<   2018年 01月 ( 32 )   > この月の画像一覧


2011年、没後150年歌川国芳の展覧会で国芳ブームに。

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これまでは原宿にある浮世絵の美術館など小さなギャラリーで、

間近に版画がゆったり余裕で観覧できたけど、

大人気の今では大きな美術館で、

版画などの小さな作品を、

押し合いへしあいで観覧するようになってきた。


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豊洲のギャラリーでの国芳の猫絵の展覧会も楽しかった。

猫人形の作家さんの作品も一緒に展示されてたり、

当時購入した図録もお気に入り。


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猫展はギャラリーショップのポストカードに群がってしまう。

様々な展覧会で集めに集めた浮世絵や絵画作品の

猫絵葉書コレクションがいっぱい。。。(喜)



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国芳は着物の上に羽織った綿入れ半纏の懐に、

猫を抱えながら絵を描いていたほどの大の猫好き。

お気に入りは、鼠避けの猫絵と、金魚を狙う猫、

猫飼好五十三疋の図が素晴らしい。

(後日、画像をアップします)


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2015年の6月から9月に、丸の内、三菱一号館美術館での画鬼暁斎展。


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暁斎のエネルギッシュな作品は見ているだけで気持ち良い。

三菱一号館美術館での展示はロケーションもgood。

展示作品の中に春画があって、そこはR18で青少年は見れないコーナーに。

中を覗くと熱気むんむんで熱心に見ているのは殆どがご婦人方。

殿方連中は端に追いやられていたのがおかしかった。



暁斎が毎日つけていた絵日記がなんともいえない味があって。

絵日記、出版されたらいいのになあ、と思う。

絵日記に登場するのは、毎日ひっきりなしにやってくる客人の

手土産など到来物にはハンコを作って押していたり。

そのハンコが可愛いの。

これはギャラリーショップで売っていたハンコのピンズ。


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これを見たら、もう即、買いです。。。


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その2年後には渋谷のBunkamuraミュージアムでも暁斎展。

やっぱり大人気。


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こういう大衆向けの浮世絵は面白い。

お武家好みの大画家の日本画も良いけれど、

日本は古来から庶民の芸術文化が発展していて、

それは世界的に見ても稀有なことだそう。

欧米では芸術は権力者、上流階級のものであって、

中世では庶民の中では芸術、美術は生まれ得なかったのだそうで。。。

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妖怪画も展覧会があると聞くと、こぞって出かけてました。

現代の妖怪画家はもちろん水木しげる氏。

鬼太郎、大好き。

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なんといっても、これまで列挙した画伯の創作の源は、

平安文化が花開いた頃の、

この絵巻物から始まっているはず。。。

鳥獣戯画といい、百鬼夜行絵巻といい、浮世絵といい、

日本の絵画は面白い。



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by nazunanet | 2018-01-30 18:30 | art、 music,movie,etc | Comments(0)

岡本太郎と縄文

2011年の岡本太郎の展覧会。

今、振り返ると、東日本大地震で混乱の真っただ中。

岡本太郎氏のエネルギーが来場者に勇気を与えてくれた気がする。。。


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フランス留学した岡本氏は、その後縄文土器から

インスピレーションを得ていく。

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規格にとどまらす多岐にわたる岡本氏の芸術活動の様子が展示されていて、

言葉の一つ一つがまた芸術だった。

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アヴァンギャルドなポップアートと同じくくりの中へ入れられてる感もあるけど、

ものすごく原点回帰の、ある意味ル・ネッサンス。。。

縄文、そして地母神的な大自然へも。

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こんなフォルムや、表情が岡本太郎氏の作品とリンクする。


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当時、展覧会会場で大人気のガチャガチャでゲットしたもの。

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これをカラフルにしたら、まさにタロウワールド。


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古代の縄文人の火焔型土器の装飾は、何をモチーフに象ったのだろう。

長い長い年月、何万年もの間に

育まれていく生活様式と文化、死生観と美意識。

過酷な自然と対峙したとき、

自分たちを取り巻く環境を安楽なものに変えようとしたのではなく、

困難に耐える心を成長させていった森の人々。。。

生活そのものの中に、美と芸術があり、

それを高らかに、謳い上げる必要など無かったんだと想像する。

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岡本太郎氏が縄文文化を着目し、

世の人々の再確認を促した功績は計り知れないと思う。



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by nazunanet | 2018-01-30 18:29 | art、 music,movie,etc | Comments(0)
日々撮影してきた富士山の画像をまとめてみました。


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海の向こうの富士山。

これは昨年暮れに訪れた葛西臨海水族館からの富士山。

景色が最高に素晴らしかった。

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そして、いつもの坂の上からの眺め。


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同じ場所からの撮影。

時間も前後1時間ほどなのに、

日によって、表情の変わる空と、富士山。

どんなに眺めても、見飽きることがない。


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by nazunanet | 2018-01-29 00:59 | 旅と街歩き | Comments(0)

古い豆ランプ

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長いこと、殆ど見向きもされていなかった小さな豆ランプ。

手作りのガラスの、

気泡がぷつぷつと入っている、

古い豆ランプは、明治期のものから昭和の初期から中ごろまでの、

電気がどこの家庭にも地域にも通って、

ろうそくや油皿、豆ランプを使うことが無くなって、

忘れ去られたように、ひっそりとあった豆ランプ。

完品で揃っているものが少なかったりしたときは、

パーツを揃え、金具を探し、ホヤと本体タンクの年代を揃え、

洗って、芯の紐を探してあてがい、オイルを用意して、

一つ一つ、かつての姿を取り戻したあと、

暗闇の中で灯したかすかな灯りを見たときは、

ほおっと、なにか暖かいものが胸の中に広がりました。


そんな風に揃えてきたガラスの豆ランプ、

nazuna_antiqueで販売してきたのが60個ほど。

今ではもう見つけられないような、

貴重なガラスの豆ランプも。。。

本当に、最近はなかなか見つけられなくなりました。

nazuna_antiqueでお求めくださった方々が、

とても気に入って愛用下さってるというお声を聞くと、

本当に嬉しい気持ちになります。


こんな寒い季節になると、

心が暖かくなる小さな灯りが恋しくなりますね。

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by nazunanet | 2018-01-28 23:05 | ガラス 豆ランプ | Comments(0)
布の手仕事の中には、

染める、織る、刺繍、仕立てる、など

様々にあるけれど、

染めでも織りでもなく、

布を合わせて、糸と針で仕立ててゆく作業というのが

何故か一番心地よく感じる。

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でも、カンタ刺繍と出会ったことで、

少し変化を感じてもいる。

技法などを細かな決まり事のある”刺繍”ではないカンタ刺繍。

アンティークのカンタや望月真理さんの作品を拝見したら、

地刺しが細かく、布もとろけるようにふんわりしているのが心地いい。


穴が空いて破けたシーツやカバーがあったら、

それを使うといい、という。

何枚か破けたのを捨てずに取ってある。

大きなサイズを刺していくのをそろそろ始めないと、と思う。


あと、縫うことの他の手仕事としては、

彫刻刀で彫る作業も、

この上なく心地よい。
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布も木彫も、

二つ合わさってカタチにできるのが、

小物入れなどの小さな袋物。


大きな袋物も小さな袋ものも、

じっくり作っていこうと思います。



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by nazunanet | 2018-01-28 22:47 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)

ニッキを整理整頓中。。。

17年1月のニッキからのアーカイブ記事です。 


このパン屋さんへ行ってから、もう一年も経ってしまったなんて。

また行かなくちゃ。本当にふわふわで美味しかった。

雰囲気もいい。

でも、早めに行かないと地元の人でひっきりなしなので、

すぐに売り切れてしまう。

(でも、すぐに作って補充されてるので、タイミングかなあ。)

近々、また行こう。。。


2017年05. 睦月 (THU) 晴れ

やっと寝正月から解放されて、表へ出る。

しかし、世間はもう仕事始めで始動した感じ。

お正月気分を味わいに、下町へ出かける。

浅草、上野は外国人観光客らで凄そうなので、今日は人形町へ行ってみた。

 

あんみつ、甘味といえば初音だけど、

今日はずっと前から行ってみたかった「サンドウイッチパーラー まつむら」へ。

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昔ながらの町のパン屋さん。

ここは買ったパンを店内で食べられるコーナーもある。

早速、昭和懐かしい感じの調理パンを選んでカフェオレと一緒に。



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ミックスサンドはふわふわのパンで作られていて、本当に美味しい。

そして驚くべきは「ちくわパン」!

ロールパンに半切りのちくわがサンド。

どんな味だろうかと食べてみたら、

ちくわの下にはツナサラダがあって美味しい感じ。


お昼時には近くで働いている人達がパンを買い求めるのだろう、

2時過ぎだと品数も減ってきている。

お目当てのサンドイッチは幸運にも最後の一つだった。

最近、パンブームで高価なパンが飛ぶように売れたり、

人気パン屋に長蛇の列だったりするけど、

こんな昔ながらのパン屋さんは、どれもパンがふわふわで間違いない美味しさ。


また人形町に来るときは、ここへ来なくっちゃ。

(買った角食パンを、帰宅後早速焼いて食べたら本当に美味しい。

麻布十番の名花堂『サンモリッツ』のパンとはまた違う。

ここのも耳がサクサクになって美味しいし、

とにかく毎日売り切れて、毎日焼き立てのようなので、パンがフワッフワなの!)

 

甘酒横丁から明治座の方へ歩いていると、相撲部屋に遭遇。

「荒汐部屋」とある。


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荒汐・・・うん?なんか聞いたことがあるような。。。

稽古場のガラス窓を眺めていると、「あ、やっぱり!」


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猫親方は毎朝ここで稽古をつけているんだね。。。


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2018年の初場所はジョージア出身の栃ノ心が初優勝!

めでたい!過去の大けがを乗り越えての優勝は見事としかいいようがない。

そういえば、荒汐部屋の蒼国来も冤罪の罪で引退まで勧告されたけど、

裁判で戦って無実を勝ち取って、頑張ってる。。。


去年~今年に掛けては貴乃花親方の大バッシング。

それから暴力事件などもあって、今度は貴乃花親方の真意がやっと伝わってきた。

最初っから、分かってる人にはちゃんと分かってる。

この暴力問題、隠ぺい問題は、根が深いとしかいいようがない。。。

角界だけじゃないと思うから。。。





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by nazunanet | 2018-01-28 18:58 | food | Comments(0)
今、アナログレコード盤を買う人が増えているのだそうで。

ちょっと前に私も久しぶりに、

アナログ盤で発売されたのを購入したのだけど。。。

でもネットの記事を読んだら、

今のLP盤は、デジタル音源から作ったLPなんだそう。

そ、そうなの??

それじゃあ、わざわざアナログ盤にする意味がないじゃないと脱力してしまう。

音の深みも豊かさも、かつてのテープレコーダーで録音していないと、

結局デジタル録音だと何も変わらない。

でも、ジャケット買いの楽しさを知っている世代としては、

やっぱり配信だけじゃ物足りない。

せめてアルバムが欲しい。

LPがなければ、せめてCDで。

でも、クラシックやジャズを贅沢なオーディオで聞くワケじゃない。

軽いポップスでもロックでも、

やっぱりCDとレコードを聴き比べると、全然違う。本当に。

時々、中古レコード屋さんで好きなアルバムを探す。

そんなとき、さらりとしたショップバッグを持っていくと便利。

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LPレコードもすっぽり入って、スマートに。。。

アンティークの天然藍のタイプライタークロスのレコードバッグ。

織りの違う藍染とのコンビネーション。

画像では黒一色みたく見えているけど、

深く、濃い藍色の二種類の生地のコンビネーションです。。。

そして内布は、奇跡のオーガニックコットン。

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軽やかに持ってお散歩に。

朝食のパリジャンを買いにちょいとそこまで、

というのも良い感じ。。。



天然の藍染め、オーガニックコットンのショップバッグ、

こういうの、なかなか見つからないと思う。

と自画自賛。。。

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by nazunanet | 2018-01-28 00:05 | バッグ かばん 袋物 | Comments(0)
今月は街を歩くと、至るところでマンションの外壁工事。

平成の年号が終わってしまうから??

住んでるマンションも工事の足場とネットで覆われて、

ベランダの植木鉢もみんな移動させなくちゃいけなくなった。

裏の通りに出しておいてくださいと管理の方に言われたけど、

スミレの苗やシャムロックの群生など、

小さな野草たちの小さな植木鉢なので、

表に置くのは忍びなく、部屋の中へ全部避難させることに。

小さな鉢は困らないけど、アボカドと巨大なサボテンが。。。

もう部屋の中は大変です。

それと、

水を求めてやってくる小鳥たちのために、

我が家のベランダにいつも置いている水盤。

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ちっぽけなお皿の水盤だけど、

いつもスズメやヒヨドリや、冬の時期には小さな渡り鳥たちが、

お水を飲みにやってきます。

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でも、植木鉢の緑も無いし、工事の人たちが右往左往しているので、

もうここへは当分やって来ないと思う。。。

それで水盤を引っ込めていたら、

昨日、マンションの最上階のネットの隙間を

下の方の我が家のベランダまで真下へまっ逆さまに

ダイブしてきたスズメがいた。

チュン、とベランダの柵に留まって、

一瞬水場がないのを見て、

すぐさま真上に上昇して飛んでいってしまった。。。

ごめんね。

もう遅いかもしれないけど、水盤にお水を入れて置いておいたよ。。。

スズメ温泉、開店休業状態だけど、

工事が終わったら、またおいでね。

毎日、綺麗なお水を用意しておくからね。


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by nazunanet | 2018-01-27 19:35 | 日々のあれこれ | Comments(0)
bag65 the shepherd's purse 藍染の羊飼いのバッグ JAPAN BLUE


ありがとうございます。完売しました。


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by nazunanet | 2018-01-27 12:54 | バッグ かばん 袋物 | Comments(0)
薺はなずな。ぺんぺん草とも言う。

そして薺の英名は shepherd's purse といいます。

直訳すれば羊飼いの財布。。。

パースという単語はポーチや袋物としても使うので、

廻り回って、羊飼いのbag、かばん。。。と銘うちました。



そんな”薺”という名を意図して屋号としたわけではないのですが、

偶然にも相成りました。

そんな屋号を冠したバッグを、ずっと作ろうと思いながら、

去年の春にやっと”羊飼いのかばん、羊飼いのバッグ”を仕立てました。

第一号がこちら。。。


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野に生き、野を駆ける、羊飼いをイメージして、

軽やかで、柔らかな、身体に添うバッグ。

旅先へのスーツケースやリュックにポンと入れて、

軽やかに散策する相棒としてのバッグ。


藍染のショルダーも作りたい、と長年思いながら、

それに耐えうる丈夫な藍染め生地を探しておりました。

布としての上質さや、天然藍で贅沢に染められた布は、

現在製造されているものは高価なものになってしまい、

また、古布であってもダメージの少ない、

容量のたっぷりしたバッグに適した丈夫な藍染め木綿は

なかなか見つけられませんでした。


以前のブログ記事にも綴っていますが、

昔木綿のものは、着物や半纏など衣料用に作られたものが多く、

日用の道具としての古布で、ましてや藍染めのものは、

風呂敷やのれん、掛け布などはあるものの、

帆布ほどしっかりした布があればいいのに、と常々思っていたものです。


それがようやっと手に入れて、

藍染めの羊飼いバッグを仕立てることが出来ました。


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一見すると、黒一色のように見えますが、

布はどれも濃く深く染められたものなので、

確かに黒に見紛うほど。

でも、お使いのうちに生地にアタリが出て、

色の掠れや枯れ具合で藍や青の色が浮き上がってくると思うのです。

そういう使い込まれていく風情が、

藍染好きにはたまらないところなのです。

柔らかな、軽やかなバッグに仕上げたので、

固い芯などは入っていません。

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かぶせの風よけに施した留め具は、アンティークのボタン。

内部のポケットなどにも使われています。

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袋口には閂止めを施して、

たっぷりのマチも、箱マチにぐるりと合わせ縫いした、

細部まで丁寧に仕立てたバッグです。


是非、旅やお出かけの相棒として、

羊飼いのかばんをご愛用ください。







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by nazunanet | 2018-01-27 01:35 | バッグ かばん 袋物 | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


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