法事で訪れた長野県。
東京から出たのはコロナ禍が始まった以来なので3年以上ぶり。
しかも、家族以外と会食するのも3年ぶり。
でもマスクは持参だし、まだまだ気をつけています。。。
長野県は雪の降る地方だから少し涼しいかな、と思ったら、
暑さでいうと東京とそう変わらない。
というか、むしろ、空が大きいので暑いくらい。
道を歩くと、都心はビルや地下街があるので逃げ込めるけれど、
まず道に日陰がない。。。
法事を終えて、
ちょっと息抜きしようということになり、別所温泉へ。。。
都市伝説を映画化したという『きさらぎ駅』。
そのロケ地として使われたそうなのが、上田電鉄。
風情があるので、都市伝説ホラーに使われたのはちょっとかわいそうな。
でも、乗り合わせた人たちは写真を撮りまくってましたね。。。
突如、山の向こうに雲がいっぱい現れて、
このあと、恐ろしいほどのゲリラ豪雨に!
幸い、旅館の送迎バスに乗っていたので、それほど濡れなかったけど、
でも、カバンがビショビショになってしまった。
革カバン!!!
小さな温泉郷は、そぞろ歩きにも丁度いいサイズ感。
街の守護、北向観音さんへ詣でることに。
長野善光寺と対になっていると言われているので、
どちらか一方だけお参りするというよりも、
両方詣でると良いそうです。。。
以前、長野の善光寺のご開帳のときに詣でたことがあるので、
丁度よかったかも。
36℃、37℃という気温でもう息も絶え絶えの観光だけど、
この観音さまの本堂の裏手に回ったとき、
なんとも言えない心地よい空気が流れていました。
他の観光客の方々は本堂の正面をお参りしたら帰ってしまっていたけれど、
裏手の回廊へ出ると、ひんやりした空気と心地よい風が吹いていて、
まるで24℃設定のエアコンが掛かっているみたい。
極楽とはこういうものか、としばしこの静かな回廊で休憩させて頂いた。
小さなお寺で、大勢の人で賑わう感じではないけれど、
逆にこういう静かな場所にこそ、癒しの空気が流れている感じ。
有名な『愛染かつら』の大木のそばも爽やかで清々しい空気に満ちている。
しばし、ゆるりと過ごしていたい