
浅草雷門のそばの浅草文化観光センターの7階で開催中の
相馬紳二郎さんのグループ展に行ってきました。
今日は久しぶりの鋭い暑さが戻ってきて、
雷門前の交差点は外国人観光客と、
人力車のおにーさん達でごった返していて、
日差しがジリジリと肌に痛いくらい。
観光センターの7階で開催されている五人の靴職人による展示会。
どの職人さんも個性的で、面白い作品が並んでいる。
7年ごとの開催の五人展は今年で三回目。
前回から七年も経ってるんだなあ。。。
2008年の千葉のアースデイで相馬紳二郎さんの展示を拝見して以来、
ショルダーバッグやベルト、革座布団などをオーダー。
メンズ色が強い相馬さんの靴だけど、
サンダルは男性女性を問わず人気の品。
いつか注文してみたい。
ハイカットシューズも相馬さんならではのデザインと味わいがある。


ネパールの手すき紙に写真を貼ったカタログ、
旅の相棒を務めてきた風雨にさらされたバッグ、

仕事道具が無造作に置かれている風情、

展示スペースの僅かな中にも相馬さんのセンスに溢れている。

ご自身の靴。
履き込まれてクタクタになった味のあるハイカット。
靴底に廃品タイヤを使うのもオリジナル。
鞄や財布やトタンのチリトリや皿など、
唯一無二の物づくりをされている。
鞄や財布はワタシも同業なのだけど、
クラフト市や展示会へ行っても、
最近は同じようデザインのものに思えてしまって、
使ってみたい、欲しいと思う機会が殆どない私にとって、
相馬さんの作品はどこにもないもの。
ぜひ手にしたいなと思ってしまう。

初めて作品の展示を見たときから、
誰のマネでもないオリジナルを追及されている
物づくりの姿勢や暮らしかたなど、
とても尊敬している作家さんです。
明日9日までだけど、是非一度見て頂きたいなと思う。。。
浅草文化観光センター7階
03-3842-5501
展示は10時から18時まで。
(今回、連れて帰って来た作品の写真はまた次回載せます。。。)