最近、近所のスーパーの魚介コーナーがイイ感じになってきた。
これまでは(申し訳ないけど)購買意欲が湧かないような品揃えだったけど、
これを使って料理したい!と思わせてくれる品が並ぶようになった。
先日喜々として魚介を選んでいると、
スーパーの鮮魚担当の人が声を掛けてきた。
「買って貰ってホントに嬉しいなー!」
と言うので、
「こういうの、あんまり他に売ってないのでこちらも嬉しいですー」
「これからもどんどん仕入れますので楽しみにしててくださいね!」
なんだかウソみたい。。。
ここのお店は結婚以来20年以上は通っているけれど、
こんな風に話し掛けてくれた店員さんはこの人が初めて。
そしてこんなにやる気に満ちて、
明るく爽やかな人はいなかった。(失礼~。笑)
ヨカッター。
最近はコロナの影響で自宅で手料理をする家庭が増えたみたいだけど、
魚を料理する人は近年どんどん減ってるとも聞く。
なんでも魚を扱うとキッチンが汚れるという人もいるとのことで。。。
(食材なのに汚れるって、なんだかなあ。。。)
それだからなのか、鮮魚コーナーもこれまで悲しい感じだった。
やる気に満ちた店員さんらのモチベーションが上がるためにも、
どんどん魚介が売れてくれるといいなあ、と私も応援している。。。
そういえば。。。
ひと昔前までは色んなお店の店長さんや店員さんって、
明るくて話し上手で爽やかな人達がいっぱいいて、
お店の人達とのやりとりも買い物する楽しみの一つだったけど、
いつからか、
いろんな制度や物事が大きく変わってしまって、
店長さんや従業員さんらが楽しく仕事が出来ない環境に変わっていったりして、
黙々と仕事をして、お客さんから話し掛けられたくないオーラもあったりして。。。
賑やかな商人の街、大阪で育った私はそういう東京の雰囲気が少し寂しくもあった。
今なんてまさにコロナ禍で見知らぬ者同士の会話も無くなっていく風潮だけど、
こういうホッとするひととき、なんか嬉しかったなあ。。。
そんなワケで、その日はタコのパスタが晩御飯に。

タコは火を通しすぎると小さく固くなってしまうので、
スライスしたタコは、
みじん切りのガーリックと鷹の爪をじっくりオリーブオイルで熱したところに、
サッとくぐらせて、ザルを通してボウルに取っておく。
マッシュルームやキノコ類、プチトマトを切って、
さきほど熱したオリーブオイルだけを少しフライパンに移して、
ジュージューとソテー。
あまりかき混ぜないように焼き色をつける感じで。
ゆで上げたパスタをゆで汁も少し加えて、フライパンへ。
よおくオイルを乳化させるようにあおって、
塩胡椒を味を見ながら加えて。
お皿に盛ったら、上から取り分けておいたガーリックと鷹の爪とタコをまぶす。
お好みでタコをわさびを溶いた醤油にチラッとくぐらせてから載せても美味しい。
仕上げはバジルを散らして。
これはタコをイカに代えても美味しく出来る。
ホタルイカでもいい。
魚介を使ったパスタ、もっともっと作りたい。