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久しぶりのおしなものの更新でしたが、

お越し頂きまして本当に有難うございます。

意図してスローペースで制作しているわけではないのですが、

もともとが少しずつのところにきて、

なんだか私事のハプニングがあって、

長いブランクのあと、やっとおしなものを完成させたところでした。

本当に有難うございます。


この数年、色々なことがあって、

思うように制作できなかったりすると、

これを果たして続けていていいのだろうか、

と思ったりもしてしまいますが、

またこれからも頑張ろう、と思いました。

有難うございます!


来年、東京オリンピックの年、2020年でオープン15周年になります。

長きに渡って薺nazunaを応援下さるお客様、

このブログで出会った皆さまや、

iichiに出店したことで初めて出会ったお客様へ、

これからも、心和むもの、心嬉しくなるものをお届けできますように、

また精進してまいります。

どうぞ今後とも薺nazunaをよろしくお願い致します。


感謝

なずな









# by nazunanet | 2019-10-17 16:07 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)
ずっと、粉と水とイーストサフと塩だけのパンを焼いていたけど、

少し前に、フランスパンにはちみつ、またはきび砂糖を少しだけ、

「イースト発酵のゴハンにするのに必要」という記述を見て、

ちょっとだけきび砂糖を入れていたのだけど、

なんとなく、違うような気がしていた。

「砂糖はやっぱり全く入れないパンの方がいいんじゃないか」

とダンナさんが言い、

「そうだね、もう一度、自分のオリジナルのレシピに立ち返ろう」と、

完全にシンプルなレシピに戻ることにした。

そもそも、忘れていたのじゃないだろうか、私は。。。

糖分で発酵を助けなくてもいいための長時間低温発酵なんじゃなかったか、

と、ハタと気が付いて。。。

そうして生地を仕込んで発酵させて、

デロンギのピザストーンを下段にセット、

上下ヒーター/ファンで、18分焼成。

そうしたら、なんと美味しい、香ばしい豊かな味が戻ってきたことか!

糖分があると確かに冷蔵庫から出したときに常温で戻したり、

ベンチタイムや最終発酵も膨らみやすい。

それがないと膨らみは遅いし少ないけど、

焼きあがったときのおいしさは、何というか。。。

格別なのです!

ごはんに例えるなら、

「炊飯器で炊いたご飯と、薪の竈で炊いたご飯の違い」

という感じさえする。。。

小麦の風味がしっかり深く味わえて、

焼けた皮の香ばしさが際立っている。

まるで、釜飯やお餅の焼き色がついてこんがりした、

一番美味しいところみたいな感じの味。。。

なんといったらいいのか(笑)、

とにかく噛みしめれば噛みしめるほど味がしみてくるような。。。

やっぱり、我が家はシンプルなレシピの味が好きだってことを再確認。

せっかくパンのレシピ本は色々あっても、

毎回焼きたくなるのは古代からあるようなシンプルな自家用パン。

お米と一緒で飽きのこない味、

ずっと食べていたい、我が家の味になってきたんだなと思います。




# by nazunanet | 2019-10-17 14:21 | 手作りパン | Comments(0)

樹と革と布と

布のアイテムを制作しているけれど、

木彫は切り離せない。

元は木彫がやってみたくて、始めた物づくりなので、

薺nazunaに木彫は無くてはならないものになりました。。。

それで小物入れや袋ものには、

木彫りした前飾りや留め具がついているのです。

樹と革と布と_d0221430_00562259.jpg


「樹と革と布と」という名前の小物入れ。

戦前の日本で作られていた生成の木綿布で仕立てたもの。

今のコットンに比べると、肉厚で木綿の繊維が豊かでフワフワしている。

織りや染めの凝ったものよりも、

こういう何でもない平織の昔の布にどうしても惹かれてしまう。


樹と革と布と_d0221430_00564790.jpg

この布に、ひたすら針と糸で施したカンタ刺繍。

内側は京都の青土さんが中国の工房で制作された大麻布と、

ポケットにはイタリアの大麻布。

生成尽くしの小物入れ。


汚れるから、と生成や白は敬遠されるそうだけど、

私は古布やアンティ―ク布も生成や白が好き。

古びた白を先人が一生懸命白く晒そうとした手間のあとや、

植物の繊維そのものの色がとても惹かれてしまう。

そして、樹のそのものの色を布に合わせるのが好きだなと思う。


樹と革と布と_d0221430_00570252.jpg



さあ、何を仕舞いましょうか。

それを考えるのが、また楽しいのです。

これは何に使うものなのか、どういうものに役立てるのか、なんて。

役に立つもの、機能性のあるものばかりも大事だけど、

特に、無くても、

なんとなく、このカタチが好きなので・・・

というのが、自分にとってはすごく大事だったりすることもあるのです。

何でもないものなのに、

手に取ったときに、なんだかホッと和むもの、

ちょっと嬉しい気持ちになるもの、

そういうものに、心惹かれるのです。



・・・・そういえば、


昨日、山崩れのことで専門家の談として話しているのを小耳に挟んだ。

日本の林業が衰退しているから山が崩れていく、と。。。

それを防ぐための林業なんだ、

というような話しだったけど、

でも、どうなんだろう。。。

まっすぐに伸びて、早く生育する杉の木ばかりを

植えてしまったこともあるのでは。

山の杉の木の根が岩肌の上の薄い表土しか這わなくて、

手入れもされずに伸び放題になって、

水を抱えきれずに山崩れが起こる。。。

近年、ずっと言われてきたのは、

太古の昔から山や森を作ってた広葉樹が無くなったからとか。。。

岩の隙間や割れたところに芽を出し、根をのばす、

広葉樹たちがいなくなったのもあるのだそう。。。

その中でも、

橅(ぶな)という木はその名の通り、

「木では無い」と言われ、

幹は不格好に曲がって、生育も遅くて、

製材できずに何の役にも立たない、薪にしかならないと言われて、

「橅」という名前をつけられたって聞いた。

同じような理由で沢山の橅の森が世界中から無くなって、

日本の秋田の辺りや、ヨーロッパでも

ほんのわずかの場所しか残っていないんだそう。


でも、その木では無いと蔑まれた木が、

山の水を守っているというのが、現代になってから分かったこと。

人間の都合で”役に立たない”と言われたものが、

本当は山を動物を水を、里の人の命を守ってくれてたんだな、と思う。

都合のいいもの、役に立つかどうかだけの物差しで見ていると、

大事なものがどんどん失われていくのだな、と思った。。。



それとはまったく関係ないんだけれど、

用途のないものの用途があってもいいよね、

と思ったりもします。。。(笑)








# by nazunanet | 2019-10-17 01:34 | 小物入れ | Comments(0)
14日ブラジル代表との国際親善マッチで、

強豪ブラジル相手に3-2で逆転勝利!

ブラジルで開催されたアウェイ戦で見事なゴールを3発も。

決定力不足がずっと課題とされてきたけど、

なんだか希望の光を感じる若手たちに期待大!!

今日はサッカー日本代表戦、タジキスタンとの闘い。

2022年FIFAワールドカップ カタール大会のアジア2次予選

アウェイでグラウンド状態もきっと良くないだろうけど、

ここは、ラグビーに続いて勝利で飾ってほしい!

アジア予選で苦しいのは、相手は勝てなくていい、

引き分けに持ち込みたい、という徹底した11人での守備で、

カウンター狙い、という本当にやりにくい試合が殆どなので、

とにかく頑張ってほしいーー。

タジキスタンの選手のことはあまり知らないけれど、

攻撃的なサッカーをしてくれるといいんだけど。

最近、アジアのサッカー熱も高まっているので、

どんどん強くなっている国もある。

ランキングは下だからといって油断は禁物。

とにかく今夜は応援しなくっちゃ!

ニッポン、がんば!!

p.s.久保くんのゴールがなにしろ見たい。


# by nazunanet | 2019-10-15 14:19 | サッカー | Comments(0)
足を怪我したときに我慢していたら、

早く病院に行かれた方がいい、と言って下さった方、

本当にありがとうございました。

3日にケガして行ったのが8日という。。。

で、整形外科の先生にえらく怒られて。

「なんで当日に救急外来で行かなかったのかが分からない」って。。。

え、えーーー。

幸い骨に損傷が無かったのだけど、

靭帯損傷で一か月外出禁止令が出ました。

台風前にどうしても向かいの店に買い物に行かなくちゃいけなくなったけど、

確かに、たったそれだけの距離がもう歩けなかった。。。

絶対安静には出来ないだろうから、せめて家から出ないようにね、と

言われた意味が分かりました。

(でも台風前の準備でどうしても必要なものがあったんです。。。)

でも、全く部屋の中でも動かさないようには勿論できないし。

家のこともあるし、勿論、トイレや入浴だって。。。

でも、これまで捻挫でこんな痛さや動けないなんてことは無かったので、

靭帯が結構切れてしまってるっぽい。。。

あと、幼少時に骨にひびが入ってたらしいことも判明。

小学校低学年のときに酷い捻挫をして病院に行ったけど、

捻挫という診断。

でも、今回、先生がレントゲン写真を見せてくれて、

小さな骨の欠片が飛んでいる。

「ここがヒビが入ってたね。もうずいぶん昔のものだけど、

幼少期頃、ひどいケガしたでしょ?」って。

ああ、あれが元でその後、どれほど捻挫を繰返してきたか。。。

その後の大きなケガも、全部、これが原因なんだなとはっきりわかった。

その後、大人になってから頸椎もやってしまったとき、

後遺症の治療で指圧の先生のところへ通っていたとき、

「あなたの首のケガはね、大元の原因はね、足なの。足に原因があるんだよ」

って。。。

もう、今から私はどうしようもないので、

小さいお子さんのいる方に伝えたい。

小さいときのケガは大きな病院で精密に診てもらってくださいね、って。

こんな私が言える立場じゃないけども。。。(苦笑)



あと、骨の成長が止まったとき、女性なら15歳くらい?

「その時の体重はどのくらい?」って。。。

私、その頃、クラシックバレエやってて、めちゃくちゃガリガリだったんです。。。
(今はその反動なのか・・・??苦笑)

「人間の骨は成長期までしか育たないんですよ。

 だから、その時の体重しか骨は支えてくれませんよ」って。。。

ひゃーーー。。。

「あなたの骨ね、細すぎるよ。物凄く華奢なの、本当は、」

(本当は、って何?!笑)

そうなんだそうです。。。

少しでも足の骨に負担が掛からないように痩せないといかんらしい。。。


そう考えると、

成長期など女の子はどんなに周りから揶揄されようが、

丸々、コロコロしてるくらいの方が骨が太くなるから、

大人になって体重が増えても筋肉が衰えても、

楽々と受け止めてくれるんだそうで。。。



10代の人たちが痩せたいってダイエットしたら、

大人になったときに本当に大変になるんだってこと、

あんまり知られてないと思う。

私だって、そんなこと知らずにこんな歳にまで。。。


小さいお子さんと14~15歳の成長期の子たちに、

是非、是非、気をつけてあげてくださいね、と。。。

ちょっと余計なお世話と知りつつも、

整形外科の先生から教わったことを書いてみました。。。。
















# by nazunanet | 2019-10-14 18:13 | 日々のあれこれ | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


by nazunanet
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