2025年 05月 22日
国産米とアメリカ米カルローズの重金属含有値を比べてみたら
全体の重金属濃度はカリフォルニア米がヒ素55ppbを含む65ppbと最も低く、全般的に暴露を低減する上で優れた選択肢になると、フーリハン氏は語った。」
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で、この数値として、日本の米を比べたらどうなんだろうか、と調べてみました。
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国内の食品衛生法の基準値が明記されています。
米(玄米及び精米) 0.4ppm(mg/kg) 以下
清涼飲料水(ミネラルウォーター類を含む) 0.003mg/L 以下
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ppbとppmの単位を換算して比較すると、
100ppb=0.1ppm
カルローズ(カリフォルニア米&ブレンド米)は100ppbなので0.1ppm
国産の米は0.4ppm内なので、カルローズやカリフォルニア米の方が低いですね。
カリフォルニア米の重金属は多くても0.065ppm。
最初はニュースタイトルを見てドキっとしたんだけど、
数値を調べて比べてみたら、国産のお米よりも基準値も低くて、
どちらかというと安心だったのでヨカッタ!
過去に国内のある地域で生産されたお米から重金属の基準値を超えたものがあって
自主回収されたこともあったそうで。
今はニュースで米が欠けたり割れたりした粗悪な米も出回っていると聞くので、
いろいろ心配になりますね。
カルローズの味は国産の米と比べると、サッパリしているので甘味や旨味に少々欠けますが、
洗米してから一時間くらい十分に吸水させて土鍋で炊くと、もっちりして結構イケます。
高齢の方は長年国産の美味しいお米を召し上がってらっしゃるのでとっつきにくいかもしれませんが、
カレーやチャーハン、オムライス、ピラフ、パエリャ、タイカレーのレシピにはバッチリです。
タイカレーはこのお米が本当に合うと思う。。。
タイ米はちょっと苦手で、でも国産の米だとモチモチ度がありすぎて、
そんなときはカルローズやカリフォルニア米ですね。
でも、今月は国産米を安く買えるかな、と思ったけど、
近所では5000円近かったので、やっぱりカルローズにしました。
前に食べていた銘柄が全然入ってこないって、本当に米不足なのか、どこかの買い占めなのか。。。
余談だけど、
もう長いこと、なぜ普通にスーパーの海鮮売り場にホタテの貝柱が売ってないんだろう、ってずっと思ってた。
デパートや高級食料品店にはあるけど、一般の近所のスーパーには全然売ってないのが10年近く。。。
そんなあるとき、原発の汚染水放出問題で、中国が日本の水産物を拒絶されてから、
一気にホタテが出てきたね。。。
「あるんじゃない、ホタテ、こんなにも」
でも、もう買わない、と思ったよ。
ある地域で、お米の生産をしようと全国から集まった人たちが掲げている目標が、
「私たちは外国ではなく、日本の人たちにお米を売ること!」って。。。
やっぱり!!
高値で買うよという外国からのオーダーがもういっぱいあるんじゃないのかな。
フランスでも世界でもオニギリブームでしょ?そうじゃないの?
海外からの観光客もものすごい数で、
そして世界的に空前のオニギリブーム、日本食ブームで、
そんなの減反してたら足りるわけないもの。
お米も、ホタテや海産物が日本人の食卓から消えてたのと同じなんじゃないかと、
私は密かに思ったりしてるよ。。。
だったら、重金属の含有も少ないカルローズを食べてしのぎますよ。。。
新・米奉行に就任の小泉さんがどれくらいやってくれるのか、
期待と諦めとまだまだ半々ですが、
注視していかなくちゃね。。。