



髪をコンプレックスに感じていたのは今は遠い遠い昔のように思う。

思春期から若い頃は他にも沢山コンプレックスはあったけど、

年を経るにつれて、

そんな一切合切など何も気にすることなどなくなっていくんだな。。。(笑)

髪は心の状態も表しているような気もする。

気持ちが乱れていると、髪がバサバサにまとまらなかったり。

ゆっくり櫛でとかす髪をいたわる時間を持つと、

オイルなどをつけなくてもまとまってくる気がする。


ヘアコンプレックス全盛期は、

パーマ、ヘアカラー、デザインカットしたりと、

ケアをしていたつもりが徹底的に髪をいじって傷めつけていたんだなあ。

かつては、親からもヘアデザイナーからも(笑)、

さんざんに言われた髪だけど、

大事にしてあげることが出来て良かったなと思う。

ロングヘアにして10数年、そういうのを一切やめたら、

あんなにくねくねのパサパサだったのが、

スルリとした普通の髪になったんだもの。。。

一つちょいと残念に思うのは、

もっと若い頃に気づいてたら良かったのになあ、と。。。

今や長い髪に白髪もちらほらと出つつある。。。

完全な黒髪ロングのしっとりヘアを堪能できたのは、

人生の中の少しの期間だったけど、

まあ、良しとしよう。。。


白髪がどんどん目立ってきても染めたくないなあ、と今は思う。。。

手入れを怠らずに、まとめたり、人に不快感を与えないように気をつければ。

白髪染めはに頭皮や髪に良くないし、

何より身体に、特に肝臓に負担をかけるそうなので。

街で白髪まじりのエレガントな先輩女性らを見かけると、

私もいつか、とちょっとワクワクする気持ちもある。

特にロングヘアの方を見かけると、ちょっと嬉しくなる。

年齢が上がるにつれて、ショートカットの方が多くなる。

ロングヘアで毛染めされないでお洒落を楽しんでおられる先輩方は、

恰好いいですね。


「会社にいると染めないでいるのは無理。ロングも無理」と友人が言う。

ロングヘアも、白髪を染めないでいることも、

同性からも異性からも許されない風潮があるんだとか。

そういう選択もお洒落も自由に出来ればいいのにね。。。


追伸:
先日、義母が生前一度も使わずに箪笥に仕舞ってあったというつげ櫛を頂いた。

随分昔にお土産で頂いたものだろうという櫛は、

こまかな歯が見事な手仕事のつげ櫛。

長年仕舞ったあったので少し材が乾いていたけど、

持ち帰ってオイルで磨いたら綺麗な櫛に生まれ変わった。

粗目の櫛は持っていたけど、細かな歯の櫛を上野の十三やに買いにいったら、

大人気で何か月も待ちが入ってるとかで買えなかった。

残念に思っていたので、とても嬉しく使わせて頂くことに。

大事にしようと思う。。。






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by nazunanet | 2018-05-25 18:10 | 日々のあれこれ | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


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