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テニス肘&ゴルフ肘と、謎の古道具

テニスもゴルフもやらないのに、

テニス肘とゴルフ肘を同時に発症。。。

長年の手と腕の酷使かなあ。。。

激痛の日々からだいぶん治まってきて、

少しずつ木彫なんかも始めてみた。

少し長く作業を続けると、日常生活が困難になってしまうので

だましだまし、様子を見ながらやっている。

痛くなったらローズマリーとラベンダーのクリームを塗って、

冷やしたり温めたりと世話を焼いているせいか、だんだん良くなってきた。


木彫の作業では、いつも万力などを使わず左手でキープして彫っていたけど、

最近は台を使って支えながらやるようにしている。

台は十数年前に麻布十番にあった骨董屋さんで見つけた古いまな板のようなもの。

かなり分厚い板に下駄のような足がついている。

足は釘を使わずに木組みで本体と繋ぐといった凝った造りのもの。

途中で折れたか割れたかで、切断部分を剥ぎ合わせて繋いだ箇所がある。

古い大きな釘が打ち込まれていて、

切断部分の断面もすっかりなめらかに摩耗するくらいに使い込まれている。

木の肌や摩耗具合から、

家にある他の大正時代や明治時代の書類棚や踏み台よりも、

もっともっと時代が古いようにも感じる。

釘は和釘ではないので、もっと時代は新しいのかとも思うし、

修繕したのが明治以降で本体は江戸期なのか、

などと様々に思案を巡らせている次第。。。

形からして漁師さんが船や岩場や港で使っていたものなのかな、とも思うし、

苧麻や大麻の繊維をなめすのに使われた台なのかも、とも思う。。。

当の骨董屋のご主人も何の用途で作られたものなのか皆目分からないという。

木はまな板でよく使われるイチョウなどよりは、

目が細かく密でかなり堅く、何よりずっしりと重い。。。

樫、かな???

木目すら見えないほど使い込まれて飴色になって、

一種異様な風情を醸し出しているといっていい。。。

手に入れたときは薺nazunaで古道具を始めた頃だったので、

アイテムとして出してもいいかなと思っていたけど、

見れば見るほど到底手放し難く。

そんなわけでしばらくは棚の上でお気に入りの古道具の置台に使っていた。

江戸期の油皿や昔ガラスのランプ、

フェイロニアンキャンドルや香炉などを並べて楽しんでいた。

今年になってからとんと木彫も出来ずにいて、

その台をなとなく眺めるうちに、

「根付職人さんの使っている作業台に似ているなあ」と思った。

でもお気に入りの台なので、万力を装着したりして傷をつけたくはない。

小机に載せたり、または膝に載せたりして使えば、

支えの左手をサポート出来るんじゃないかな、とひらめいた。

ただの腕を載せているだけでも楽になるので、

少しずつやっていけば慣れて使い勝手も良くなりそうだ。。。


かつて漁師さんのまな板だったのかな、と思うのは、

板はオイルで磨きこまれたような艶があって、

木肌の表面には幾つもの無数の刃物傷のようなものがある。

だからといって、汚いようなところが一つもない。

これだけを台に載せたり、壁に掛かっていても良いくらいの、

何か古いものだけが持つ美しさが宿っている感じなのだ。。。

木彫の作業台として、少しの間使わせて貰おうと思っている。

なるだけ傷付けたくないお気に入りの台なので、

治るまでの間。。。


また今度、画像をアップします。










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by nazunanet | 2020-08-10 00:49 | 日々のあれこれ | Comments(0)

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