カテゴリ:薺nazunaの手仕事( 48 )

関東は梅雨明け

連日の猛暑に、はやくもぐったり気味ですが。。。

来週の商品撮影に備えて、

最後のアイテムの仕上げ、ちくちく縫いの真っ最中。

絹の布を縫い繋いで仕上げた袋もの。

生紬のような生成の絹は、

真綿上布という珍しい絹の布。

絹のようななめらかな麻生地という”絹麻”とは全く違って、

絹なのに、手触りがパリパリッと麻のような手触りのもの。

”真綿上布”というものだと教わったけれど、

10年以上前に出会ったきり、

他で見かけたことも、名前を聞いたこともない。

京都の問屋さんや悉皆屋さんでも珍しい、といわれたもの。。。

ほんの少しだけ、過去にアイテムで使用したもの。

大事に少しずつ使わせて貰っています。

大切なものを仕舞う袋もの。

手にしたときのワクワクと嬉しくなる気持ちが湧くように、

仕立てたいと思っています。。。



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by nazunanet | 2018-06-30 22:19 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)
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少しずつ新しいアイテムが仕上がっています。

数を揃えて、全部出来上がりましたら

母屋の”おしなもの”ページへ更新します。

それまで、もう少しお待ちください。

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梅雨のじとじと感と暑さが増してきましたね。

大阪、京都で地震もあって、

ライフラインが止まってるのでご不便もあろうかと思います。

早く安全と都市機能が回復されますように。。。

東京も地震の揺れがしょっちゅうなので他人事ではないです。

御見舞い申し上げます。。。


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もうすっかり、紫陽花の見頃も終わりになってきました。

沢山の花の集まりの紫陽花と思っていたら、

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この花は”花”ではなくて、

花々の奥にあるのが本当の花なんだそうで。。。

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小さな、小さな花。

今年、初めて知りました。


我が家のすずめプールも毎日盛況です。

最近、大騒ぎの団体さん達が来ないのでちょっぴり寂しいけど、

おひとりさま、カップルたちが静かに遊びに来ています。

小さなスズメたち、可愛くてしようがない。(笑)





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by nazunanet | 2018-06-25 03:06 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)
連日、サッカー話しのブログですみません。(笑)

日々、ちゃくちゃくとおしなもの完成に向けて作業中です。

「身につけるもの」は「装身具」のブレスレットを第一弾として

春にお披露目させて頂きました。

自分でも毎日使っている極細紐の天然石と交易ビーズのブレスレット。

軽くて、水に強くて、毎日ぐるぐる巻いても結構丈夫。。。

蜜蝋を施した強靭な繊維は、

ネイティブアメリカンが革細工で使用しているもの。

かつては動物の腱を細く裂いて糸として使っていたものを、

現代の技術で合成繊維で作り上げたもの。

極細のフィラメント様の繊維は切ろうと引っ張っても、

全く引きちぎれない強靭なシニュー糸というもの。

数あるシニュー糸の中でも、今では作り手が危機的状況にあるという

ネイティブアメリカン製の希少な糸。

(この貴重な糸の製造が続いてくれるように祈るばかりです。。。)

そんなシニュー糸を細く裂いて極細に編み、

一つ一つ細かなビーズを選んで組みあげたもの。。。

画像で見ると色がカラフルすぎると思われるかもしれないけれど、

手首に巻くと、色がすんなり落ち着いてくれるのも、

アンティークビーズならでは。。。

これからの季節に、幾つも重ねて巻いたりしても邪魔にならないのもいいです。



そして目下のところ、

「身に着けるもの」第二弾のウエアを制作準備中です。

心地よい衣類を仕立てられるよう、あれこれと試作しています。

さて、どうなることやら。

完成しましたらHPのおしなものへアップします。

是非またチェックしてみてください。






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by nazunanet | 2018-06-02 01:38 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)
身につけるもの、の試作に没頭しすぎて、

アイテム制作が遅くなってしまい、ブログもニッキも滞り。。。

一度に一つしかできないところがあるし、

何かに熱中すると没頭しずぎる傾向もある、二重苦、三重苦。(笑)


古布ばかりでなく、新しい布を取り入れて。

新しい布でも、古布のような布質のいいものを探して。。。

ふんわり柔らかな古布は、

どうしてもヘビーユースのカバンや袋物にはむかないところがある。

大事にバッグや引き出しにしまっておいたり、

時々出してきて、そっと開いたりするような、

宝ものを入れるものにぴったりの布は、

小物入れに使ったり。

日常使いの袋ものや鞄には、新しい布の丈夫さを借りて、

アクセントに古布の風情や色や上質さを加えたい。


でも、古布の藍染めだけで作った小物入れや蛇腹財布は、

どんどん味わいが深まってきて、

八年経った蛇腹財布は、今年の春頃から急に掌にぐんと吸い込まれるように、

馴染み始めた。

いい感じに藍の掠れも出始めてきて、革紐をキュッとひっぱる感じも

こなれてきた。

また、蛇腹も小物入れも作っいきたいなあ、と思う。

少しずつですが、新しいアイテムも、

定番のお品も、作っていきます。

完成しましたらHPの「おしなもの」へアップします。









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by nazunanet | 2018-05-25 18:11 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)
あとは商品撮影を待つばかり。

只今、撮影部(ダンナさん)のスケジュール待ち。。。(笑)


「麻の重ね」をちくちくと制作。

麻には麻。。。

出来上がった袋物に絹の組紐を合わせてみたら、

何かしっくりこない。

野趣溢れる麻の生地に、

絹のなめらかな組紐では負けてしまう。

色々な素材の紐を合わせてみた。

以前、織物の里、桐生で見つけた「通糸」と呼ばれる麻の糸。

織り機の高機の棹などに掛ける丈夫な糸だそうで、

現在では合成繊維が使われるけれど、

明治~大正、昭和の時代は滑らかで丈夫な麻糸を使っていたという。

その糸を使って四つ組の紐を編んでみた。

あまりに滑らかで編む指から何度もすり抜けてしまい、

編み続けることさえ困難に。

この糸は桐生の呉服屋さんで見つけたときに、

「貴重な糸です。どうぞ大事に使ってください」と念押しされたもの。

素朴な生成色の麻糸だけど、

本当に貴重な日本の織物の歴史の詰まった糸。

大事に生かせるように使います。。。

それから、革を縫うための堅牢な麻糸も組んでみた。

革縫い用の糸は滑らかでたっぷりと含んだ蝋が、

編み上げた紐を丈夫なものにしてくれる。

野趣溢れる麻や南部麻、ゴリゴリ麻、大麻布たちが、

麻糸を編み上げた紐と、

ガラスのとんぼ玉で飾られていく。。。



一見、素朴だけど、

もうどこにも見つけられなくなってきたものばかりで

仕立てた袋もの。。。

そんなささやかな宝物を喜んでもらえたらいいなあ、と思う。



おしなもの更新まで、

もう少しお待ちください。



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by nazunanet | 2018-03-13 17:02 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)

山桜の前飾りを彫る

前飾りや留め爪などを彫刻刀で彫る。

材はやっぱり山桜が薺 nazunaの定番。。。

色々な材を試してもみたけれど、

品の良い木目と木肌の色、目の詰まった丈夫さと、

何より、特に何もせずとも月日が経つうちに増してくる色と艶。

そして桜の花が大好きだというのも一番。。。

そんなわけで、留め具は山桜の材を使うことが多いのです。



山桜の皮つきの端材は、都内ではなかなか手に入らない。

材木屋さんで桜の端材を見せてほしいとお願いしたら、

思っていたものと全く違うものがやってきた。

「これは桜ですか?」

「そうですよ。サクラです。」

「・・・桜って、山桜の桜ですよね?」

「山桜じゃないです。

これはね、樺です。樺のことを”サクラ”っていうんですよ」

材木屋さんで「桜」というと、白樺などの樺の木のことをいうそうで。

「山桜が欲しいんですけど・・・」

「うちにはないなあ」



薺nazunaを始めて少し経った頃、

乾燥させていた桜材の在庫が底をつきかけていて、

また仕入れようにも、なかなか見つけられなくて困っていた。

山間部界隈の木材屋さんなら、

間伐採などで薪用に売ってるかもしれない。

地方の木材屋さんの所在地をネットで探したり、

電話して聞き回ったり。

運良く何十年も乾燥させた材を売っているお店を見つけることが出来た。


北海道の山で間伐採した材(といっても10年は乾燥しているけれど)は、

少し白っぽい。

仕上げのオイルを塗布して磨いても、白さはそのまま。

そういう材は”白うさぎ”の前飾りに使っている。

何年経ってもキリリとした色白な肌艶は、

北の大地で育った山桜の色なのかも。


島根の何十年も乾燥させたものは木肌の赤味が濃い。

仕上げのオイルで磨くと、一層色が深く濃く出る。

それで”瑞雲”や”龍雲”のカタチに彫ったり、

網代紋様や鱗文様を彫ったりする。



布と木、革、金属など、

異素材を組み合わせるのが薺 nazuna好みの袋もの。

また留め具を彫って、

布に合わせていこうと思います。





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by nazunanet | 2018-02-28 17:38 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)

冬の麻

「麻の重ね」を制作中。

藍、型染、亮布、南部麻、蚊帳麻、苧麻などなど。

とんぼ玉やアンティーク玉なども合わせて、

日々の暮らしの中に、

ちょっと心和む袋ものを。

もうすぐ完成します。


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by nazunanet | 2018-02-23 13:17 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)
古布を縫うとき、

主に絹糸や木綿糸を使ってきた。

ポリエステルの糸だと色合わせしても、

何か浮き上がってしまって、布の織り目に沈んでくれない。

それで小さな袋物などは主に、天然素材の糸を使って

仕立てることにしていた。

柔らかなリネンや織りの細かな上布は絹糸や木綿糸でも大丈夫だけど、

粗目の織りの蚊帳の麻や、

ゴリゴリ麻の中でもざっくり感の強い厚手の大麻布など、

強いとされるポリエステルの糸でも、

縫っているうちに織り目にこすれて切れることもあった。

最近、バッグの修繕依頼を頂いた際に使用した革の手縫い用の糸、

インディアン・シニュー糸で粗目の蚊帳織り布を縫ってみたら、

すんなりと織り目の中に沈みこんでくれて、

ループなどを使ったときも糸目の出方も美しい。

ブレスやアクセサリー用にもシニュー糸を使っている。

好みの細さに細く裂いて使うシニュー糸は、

国産のものやアメリカ製のものなど、

色んなメーカーのものがある。


元々はネイティヴアメリカンの皮細工に、

動物の”腱”を糸にして使われていたのがシニュー糸の由来。

現代のものは、そのシニュー糸の特徴と良い部分を合成素材で再現されたもの。

色んなメーカーのものを使ってみて、

一番使い良かったのがインディアンシニュー。

天然素材ではないけれど、使い心地が非常に良く、

しかも、全く糸切れしない。



ちくちく、とアイテムを制作中です。。。

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by nazunanet | 2018-02-16 14:23 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)

冬の「麻の重ね」

藍の麻と同じくらいに、

生成の麻、苧麻、大麻布も好き。

薺nazunaでは、冬でも夏でも季節に関係なく、

麻や苧麻や大麻布のバッグや袋ものを制作。。。



麻には麻を重ねる心地よさを、

袋物でも実践中。

麻に木綿を合わせるよりも、

麻を重ねた方がシルエットが美しく出る。

生地の張り感や折りのシャープさんが、

麻と木綿では糸の質が違うからなのだろうと思う。


「麻の重ね」をちくちく制作中。。。






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by nazunanet | 2018-02-08 01:44 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)
布の手仕事の中には、

染める、織る、刺繍、仕立てる、など

様々にあるけれど、

染めでも織りでもなく、

布を合わせて、糸と針で仕立ててゆく作業というのが

何故か一番心地よく感じる。

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でも、カンタ刺繍と出会ったことで、

少し変化を感じてもいる。

技法などを細かな決まり事のある”刺繍”ではないカンタ刺繍。

アンティークのカンタや望月真理さんの作品を拝見したら、

地刺しが細かく、布もとろけるようにふんわりしているのが心地いい。


穴が空いて破けたシーツやカバーがあったら、

それを使うといい、という。

何枚か破けたのを捨てずに取ってある。

大きなサイズを刺していくのをそろそろ始めないと、と思う。


あと、縫うことの他の手仕事としては、

彫刻刀で彫る作業も、

この上なく心地よい。
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布も木彫も、

二つ合わさってカタチにできるのが、

小物入れなどの小さな袋物。


大きな袋物も小さな袋ものも、

じっくり作っていこうと思います。



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by nazunanet | 2018-01-28 22:47 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


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