『定番』のカレーをまたも作った。
今回はナンと合わせて食べたかったので。
ナンの材料をHBに投入。
生地が発酵して二倍に膨らむまで待つ。。。
4分割して、一個ずつ手で振って回しながら、生地の重みで伸ばしていく。
麺棒で伸ばすとせっかくふくらんだ生地がぺしゃんこになっちゃうので。
全部広げておいて、2枚ずつ焼いて行く。
鉄のフライパンで、ものの数分で焼き上がる。
今回のナン、ものすごく美味しく仕上がった。
ベッタリしてない。
これまでナンを作ってた時は、ベーキングパウダーを使っていた。
それだとベッタリして固いナンになってしまって、全然美味しくなかった。
やっぱりちゃんとイーストを入れて発酵させないと駄目だなと思った。
ヨーグルトを入れて生地を作ると更に本場っぽくなるみたい。
これでカレーを食べて、二人して驚愕。
旨すぎる!
ナンがモチモチ、ふっくらして表面は香ばしくて、
インド料理屋さんで食べたナンに非常に近づいてる。最高!
カレーとナン、旨しー。
このナンのレシピでナポリピッツァもいける気がする!
今度、これで作ってみようと思う。
「イタリア料理の本」のレシピから、
トラーパニ風のニンニクソースのパスタをつくる。
パスタは手打ちのものじゃなくて、
市販の乾燥ロングパスタを使用。
ニンニクとアーモンドとバジルとオリーブオイル、トマトで作る。
すべてをオリーブの木のクロックに入れてペースト状になるまで叩き、擦る。
私とダンナさんの好み的には、
アーモンドも美味しいけれど、クルミを入れて作るのが好き。
そしてトマトは無しで、
代わりにイタリアンパセリをたっぷり。
クルミとアーモンド、バジル、イタリアンパセリ、にんにく、黒胡椒、
たっぷりのオリーブオイル、そして塩。
オイルは最後に入れないと他の素材がペーストにならなくなるので、
入れる順番も大事。
フードプロセッサーは使わず、ひたすらクロックや石臼でつぶしていく。
前はフードプロセッサー、使ったこともあったけど、
それやミキサーはうるさくて、にゃんこ先生がすごく嫌がったので、
使わなくなってしまった。(猫優先)
オリーブのクロックとインドネシアの石臼で潰したり擦ったり、
そういうのがまた美味しさを呼ぶ感じ!
オリーブのクロックのことはニッキに何度も書いているけど、
これを買うときに誓わされた「絶対に水洗いしない」という約束を、
今の私はちゃんと守ってる。(苦笑)
「オリーブオイルやニンニク、卵を入れてマヨネーズを作ろうとも、
決して洗ってはいけない、紙や布で拭いて下さい。
洗わないと誓ってくれないと貴方にこれを売ることは出来ません」
と真剣に私の目をみて言っていた雑貨店のフランス人オーナー。
「誓います」と言って買わせてもらったものの、
その後、ニンニクとオイルまみれになったクロックに耐えきれず、
何度か洗ってしまった。。。
でも!
何故洗ってはいけないのかを、ある時突如として理解した。
水を含んで乾く時、亀裂が入るんだ。。。
勿論、水を含ませたこともないし、亀裂が入ったわけでもないけど、
乾いた大地の国(主にヨーロッパ)で作られた木製のものは水に弱いのだと理解した。
湿度と梅雨、大雨が多い水の国日本の木製製品とは違う。
日本の木製の道具は水で洗っても丈夫。そして流木のような漂泊されたような美しさが現れる。
でも、ヨーロッパや外国のものは違う。
南仏やスペインなど乾燥した空気の国の木製のものは水を嫌うんだ。
絶対に洗うまい。。。
そう決意してから、オリーブオイルやニンニクなどで何度もクロックを使っているけれど、
ちゃんと拭き取って、虫除けに赤唐辛子を入れて保管している。
その後、クロックの内部に鼻を近づけても、決して変なニオイはしない。
食材のニオイも残ってない。艶やかな樹のニオイがするだけだ。
そういうわけで、オリーブのクロックと、インドネシアの石臼のチャベックは、
我が家の台所で休む暇なく働いている。
お茶をよく飲むので、急須やポットは色々あるものの、
ずいぶん昔、90年代から探しているものがあった。
ベトナムの急須。
青磁っぽい緑の無地の筒型のもの。
ネットショップ天国となった今も、探せども探せども何処にも売ってない。。。
その昔、近所界隈にベトナム陶器の専門店があった。
茶器や深鉢やお皿が沢山売られてて、そこでお皿など買ったりして。
急須やポットはいっぱい持っているし、丹波の登り竃で焼いた急須を買ったばかりだったので、
いいなあと思ったけど、結局買わなかった。
でも、その後、やっぱり欲しくなって買おうと思ったときには、お店はもう無くなっていて。
ネットでベトナム雑貨や陶器が広く販売されるようになったせいか、
好きなお店だっただけに残念だった。
とはいっても、ネットショップも今のように無数にある訳ではなく、
楽天だってまだほんの少ししかお店がないような時代だった。
その後もずっと、思い出せばネットでベトナムの急須を探していたけれど見つからない。
あの時、買っておけば良かったなあ、なんて後の祭り。
そんなことの繰り返しだったのが、つい先日、思い出したようにネットで検索してみたら、
偶然お店で見つけて、すぐに購入。
「あったー!」
欲しいな、と思ってからウン十年ぶりに、ついにウチの子になりました。(祝)
ベトナムには行ったことがなくて。
行くと、きっと何処ででも見かけるようなものなんだろうけど。
このフォルムと蓋の感じと、持ち手の彫金された華奢なデザインがグっとくる。
磁器ではなく、素焼きのような陶器なので割らないように大事に使いたい。。。
茶渋など気にせず使い込んで参りますよ。
P.S.
ベトナムのものでもう一つ探しているもの、
平たいアルミのサーバースプーン。
平松洋子さんの著書にあった写真を見てから、
ずうっと探しているけれど、これは見つからない。
同じく著書に載っていた韓国の鉄の楕円のフライパンはみつけたけれど。
探していれば、いつかは見つかるかもしれない。
今回のベトナムの急須のように。。。
探すのも、また楽し。
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