2025年 謹賀新年
旧年中のご愛顧、ご厚情、心より御礼申し上げます。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。
本日1月6日より通常営業しております。
追伸;HPのnazunaニッキ、12月分と1月分、アップしました。
なずな
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SPIN HOUSE PONTAさんのところで購入の羊の糸で編んだガンジーセーター。
一年掛かって二着、クリスマス直前に編み上がりました。
自然光で撮ったら、編み目が全然わからなくなったので、
上の写真はダンナさんにストロボ2機設営して撮ってもらいました。
(私が自然光で撮った画像だとこの通り。よく分からない感じで残念。)
最初はストールを編もうと思っていたのですが、
SPIN HOUSE PONTAさんの毛糸のカセに触れた途端、
もうこれは英国伝統のセーターを編むしかない!と思いました。
アランセーターは以前編んだことがあったので、今回は初のガンジーセーターに挑戦。
アランセーターは部位ごとに編んではぎ合わせていきますが、
ガンジーセーターは輪針で身頃の脇下まで編んで、前と後ろとそれぞれ編みあげたら、
繋げてカタチにしていきます。
まっすぐのカタチに編んでいきますが、脇マチやネック部分にもマチがあるのが特徴で、
漁師さんのセーターなので非常に動きやすいです。
そしてPONTAさんの糸は本当に暖かくて、下にニットやシャツを重ねればコート無しで
セーターだけでもへっちゃらです。
ウールの重なりが暖かい空気の層を生み出してくれるので、これにコートを着てしまうと、
汗が出て暑いくらいです。
私は東京在住なので比較的温暖だからかも。ご参考までに。
これは一生モノのセーターになりました。
毛糸はコーンかカセで販売されていて、
私はカセを選びました。コーンは拠り戻り防止がされていないそうなので。
でも、カセだと私は玉に取る器具がないので、
イスの背もたれに引っ掛けて玉にするのに2時間くらいかかりました。
(映画を見ながら作業したので、全然苦にならなかったですが)
7号糸を二本どりで2号棒針で編みました。
ガンジーセーターはカセ(220gほど)を3つ使用しました。
玉になっていない分、手間はかかりますが、
この糸のナチュラルな風合いに触れると幸せなキモチになります。
SPIN HOUSE PONTAさんはWool Classer(ウール格付け人)の資格を持った
京都の原毛屋さんです。
糸の紡ぎや羊にまつわる雑誌『スピナッツ』を発行されたり、
正倉院の花氈(かせん)の調査もされたり、
世界の羊毛、また羊にまつわる方々と海外での取材や交流も。
国内外で活躍されてる方です。
またPONTAさんのところの糸で編みたいです。