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有次の肥後守でバターナイフをつくる

有次で肥後守を購入するとき、

ネットで真鍮製のバターナイフもあることを知った。

でも、金属製や木製のバターナイフは何本か持っていて、

また道具が増えるのもどうかと思って、

そこは少し我慢したのだけど。。。

最近は定期的にパンを焼いているので、

バターナイフは毎日のように使う。

10代のとき、原宿のF.O.B.COOPで購入したものとか、

明治通りのZAKKAで購入した木製のものもあるし、

出雲の鍛冶屋さんの果物ナイフはバターナイフやチーズナイフにぴったりで。。。

最近はジャン・デュボのバターナイフに心惹かれていたけど、

有次の真鍮製のもいいなあ、なんて、

またキッチングッズに心奪われ気味だったけど、

ここは少し冷静になろう。。。


金属製のバターナイフはバターを切りやすいし、

熱伝導の良さもあるから溶けやすいし塗りやすい。。。

でも、なんとなく、パンの表面に金属の刃やヘラが当たるのがどうも抵抗感もある。

使っている木製のバターナイフは刃は勿論ないので、

もったりしていてバターやジャムを塗るとき、パンの表面を押し付けてしまう。

何か良いバターナイフは無いものか。。。

そこで、いつも使っている木の匙を思い出した。

塩やスパイスを少しだけ取るのに便利なように、

茶匙のような趣で自分でこしらえた木匙。。。

山桜の枝を削って作ったまんまの、いびつで素朴としかいいようのない木匙。

でも、長年使っているうちに、なんとも言えない艶も出て、

スパイスや塩をすくうのはこれでないと、と手放せない愛着が湧いてきた。

じゃあ、バターナイフも作ってみよう。

有次の肥後守でバターナイフをつくる_d0221430_18181072.jpg

有次の肥後守で山桜の枝を削って、バターナイフを作ってみた。

有次の肥後守でバターナイフをつくる_d0221430_18402718.jpg


上の小さいのは私用。

下の大きいのはダンナさん用。

3匹のクマのスプーンみたいだなあ。。。


画像では分かりにくいけど、刃部分も薄くエッジが出るように削ったのと、

持ち手の親指がかかる鍔の部分や柄の太さやゆるやかなカーブも、

いびつながら工夫して削ったので、バターを切るのも苦にならない。

とても使い易いバターナイフが出来上がった。

北国の山桜を使ったので、白い木肌のまま未塗装のもの。

そのうちオイル成分がどんどんしみ込んでいって、

艶も味わいも出てくると思う。

手にも、パンにも優しいバターナイフ。

なんだか、作っているときも、

使う時も、心がほっこりしてくる。

暮しの道具を自分で賄う喜び、というのかな。。。



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by nazunanet | 2020-08-27 19:01 | 日々のあれこれ | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


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