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生成りのカンタ

ひざ掛けサイズの布で始めたカンタ刺繍。

日々の用事や作業や他の興味に時間を取られていると、

完成するのはいつなのか、というくらいまだまだ未完成。


音楽を聴きながら、ラジオを聞きながら、

何かをしながら、ちょっとした時間に

気軽に進められるのもカンタ刺繍のいいところ。

他の刺繍やこぎん刺しは目を数えたり、糸足をそろえたり、

集中力が大事だけど。。。

カンタは望月先生のおっしゃってたように、

どこか自由で縛りがなくて、

心のままに好きなように刺していける。。。

そういう気軽さと出来上がっていく布の心地よさ、

何より、細かな縫い目で作り上げる紋様の見事さに心惹かれて。


けれども、ワークショップで先生がおっしゃってたように、

一日5分でもいいから、

ちょっとずつでも針糸を進めないことには、

全く完成が見えてこない。(笑)


キルトを作るのは、初めてじゃない。

随分昔、細かなパーツをはぎ合わせて作るパッチワークキルトの

ベッドカバーを仕上げたときも、

全部手縫いで作ったのでかなり時間がかかった。

綿や裏布を当てるのも、

部屋いっぱいのスペースを使うので結構大変なものだなとも思った。


でも、そんな風に手縫いで作ったキルトは本当に柔らかで、

肌に掛けると、ほんわかと暖かいキモチになる。

ミシンで密に縫うと、どうしても肌に当たる部分が固く感じてしまう。

なので、こうした肌掛けのものも、

やっぱり手縫いが一番だなと思ったりする。。。


カンタ刺繍で使う糸も、

撚りの殆ど掛かってない木綿の糸で縫っている。

オーガニックの手織りのインドコットンに、

甘撚りの木綿の糸で縫い目の紋様を作っていく。

今夜は少しでも進めてみよう、

毎日、ほんの数分だけでも、

針糸を進める習慣をつければいいのだし。


余談ですが、

子供の頃からずっと、

薺nazunaを始めるまでは、

爪がふにゃふにゃと柔らかくて、

すぐに折れたり割れたりする方だったのに、

手縫いや手彫りをするうちに、

爪がしっかりしてきて、割れたりすることは殆ど無くなった。

たぶん、指先を良く使ったり、力を入れたりすることで、

血行が良くなって爪が丈夫になったのかも。。。

その分、手指の皮も厚くなったような。(笑)










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by nazunanet | 2018-01-09 18:16 | 日々のあれこれ | Comments(0)
アイテムを制作していないときも、

何かしら縫っている。。。


台所で使うものだったり、

リビングで使うものだったり、

お気に入りのリネンで仕立てるシャツだったり。。。

もっともっと、自家用で作って使いたいものがあるけれど、

なかなか手が回らずに、

そのままになっているものもある。(笑)


子供の頃から編み物、縫物、料理をするのが大好きだった。

といっても、外で近所の男の子たちとボール遊びや、

遠くの町まで自転車で思いっきり走り回っていたヤンチャな子供だった。

男の子と間違われるのもしょっちゅうで、

親もあきれるほどに。。。


でも、その頃から手芸や料理、絵を描くのが大好きで。

外で遊んでないときは、何かしら作っていた覚えがある。。。


なので、今も何かしら手を動かしていると楽しくてたまらない。

どこか行ったり、何かを特別しなくても、それだけで楽しい。

落ち込んでいるときなども、思い立ってやってみると、

自然と心癒される気がする。


確かに、針仕事は集中するので、気分転換や癒しになると思う。。。

音楽を聞いたり、映画を見るのもいいけれど、

そういうのは受動的なものなので、

本当は自ら動くことものの方が、ストレス軽減に良いのかも。。。


音楽を聴くだけよりは、自分で演奏したり歌ったり。

映画やテレビを見るだけよりは、

自分で絵を描いたり、詩や小説を朗読したり。


以前、そんな話しをご年配のご夫婦にしていたら、

その後、すぐに歌のレッスンに通い始めましたと言っていました。

気分転換やストレスには、大きい声を腹から出すのは最適だとのこと。


私も歌うのは好きだけど、

糸と針を使うのは、薺nazunaの制作に欠かせないし、

また毎日簡単に進められるので、こっちの方が手放せない。。。

でも、つい、ぼーっと考え事をしながらしてると失敗ばかり。

なので、要注意(苦笑)


時間の空いたときに、

生成の木綿布に、生成の糸の「白のカンタ刺繍」をずっと続けている。

ひざ掛けサイズの木綿と極薄のリネンを重ねた布に、

ひたすら木綿糸で地刺しするカンタのキルト。


以前、ワークショップで望月さんが、

撚りの強い糸よりも、甘撚りの糸がいい、

とおっしゃってた訳が分かった気がする。

柔らかな布、柔らかな糸、細かく刺していくニードルワーク。

ふんわりするのが肌に心地よいから。。。


時間の空いたときだけ進めているので、

まだまだ完成しそうもないけれど、

出来上がりがどんな風になっていくのか、

それも楽しみな「白のカンタ」。。。







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by nazunanet | 2017-11-21 21:23 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)

藍と黒のカンタ

黒に限りなく近くなるまで染められた藍染の布。

白糸ではなく、木綿の黒糸で施したカンタ刺繍。

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東北の刺し子も、

藍染に黒や藍の糸で刺してある男刺しの、

奥ゆかしい、というか、シャイな糸仕事が好きというのもあって。。。

また、カンタ刺繍の細い糸でびっしりと刺す地刺しが、

テクスチャーの面白さに魅了されているというのもあります。

画像では地刺しが見えにくいけれど、

細かに刺した糸のうねる様子と手触りの対比として、

ツルツルとなめらかな手触りの亮布を

内布やアクセントのパイピングに配しました。

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貴州省の少数民族の手織りする藍染布を卵白などを塗布し、

砧でたたき続けることで布とは思えないほどの輝きと滑らかさと、

和紙のような薄さと軽さに変化した木綿の布。

同じ木綿ながら、戦前の日本で手織りされた生成木綿を内布に合わせました。

木綿の繊維が今のものにはないほどに、

ふっくら、ふんわりした手触りのものです。

細かな地刺しを施した部分を亮布に合わせて、

ここでもテクスチャーの対比を遊んでみたり。。。


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桜材を手彫りした留め具とビンテージビーズの玉。

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30数年もの間、乾燥させた山桜。

手彫りしたあとに数工程の磨きを経て、

赤味がかった木肌と木目は、お使いのうちにどんどん艶が増していきます。

ちくちく縫いのニードルワークと、

先人の匠な手仕事の詰まった古布の味わいを楽しんで頂ければと思います。



長くご愛用頂きたいので、

薺nazunaの製品は、ご購入後のメンテナンスなども承っております。

いつでも、ご遠慮なくご相談ください。







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by nazunanet | 2017-08-27 01:20 | 小物入れ | Comments(0)

ニードルワーク

今日も布に糸を刺す。


刺繍や刺し子など糸で装飾する技法はこれまでも様々に見てきたのに、


インドのアンティークのキルトのカンタ刺繍の布を見て以来、


あの繊細な地刺しに魅了されている。


繊細でいながら、素朴で、自由と楽しさに溢れている。


アメリカンキルト、アーミッシュキルト、ハワイアンキルト、南仏のキルト、


そして日本の刺し子。。。


そのどれとも全く違うカンタ刺繍、


そしてカンタ独特の地刺し。


特に針目が細かいのものなどは、間近で見ないと、


時にはルーぺで覗かないと糸が見えないくらいの細い糸で縫われていた。


ベッドカバーサイズほどの大きな布全て、そんな細かな針目で覆っている。

 

そんな糸のつくり出す繊細な畝に魅了されてしまっているのは、


刺繍という装飾ではなく、


布のテクスチャーとしての面白さを感じているのかもしれない。


自分も古布にひたすら細い糸で畝を作っている。


カンタ刺繍、カンタ刺しとは違うもの。



布に糸で表情を作ること。。。


そんなニードルワークを始めて、毎日ちくちく。。。


おしなものとして、お披露目出来たらと思います。


完成まで、もう少し。


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by nazunanet | 2017-08-01 18:11 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)
カンタのキルトを制作中。

インドカディは心地良い。

サラサラとした肌触りなのは、暑い気候の土地で栽培された木綿だから。

肌掛けやひざ掛けにぴったりなカンタのキルト。

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極細の糸を刺し重ねていくのが面白い。




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by nazunanet | 2017-07-07 23:20 | 布のこと | Comments(0)
藍木綿にカンタ刺繍していると、

普通の刺繍糸ではやはりグロス感が邪魔になるし、

かといって、ガス糸では少し物足りない。

縒りのない刺し子糸なら良いけれど、

太めの縒り糸の刺し子糸ではザクザク感が出すぎてしまう。

藍木綿にカンタ刺繍しては、何度も解き、

地縫いも解き、試行錯誤の真っ最中。

藍木綿には何が合うのか、目下見当中。。。



生成の手紡ぎ手織りのインドカディで作るカンタのキルトには、

ガス糸や刺し子の生成糸がよく合う。

藍染めも好きだけど、

その一方で、生成りや白い布にも強く惹かれる。

麻や苧麻、木綿の白の美しさ。

染めず、精錬しない自然のままの生成布の心地よさ。。。


一般的に白系のウェアやバッグは汚れるからと、

避ける傾向にあるというけれど、

以前、和ものコーディネーターの方が

ご自身の著書の出版記念パーティのために誂えたという

純白の訪問着を見せて頂いたことがある。

純白の着物は結婚式の花嫁しか着ないくらいのもの。

まさに主役しか着用できない色の着物をあえて作られたことになる。

一度しか着ないであろう晴れ着に、贅を凝らして。

潔く、粋なお洒落だなと感嘆したのを覚えてる。


麻や絹の白の、ほのかな光沢が美しい。

そんな布にニードルワークを重ねてみたい気持ちがふつふつと。



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by nazunanet | 2017-07-07 16:39 | 布のこと | Comments(0)
藍木綿の古布を二枚重ねて、カンタ刺繍してみる。

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円を糸で描いたあと、一刺しずつ糸を刺していく。

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ぐるりぐるりと、糸で刺しながら回っていく。。。
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これは裏から見たところ。



どんな風に、出来上がっていくのか、

まだ始まったばかりなので、どうなるのかはまだ分からない。

頭の中にあるものをカタチにするというよりも、

刺していく手や、次はここに刺したいという気分のようなものが、

カタチを作ってくれているような。。。


出来上がりをひたすら目指すというよりも、

一針一針が楽しみでもある。




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by nazunanet | 2017-07-02 17:47 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)
ミュージアムで見たアンティークのカンタの地刺しは、

生地の織り糸と同じくらいの細い糸だった。


それを思い出しながら、

刺し子糸の柔らかな細い糸を一本取りで地刺しする。


刺繍よりも、地刺しが好きだ。

庄内刺しや男刺しの地刺しも、

畝(うね)の紋様が、勇壮に波打って美しい。

インドの細かなカンタも畝が出ていたけど、

そこまでの波打つ畝ではなかった。


生地の色と同系色の控えめで繊細な地刺し。

織りなのか刺繍なのか分からないほどの細かさに惹かれもした。


一本取りの細い細い糸。

それでも、織り糸の細さには届かないけど、

初めてのカンタのキルト。

毎日、少しずつ糸を刺す。
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生成の木綿で作るカンタ刺繍のキルト。

どんどん糸を刺していく。

布を糸で覆っていく。

それが無性に楽しくて。。。


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by nazunanet | 2017-06-27 00:27 | 布のこと | Comments(0)

カンタの刺繍をもっと知りたい、と思ってネットで検索してみたら、

なぜか全く違うものがカンタと称してたくさん出回っている。。。


あんなにまっすぐ、ザクザク太い糸で縫ったものは、

カンタ刺繍じゃないのになあ。。。

ラリーキルトというものだそうだけど、

それは、カンタ刺繍とは別のものだと思う。


本物が見たい方は、

自由が丘の岩立フォークテキスタイルミュージアムへ。

ぜひ、ぜひ。

http://iwatate-hiroko.com/current_exhibition/current_exhibition.html



カンタの白刺繍で使う糸は、

望月さんがワークショップの時に、

艶のない刺繍糸を使っているとおっしゃっていた。

あとは、意外にもガス糸もいいんだそう。

確かに、

使い古したシーツで試したカンタ刺繍、

ありものの刺繍糸でやっていたら、

ギラギラしたグリッター感が、

やはりカンタには似合わないような気もする。

不本意ではあっても、

とにかく完成させることに専念。

何度も何度も作るうちにわかってくることがあるから。




インドの手紡ぎ手織りの木綿布=カディ。

バッグの内布にと手に入れたけど、

どうしても織りムラが目立つので自家用の何かに転用することに。

薄手のリネンガーゼのはぎれがあったので、

それを重ねてカンタの白刺繍同時にすることに。

白い糸で生成りの布に刺していく白のカンタ刺繍。

真ん中に円を描いて、

太陽や蓮を表すモチーフを糸で刺繍するのが伝統らしい。

モチーフの図案はなしで、刺繍枠も使わないという。

でも、やっているうちに糸をしごいたつもりでも、

少しずつ布が引っ張られてしまう。

でも、とにかく糸を刺していく。

どんどん思わぬ文様が生まれていくのが楽しくて。







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by nazunanet | 2017-06-21 15:27 | 布のこと | Comments(0)

カンタ刺繍

カンタ刺繍を初めてから、

毎日ちょっとずつ、ほんの少しずつでも

針を刺している。

カンタ刺繍といっても、まだまだ門口に立ったばかり。

ただ眺めているのに過ぎないほどの。


そして、やっているうちに分からないことがどんどん出てくる。

私の「分からない」は、

まだまだ「とにかくやってみないと」の現れなので、

もっと針を糸を布に刺していかないと、と思ってもいる。


カンタを刺しているうちに、

「ふつうの刺繍になってしまっているのかも」

とも思う。

図案も刺繍枠も使わないで刺すカンタ。

刺繍ではないけど、自分のやっているのは刺繍とどう違うのか、

だんだん分からなくなってくる。


きっと、数を刺すうちに、何か見えてくるはず。

頭ではわかっても、手が分かるまで。



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by nazunanet | 2017-06-16 20:27 | 布のこと | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


by nazunanet
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