ニュースを見ても、新型コロナの関連サイトを見ても、
感染者数や死亡者数、病院逼迫のニュースばかりで、
実際、ウィルス自体の情報が全く出てこない。
飛沫やエアロゾルなど耳にするけど、
経路不明の多くは、外出先で何かに触ったりすることで感染しているのでは、
というニュースを目にした。
マスク、手洗い、消毒というけれど、もっと詳しく具体的に知りたい。
なかなか大手のメディアでは伝えてくれないことが沢山ある。
去年、山中伸弥教授が分野的に畑違いだけどあえて発信していくとおっしゃって
起ち上げられたサイトをちょこちょこ見ている。
ips細胞研究所の山中伸弥教授の新型コロナウイルス情報を伝えて下さるサイト。
かなり詳しい情報が出ているので必見。もっとメディアで紹介してほしいくらい。
https://www.covid19-yamanaka.com/index.html
「専門家 書籍から学ぶ」というところの
”古川俊治先生による総説”を読むと非常に良いです。
参議院議員で医師(慶応大学医学部教授)でもある古川俊治先生による総説。
山中先生も「必読です。」と。
かいつまんでみた。既に知られている情報だけど、
自分の知識としてもう一度おさらいしてみるのもいい。
「ウイルスは4℃で2週間ほぼ安定。」←今ココ
「22℃での減少は限られていたが、37℃では2日」←夏頃は少なかったワケだ。
「56℃では30分、70℃では5分以内に」←調理温度など参考にできる。
70℃加熱でも5分間ほどは存在しているということになる。。。
テイクアウトのものでも、持ち帰った後に家で再加熱できると更に安心なのかも。
「70%エタノールで15秒間消毒しても不活性化できず」とあります。。。
店先にある消毒液をよーく手に馴染ませても、
それで大丈夫というわけではないので、
その手で顔や口、鼻、眼に持っていかないようにしないとですね。
眼、というと、マスクで鼻と口を覆っているけれど、
眼は眼球や粘膜がむき出しなので、ウイルス防御はどうなのかなと思っていたら、
やはり、近視でメガネを普段から掛けている人の罹患率が低いそうで、
眼鏡やサングラスもマスクと一緒に掛けると非常に有効なのだと思うけれど、
レンズが曇るのでくもり止めのジェルなどをつけないとね。
湿らした布のマスクは唾液の飛沫をほぼ完全に抑えられる、と書いてあった。
でも、布マスクは自分が空気を吸い込むときの防御はほぼ無いと、
他の情報で聞いたので、しゃべる仕事の場合は布マスクをしめらせて、
通勤や買い物はやはり不織布マスクが良いのだろうと思う。
マスクや食器など、漂白剤や消毒剤に浸すと速やかに消失するとのこと。
市販の食器洗い洗剤は中性洗剤だったり、弱酸性のものだったり、
pH値には変動がないという。
石鹸で洗うと15分までに消失というので、やはり石鹸は非常に有効だと思う。
マスクをしていても、大声で話すと非常に沢山の、
そして広い範囲に飛沫が飛んでいる実験結果もあり。
通りすがりに大声で話す人達がいるときは、
いつもすぐに離れるように気をつけている。
去年の暮れからマスクをしない外国人をよく見かける。
日本に来ると安全とでも思っているのかなあ。。。
少しでも意識を高く持つ人が増えるように、と切に思います。
一人でも多く、防護の意識、周囲の人を思いやることができる意識を獲得して、
医療崩壊を食い止めたい、と切に思います。
今は、新型コロナ以外の病気やケガで入院した人の面会も全部禁止になっている。
重大な病気で入院している人も、
家族と一切面会することも出来ず亡くなっているのです。
ホスピスもそう、
小児がんで入院している子供たちはどうなっているだろう、
親や家族のサポートを何も受けられず、
たとえ新型コロナ以外の病気で亡くなったとしても、
今や病院には霊安室もないのです。
亡くなって葬儀も出来ず、斎場へ直葬されるのが殆どなのです。
そして、都府県をまたぐ際の移動制限、
存命の家族に高齢の親がいる・・・、
そういう事情で去年から脳梗塞で入院していた父を先日亡くし、
入院中の見舞いも、最後の看取りも、葬儀も一切できないまま、
荼毘にふされたのを遠方で祈るばかりでした。
切実に、
危機感のない世代や、防御意識、感染症対策を徹底されていない方々に訴えたい。
巷の人々の意識が徹底されていれば、
普通の病やケガで入院中の患者さんと家族には、
最低限の面会が許されるかもしれないのです。
新型コロナがインフルエンザや肺炎以上にコワイか怖くないか、とか、
そういう話しではないのです。
病院で孤独の中で死んでいくのは、新型コロナの患者さんだけじゃないのです。
もうこれ以上、誰にもそんな思いを味わってほしくないと思います。
合掌。。。