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謎の古道具 木製の台

前回書いていたのがこの木製の台。

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全体に飴色になって、表面の艶感が木製じゃないみたいに思えるほど。
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たぶん、大昔のまな板だろうと推測している。

博物館などで江戸時代や明治頃のまな板には、

このような下駄のような足台がついていたのを見たことがある。

路上や浜、港や船上で使われていたものだとしたら納得。

使っているうちに真ん中から割れて、

それを重ねて継ぎ足して、

そして再び気の遠くなるほど使われていたもののよう。

麻布十番の骨董屋さんの漆喰の壁に掛かっていたのを一目惚れ。


自宅で油皿やひょうそく、インク壷などを飾ったりするのに使っていた。

最近は物が増えて手狭になり、文机の下に収納したままに。

木彫のときの作業台にも良さそうで使ってみたけど、

刃物で傷をつけたくないので、どうしようか検討中。。。

それくらいお気に入り。


古いものはいい。

年月が素晴らしい表情を生み出してくれる。

どんなにしても意図して作れない美しさがある。










by nazunanet | 2020-08-26 18:16 | 日々のあれこれ | Comments(0)
200年前にヨーロッパで作られ、

アフリカ諸国との交易で使われていた数々のガラスビーズ。

薺nazunaの小物入れや袋もの、

装身具にも使ってきたアンティークのビーズ。

色が褪せていたり、粒も不揃いだったり、

穴の位置も一粒一粒違っているせいで、

連にして繋いだときに、ラインがガタガタしているところもある。

現代に作られているビーズは色も鮮やかでカタチも均一で、

連にしたときのラインも真っすぐ。

でも、やっぱり心惹かれるのは、アンティークの不揃いビーズ。

小さなケシの種ほどのビーズは髪の毛さえも通らないほどの細かさだったり。

そんな小さな小さなビーズは極細のワイヤーだったら通るけど、

でも、ワイヤーの硬さや張り感が、アンティークのビーズに不似合いなことも。

そういうときは、強靭な人工シニュー糸を最も細く裂いて、

一つ一つ通していく。。。

交易ビーズがカラフルなものが多いのは、

今も変わらずアフリカ諸国の人々が多様な色を好んだため。

交易ビーズの色の取り合わせが美しく、また可愛くて。


先日、ビーズコレクターのギリシャ人のバイヤーから、

珍しいオパール色のビーズを送って貰った。

虹色に輝く乳白色のビーズ。

そんなビーズをふんだんに使ったネックレスやブレスレットは、

アフリカの人々の肌の色にどんなに美しく映えただろうか。。。

古いものや古代のものは、少し欠けていたり、歪んでいたとしても、

遠い昔の、歴史へのロマンを感じます。

物の背景にある物語に心惹かれてしまいます。

希少なビーズを組み合わせて、

また何か心躍るものや心和むものが作れたらと思います。






by nazunanet | 2020-08-09 15:40 | 身につけるもの | Comments(0)

紀元前の水晶ビーズ

紀元前ローマ時代に作られた水晶のビーズ。

完全なクリアではないけれど、

この石の原石を手にして、手作業でカタチを彫り出し、

孔を通していく作業はどれほど手間のいったことだろう。

今では大量の天然石ビーズが巷に溢れているけれど、

これはたった一つの大切な石。

紀元前の水晶ビーズ_d0221430_10443721.jpg


夜空のように深い藍色のローマンガラスのビーズや、

艶やかな赤いカーネリアンも、

それらは不揃いだったり、少し欠けていたりするけれど、

全て手仕事で作られたビーズは、

孔が極々細く、細い糸すら通らないものもある。

繊細なガラスビーズに金属ワイヤーの糸では、

強すぎて、張りが出すぎて。。。

しなやかな動きのあるようにするために、

細いシニュー糸に一粒ずつ古代ビーズを通して組み上げていく。

金具は18金のクラスプを。。。


古代水晶もカーネリアンも、

現代のもののような均一さや鮮やかさはないかもしれないけれど、

古いもの(ことに、手を掛けられ大事にされてきたもの)だけが持つ、

特別な輝きを放っている。。。

そして、日々身に着けて、

大事に扱う手”が加わることで、

更に特別なものになっていく。


そんな装身具が出来上がって、ちょっと嬉しくなった。。。

















by nazunanet | 2020-07-06 16:29 | 身につけるもの | Comments(0)
およそ40年前に再版された豪華本。

「木を植えた男」で知られるジャン・ジオノが謎多き画家

チャールズ・フレデリック・ブランの話しを描いた本。

これはイタリアの手漉き紙を使ったもの。

図版はあとから印刷されたものを貼りつけてあるという仕様。

ジャン・ジオノの死後1973年に刊行された初版のものに比べたら、

チャールズ・フレデリック・ブランの愛らしい絵画図版の上に保護紙がないので、

幾らか簡易な作りというものなんだと思う。

チャールズ・フレデリック・ブランの絵。

こんな本を手にできるなんて、嬉しい限り。。。

フランコ・マリア・リッチ出版の豪華本「脱走者」_d0221430_17224226.jpg

フランコ・マリア・リッチ出版の豪華本「脱走者」_d0221430_18411765.jpg

紙をめくる指が嬉しくなるような心地の良い紙。

手の脂がついてしまいそうなので、

写真用の白手袋をはめてから手に取るようにしている。

豪華本の出版で有名なFranco Maria Ricciによるもので、

印刷された文字だけを眺めるだけで惚れ惚れしてしまう。

書体の美しさ。

文字そのものが絵画のような。


どんなにデジタル化が進んでも、

紙に印刷された本の楽しみ、美しさは永遠に残っていくべきものと思う。



by nazunanet | 2020-03-13 19:00 | art、 music,movie,etc | Comments(0)
我が家は緑茶は最近とんと飲まなくなってしまった。

数年前から、どんなに美味しい緑茶を頂いたりして飲んでも、

なんだか、お腹がキューっときて、エライことになってしまう。

普段は紅茶をミルクティーにして飲んだり、

珈琲を飲んでいるけれど、

緑茶のシーンに登場するのは、そういうわけで大抵、蓮茶を飲んでいる。


蓮茶はベトナムのお茶だけど、

色んなポットで入れてみて、一番美味しく感じたのは、

中国茶器の小さな茶壷でいれたもの。

お茶を飲む道具 アンティークを普段使いに_d0221430_21381595.jpg



これは雑貨屋さんで台湾茶房のものを販売されているところから購入。

宜興紫砂の急須。(と言っていたと思う。。。)


この小さくて繊細なつくりで陶器というのは、

日本の焼き物の土とは全然違うんだろうなあと思う。

これでお茶を入れて飲むと、本当に美味しい!

丹波焼きや京焼、美濃焼、常滑、益子、磁器製などなど、

あとはホーローポット、ガラスポット、

色々な素材、土の違う陶器のポットで入れてみたけど、

やっぱり蓮茶や中国茶は、中国茶器で入れるのが本当に美味しい。

はあ~~~っと、深いところから心地よい感じが身体中にしみてくる感じ、

といったらいいのかな。

お茶を飲む、ちゃんと急須やポットで入れたお茶を飲む習慣というのは、

サプリや健康食品を採るのに匹敵というか、

もしかしたら、それ以上かも、と自分では思っている。

この一杯、まずお茶を淹れて飲む、嗚呼この幸福よ、という感じ。(笑)



まず、銅のやかんでお湯を沸かすのが日課。

銅で沸かした白湯が美味しいので、きっとお茶も美味しくなっているはず。

お茶を飲む道具 アンティークを普段使いに_d0221430_21430691.jpg



中国茶は中国茶器がいいなんて言っておきながら、

小さい茶壷(ちゃこ)が二つあるくらい。(笑)

雑貨屋さんで購入した台湾茶房の小さなもの。


お茶を飲む道具 アンティークを普段使いに_d0221430_21424924.jpg

通常茶器はセットでよく売られているけど、全揃いを置く場所も困るし、

そうでなくても、カップやマグ、湯呑類が集まってしまって困る。。。

お茶を飲む道具 アンティークを普段使いに_d0221430_17043840.jpg

茶盆は祖父母が使っていた松の木のくりぬき盆を毎日使っている。

急須を受けるのは、19世紀アメリカで使われていたピューターの粥入れ。



お茶を飲む道具 アンティークを普段使いに_d0221430_17211354.jpg


nazuna_antiqueでも以前、ピューター皿などを扱っていて、

ヨーロッパではコレクターがいるほどの大人気だけど、

日本ではなかなか興味を持つ人も少なくて。

オランダ製の中世のピュータースプーンを見つけたときなどは感激して、

絶対、人気が出る、と思ったら、あまり反応がなくて。(苦笑)

一つ二つ、我が家で使うことにしたもの。


急須から茶こしで注いでおく茶海もないので、

煎茶用の小さい急須を片口代わりに。

茶こしはいつも竹で編んだものを使っているけど、

蓮茶には銅製の茶こしの方が香りが生かされる感じがして、

インドのアンティークの銅のティーストレイナーを使っている。

湯呑は小ぶりのアンティークの蕎麦猪口と江戸時代の煎茶器。

どちらも随分前に見つけたもの。

お茶を飲む道具 アンティークを普段使いに_d0221430_21384569.jpg

少しヒビが入って商品には出来ないのを我が家で使っている感じ。

こういう、一つずつお気に入りのものを使うのが好き。




お茶を飲む道具 アンティークを普段使いに_d0221430_17213154.jpg
ピューター製の食器は、ヨーロッパでは本当に根強い人気がある。

鈍い輝きのピューター皿や食器、スプーン、

ワタシもダンナさんもすっかりその魅力にはまってしまった方。

もっともっと普段使いにしようと思う。

こういうお皿に、前菜やおつまみを載せて、グリーンや食用花で飾ると素敵だし。

クラッカーやブリ―と、生クリームを添えたキャビアのオードブルなんて最高。。。


かつては欧米で貴族や上流階級、富裕層の銀食器に対して、

庶民のピューター食器という感じのものだった。

日本に馴染みのないピューターだけど、

その佇まいは侘びさびの美学を持つ日本人にはきっとぐっと来るはず。

アンティークは飾るよりも、どんどん使って日常を楽しみたい。

また海外のコレクターから譲って貰えたら、

nazuna_antiqueで扱おうと思っている。。。

by nazunanet | 2020-02-13 18:04 | 日々のあれこれ | Comments(0)
薺nazuna のHPも更新しました。

おしなものに新しいアイテムをアップしました。

nazuna_antiqueもopenしています。



寒い季節、夜が長くなると恋しくなります。。。

小さな灯りの豆ランプ。。。




冬の夜長に恋しくなるのは。。。_d0221430_22384127.jpg



緑がかって、気泡がプチプチと入っている昔ガラスの豆ランプ。

長いことかけて、少しずつ集めてきた豆ランプを、

金具やオイルタンクを丁寧に磨いて、整えて、

薺nazunaのHPの"nazuna_antique"のページで販売しています。


冬の夜長に恋しくなるのは。。。_d0221430_22391755.jpg

こうした古いものは、もう時代の変化と共にどんどん無くなっていく一方です。

豆ランプは電気が家庭に届くまでの時期に、

重宝されていた小さな灯りです。

電気が各家庭にすみずみにまで行き渡るようになって、

消えていった暮らしの道具の一つです。


そんな何気ない、ささやかなものだけれど、

部屋の照明を消して、この豆ランプの灯りをつけて過ごしていると、

なんと夜は真っ暗で、静かで、そして暖かなんだろう、、、と、

心の中が満たされていく感じがするのです。


冬の夜長に恋しくなるのは。。。_d0221430_22395522.jpg




特に、こういう昔ガラスのものは、もう殆ど見かけなくなってしまいました。


時には、テレビやPCやスマホや音楽を消して、

小さな小さな灯りの中で、”夜”の暗さを楽しんでみませんか?







by nazunanet | 2019-12-19 22:56 | おしらせ | Comments(0)
珈琲以外にも使っているケメックス。

CHEMEX ケメックス お茶も紅茶にも、勿論コーヒーにも_d0221430_18040506.jpg

この夏は蓮茶を抽出するのにも使っている。

(いつもは台湾茶器でちょっとずつ淹れて飲むんだけど、

 暑いから冷ましてゴクゴク飲めるように。。。)

サーバーとフィルター(紙を載せて使います)が一体になった

ガラスのコーヒーメーカー。

初めて見たとき、なんて、簡素で美しいのだろうと目が釘付けになって。。。

昔、原宿同潤会アパートに”ファーマーズテーブル”があった頃、

棚に置かれてあったケメックスに心を鷲掴みにされて。

アルバイトでお金を貯めて、心急く思いで買いに行ったっけ。。。

長年愛用していたけど、あるとき不注意で割ってしまい、

また新しいのを買わなくちゃと思っていた頃、

ダンナさんがアメリカのコレクターから

オールドケメックスを譲って貰えることになったと。

それで手に入れたのがこれだった。

CHEMEX ケメックス お茶も紅茶にも、勿論コーヒーにも_d0221430_18040506.jpg

CHEMEX ケメックス お茶も紅茶にも、勿論コーヒーにも_d0221430_18042628.jpg

現行のものとちょっと違う、注ぎ口の溝部分のエッジが鋭いというか、

ほんのちょっとの違いなんだけど、

すっかりオールドケメックスに一目惚れ。。。


サイズ違いが幾つかあったので数種類のケメックスを注文して、

薺nazunaHPのアンティークページでも販売。

nazuna_antiqueで売っているものは、

自分たちが好きで仕入れたものばかりなので、

フリーマーケットのような価格で出している。

そのオールドケメックスも、

買った値段と送料や手数料にちょっと載せたくらいの値段で出していた。。。


ある時、街の雑貨屋さんで同じようなオールドケメックスを、

かなり高価な値段で販売されてるのを見て驚いた。

「あらー、かなり安く出しちゃってたねー」と大笑い。

でも、自分達が好きで集めた古道具やアンティークで

儲けようとか思ってないので、

気に入った人が愛用してくれたらいいね、くらいの感じでやっている。

最近はなかなか色んなものが高価になってきてるけど、

またいいものに出会って、何か楽しみを届けられたらいいな、と。

nazuna_antiqueもゆるゆるとした感じでやっていけたらいいなと思う。






by nazunanet | 2019-07-29 18:33 | 日々のあれこれ | Comments(2)

豆ランプの楽しみ

豆ランプの楽しみ_d0221430_17542529.jpg

華奢で愛らしいデザインの豆ランプ。

小さなガラスホヤを外して灯芯に火をともし、

ホヤを金具の口金に載せる。。。。

そっとつまみを回して炎を調節し、

その姿を眺める。。。

豆ランプの楽しみ_d0221430_17552672.jpg


今や、豆ランプは「照らす」という道具ではなく、

炎のゆらぎをガラスを通して愛でる道具、

と言った方がいいのかもしれないと思うくらい。。。


豆ランプの楽しみ_d0221430_17545950.jpg

ゆっくりと丁寧に、

繊細なガラスや金具を操作する一つ一つの所作、

そういった動作すら、豆ランプの楽しみの一つなのかもしれません。



豆ランプの楽しみ_d0221430_17555062.jpg

この豆ランプの形が、

モルトウイスキー用のアンティークグラスに似ているような。。。

香り高いウイスキーを楽しみながら、

豆ランプを眺めるのも良いものです。。。



by nazunanet | 2019-04-28 18:06 | ガラス 豆ランプ | Comments(0)

ランプが好き

海外旅行から帰ってくると、きっと誰しも感じることだと思うけど、

日本はどこへ行っても、部屋中を煌々と照らし出しているんだなあ、と。

お店によっては、雰囲気のある照明だったりもするけど、

でも、殆どのお店や商業施設などは、眩しいくらい。

そんな明るさも安心感や安全面、心理的にも大事なのかもしれない。

時に、光り輝く電気照明をオフにして、

ちょっとほのかな灯りを楽しんでみませんか。。。



ランプが好き_d0221430_17363451.jpg


今の部屋をランプ一つではもちろん暗すぎるけれど、

手元に、テーブルに、書斎の文机に、

廊下のあちらこちらにと、

幾つも使っていたオイルランプ。


ランプが好き_d0221430_17370620.jpg


我が家では時々、ランプを灯して楽しんでいます。

こうしたささやかな灯りを眺めながら、

淹れたてのコーヒーを飲んだり、

ただ、そんな風に静かに過ごすだけなのに、

とても心が満ち足りた感じになるのが不思議です。


ランプが好き_d0221430_17375168.jpg

キャンプで焚火の炎を眺めながら過ごす時間に似ている感じもあります。

ランプは昔のものなので、ガラスのホヤやタンク、

灯芯を調節する金具など全て手仕事で作られているので、

その一つ一つをじっくり見ていると、なんだか愛おしくなるほどです。

是非、楽しんで頂ければと思います。

by nazunanet | 2019-04-28 17:52 | ガラス 豆ランプ | Comments(0)
アンティークの豆ランプをアップしました。


nazuna_antiqueをアップしました_d0221430_16574505.jpg

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大正、昭和初期、昭和中期に作られた手仕事のガラスランプ。

ほのかな、ささやかな灯り。

ゆらぐ炎を眺めて過ごす静かな時間。。。


こんな小さな灯りを幾つも灯して生活していた昔の暮らしを思うと、

現代の室内照明はなんと明るく、全てを照らし出すものでしょうか。


時に、ほのかな灯りのもとで過ごす時間を持つのも、


暮らしの中の心和むひとときになってくれそうです。



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by nazunanet | 2019-04-26 17:18 | おしらせ | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


by nazunanet
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