縫ったり、木彫したりしていて、急にあるとき腱鞘炎になってしまった。
ちょっと痛い、というのから突然激痛になってしまって。
放っておいたのがよくなかった。
ブロック注射をして貰ったのが去年のこと。
でも、注射すると親指の神経が麻痺してくるような感覚もあり、
頻繁に注射はできないなと思っていた。
でも、ものづくりができないのは苦痛でしかない私なので、
参った、参った、と思っていたのですが、
数年前に手編みした毛糸の残りがあって、何の気なしにブランケットでも編もうかと
空いた時間に編み物をしていたら、
あれ?なんだか手首の痛みが緩和してきたよ。。。
縫い物と違う編み物の手の動きが良かったような。
かぎ針編みも心地よく、
棒針編みも試してみたら、これも手首の固まった感覚に効いてる感じ。
しかし、やりすぎると編み物も腱鞘炎になってしまうのでほどほどにしないといけない。。。
右手首の内側にあった軟骨が出っ張っていたのが徐々に引っ込んできた感じ。
ここにちょんと物や左手が当たったりすると、「痛ーーーー!」って感じになっていたのが、
どんどんほぐれてきて、それほどの痛みじゃなくなってきた。
朝起きたときと、夕飯後にちょっと編んでいる。
でもフランス式の編み方をしていると、左手が腱鞘炎になってきそうで怖い。
動かしている方の手よりも、支えて動かない方の手も腱鞘炎のようになってしまいがちなので、
右手でいちいち糸をひっかけて編んでいく無骨なやり方の方が、
両手指をこまめに動かせるので、私には腱鞘炎になりにくい感じ。
きっと手の使い方などで人によって違うんだと思うので、
一概には言えないけれど。
編み物は、目数を数えて編むのでほぼ無心の状態。
これが脳に非常に気持ちよくなる感じ。
検索すると「ニットセラピー」という言葉が存在するそうで。
編みものをすることで一目一目のことに集中するので無心になれる。
それで心が解放されるんだそうで。
東京オリンピックでも飛び込みの男子選手が編み物をしていて話題にもなってたっけ。
編みものをしつつ、手指が元気になって、ちょっとずつ製作する、
っていう感じにしています。
アイテム更新があいてしまっているけれど、スローな製作をどうぞご容赦のほど。
もう少ししたら、HPにもiichiにもアップします。