2018年 04月 16日 ( 3 )

地域猫、風雨の中で。

二、三週間前に見かけたときは、
丸々して、毛艶も良くて、
ごきげんのていで、毛づくろいに熱中しているところだった。
いつものように名前を呼ぶと、
こちらを見て、ゆっくりとまばたきを返してくれた。

寒かった冬が終わって良かったなあ、と思っていた。

でも、その後から急に寒の戻りが激しくて。
次に近くを通ったときに、いつもの場所を見に行ったら、
晴れた日には毛づくろいしていたお気に入りの場所に、
黒っぽいタオルが落ちているだけ。
どこかに地回りに行ってるのかなと近づいてみたら、
平たいタオルだと思っていたのが地域猫だった。
「まさか!」と更に身を乗り出すと、ただ眠っているだけだった。
呼びかけにも顔をあげることなく、静かに眠っている。

私のことは”知った顔だ”と認識してくれてるけど、
あまり近づくといつも警戒して逃げようとする地域猫。
弱ってる時にそんなことをしたら体力を使ってしまう。
そんなわけで離れたところから見守っていた。

その後、お世話係の方に会ったら、
「どうも風邪をひいたみたいなの」と。。。
鼻がつまって呼吸しにくいらしい。
「もう12才にはなるからね。。。」とちょっと寂しそうに。

私はにゃんこ先生のことでペットロスになったことがあるので、
そういう話しを聞くと、チョイとつらくなってしまう。。。

「でもね、ご飯はちゃんと食べてるから、まだまだ大丈夫」
そんな風に言っていたので、ちょっと安心なキモチもあった。

今日、近くまで来たので地域猫の縄張りへ行ってみたら、
いつもの場所で地域猫が寝転んでいた。

元気になったみたい。

この間のような平たいタオル状態じゃなかった。
まだ毛艶は戻ってないけど、起き上がって毛繕いをしている。

なんという強さ。。。

一番最初、植え込みの中で佇んでいる猫を見つけたときは、
飼い主に置き去りにされたのでは、と思った。
ずっと同じ場所で待ち続ける忠犬ハチ公のように、
木の根元にお狐座りで来る日も来る日も佇んでいた。

男の人が通りかかると、甘えたような声で近づいていく。
でも、女の人には近づかない。
飼い主さんが男性だったのかなあ。。。と

それが数年前のこと。
まだ我が家のにゃんこ先生も健在だったとき。

保護して里親を見つけた方がいいんじゃないか、と最初は私も思った。
で、にゃんこ先生のご飯を失敬して、
何度かゴハンと水を持っていったりしたけど、
見知らぬ私を警戒して逃げてしまうばかり。(笑)

お世話係の人と一緒にいるときは撫でさせてもらえるけど、
独りで地域猫のそばに行くと、「シャー!」と怒られる。
でも、それでいい。
巷には色んな人がいるから、誰でも懐いてくっついていったら危ない目に遭う。

動物写真家の岩合さんが「自由猫」と呼ぶように、
彼は立派な自由猫。

彼は本当にすごい。
過酷な夏や冬、雨、風、雪を耐えて、
自由に飄々と生きている。
誰の束縛も、部屋の中に閉じ込めておくこともできない。

子猫の時代からお世話されてる方々がいて、
毎日、朝から昼、晩、そして夜中も、
天気が悪い日や寒い日は夜中に何度も避難場所を作ってやってる。。。

私などは時々、地域猫の姿を見かけるくらいの傍観者にすぎない。。。
そんなだから、勝手気ままにご飯をあげたりして、
近隣の迷惑になるようなことはしない。
いつもお世話している方々の邪魔をしないように、
彼が少しでも自由にのびのびと生きていけることを望む。
でも、見かけたら、愛情を示したくて名前を呼ぶ。
そしてちゃんと呼びかけにまばたきで返してくれる地域猫。

今日は会えてホッとした。

もうちょっとゆっくり休んで、元気になるんだよ。。。





[PR]
by nazunanet | 2018-04-16 17:16 | | Comments(0)
西野さんが監督に就任。
どんなサッカーをしてくれるのか、楽しみでもあるし、
3週間ほどしかない状況で、
全選手とスタッフが同じ方向に向いて戦えるか、どうか。。。

一人でも、W杯という舞台で”自分を輝かせよう”とか、
”自分を世界に見て貰おう”なんていう風に思ってたら、
きっとどうしようもなくなる、と思う。

チームが勝つために必要なことをやってほしい。
一人でも、他の選手をコントロールしようとしたらだめになる。。。
監督の仕事は監督に、
選手はそれぞれできることを最大限に発揮できるように備えてほしい。

なんだか、これまでのW杯や国際大会に出場した日本代表の歴史の中で、
過去に守備的になっていたことを批判する人達が多くいる。
マイアミの奇跡を起こした西野監督の戦術を、
守備的だった、と、最近記事に載っていたのを見た。

けど!
どこをどう見て、日本のサッカーが、
世界と対等に渡り合えるほどの力があると思っているのか。。。
決して、代表チームにケチをつけているわけではなくて、
日本は頑張り屋さんだし、テクニックもあるけど、
チームとしての日本代表はW杯出場国の中では、
最弱もしくはブービーくらいだと考えておいた方がいい、と思う。

それで守備的に戦って何がいけないのか。
アジアの国々だけが集まる大会ではないってことを、
代表や監督を批判している人たちは分かってないのかな、と思う。

南米予選やコパ・アメリカなど見てると、
あのコパを優勝したチリやW杯3位にもなったウルグアイや、
強豪のコロンビアやメキシコでさえ、
ブラジルやアルゼンチンと戦うときは完全に守備的になっている。

攻守に素早いメキシコは、
他の南米勢と戦うときは全員守備でのカウンター狙い。
チリだって、全員守備でサンチェス(現マンU)がワントップに残って、
独りカウンターで攻めるのが殆ど。
それでも勝ち進んでいく。
一発勝負の大会では何が起こるか分からないから。

欧州ではクロアチアだって、ポルトガルだって、
チェコだって(出場しないけど)、スイスだって、
日本よりずっとずっと強い国々も、
ケースバイケースで、ほぼほぼ守備的で試合をコントロールしようとするし、
攻撃的になるときとうまく使い分けてる。

それなのに、どんな相手にも日本代表に
「守備的なサッカーをするな。攻撃的に行け」って、
どんな人たちが言っているんだろう、とギモン。。。

全ての試合で攻撃的に行くことが可能で許されるのは、
ブラジルとドイツ、スペイン、フランスくらいなもの。。。

他の各国代表は、試合ごとに、または試合中にも
攻守切り替えや引き際がどこも抜かりないし、クレバーです。

2006年、フランス代表は決勝のイタリア戦でジダンの退場もあって、
優勝を逃すんだけど、
そこへ行くまでのグループリーグも薄氷を踏むような試合ばかりだった。
スイス相手にまさかの敗戦で敗退か、と思えたときに、
残り数分しかないという時に、
ジダンがフリーキックなどで2分間で2得点して勝ち上がったり。
もう見ていてハラハラ、もうダメだ、と悶絶するような試合ばかりで。
でも、そういうのを乗り越えて、
「もしかして、優勝する??」というところまで行った感じだった。
結果は残念だったし、マテラッティのことは今でも嫌いだけど(笑)、
そんな決勝へ進んだチームだって、
トントン拍子に行くことはないし、
どこも今回の波乱のCL準々決勝のように、
判で押したように強豪チームが易々と次へ進めるとは限らない。

前回のブログでも語ったように、
最近の守備的サッカーは、
自陣に引きこもる完全受け身のサッカーじゃない。
相手のボールをしつこく取りにいく、
数人で囲んでボールを取る、司令塔の選手には好きなようには決してやらせない、
徹底的に動いて走って強い相手の嫌がることをして、
ゲームを支配させないというのが”守備的サッカー”になってると思う。
体力が後半の半分で尽きてしまうことが多い日本チーム。
そこまでの運動量がこなせるのか、どうか。
岡崎選手はそういう献身的な前線からのチェックがすごい選手なので、
是非使ってほしいけど。。。
最近はレスターで結果が出てないのが心配。

グループリーグの対戦国が、日本からポイントが取れると喜んでいる。。。
そんな日本代表がジャイアントキリングをおこしてくれたら最高。。。
そういうリスペクトのない輩をぎゃふんと言わせてほしいけど、
せめて何かしらの爪痕を残していってほしいなと思う。

ガンバレ、ニッポン!






[PR]
by nazunanet | 2018-04-16 01:11 | サッカー | Comments(0)
CL準々決勝のレアルマドリーとユベントスの試合は死闘だった。
1thレグであっけなくレアルがアウェイで0-3で勝った試合。
Cロナのサッカー史に残るホバリング的バイシクルシュート。
数的不利で反撃できないまま終わったユベントスだったけど、
試合前夜のローマの快進撃で奇跡のバルサ撃破で、
ユベントスも勢いがついた。
全く攻勢を弱めることなく0-3で延長戦へ向かう寸前の、
ユベントスのファウルでPK判定!
猛抗議の主将ブッフォンが一発退場は厳しかったけど、
PSGのベラッティに起こったことと同じ。。。
でも、どちらのサポでもある私自身、あれはやっぱりPKだったと思う。
Cロナが前に入ってアシストのパスを送っていたし、
ルーカス・バスケスもユーべの選手よりも早くゴール前にいた。
身体の接触なくボールをカットすることは不可能。
後ろからの接触だったし、手も出ていた。
だから、ユーべ寄りで見ていても、「PKは仕方がないなあ。。。」
という感じだった。
それでCロナが両チームの罵倒や混乱の中、全く動じないで見事ゴール。
なんという精神力。
そしてレアルが次に勝ち進んだわけだけど、
イタリア国内よりもスペイン国内で批判殺到って。。。
バルサ寄りのメディアも多いし、アンチ・レアルも多い。。。
そういう意味ではユベントスも似たような境遇ではある。
でも、前シーズンのPSG戦でのバルサの奇跡の逆転勝利も、
疑惑判定もあるけど、叩かれないのは不公平かな。

準決勝ではドイツ王者のバイエルンと。
名将、智将のハインケス監督とジダンとの戦術の戦いも楽しみ。
とにかく3連覇、出来たら最高!

サッカーは本当に怖いなあ、と今回の決勝トーナメントで思った。
3点、4点取ってても、次はどうなるか分からないなんて。

以前とは守り方が変わった。
自分達の自陣で引いて守っていてはやられるだけ。
中盤からチェックして、相手に好きなように決してやらせないようにする闘い。
完全に受け身の守備的サッカーは、
欧州サッカーにおいてはもう無くなってきてるのかも。
それをやってたら、勝てない。

そういう運動量の過酷な状況になりつつあるサッカー界で、
日本代表はW杯でどう戦っていくのか。。。

つづきます。。。


[PR]
by nazunanet | 2018-04-16 00:26 | サッカー | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


by nazunanet
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30