青梅の豊かに実る頃、
しとしと長く振り続くのが「梅雨」だった。
樹々や草花の緑が雨に濡れて、
夏を前に野山が輝く季節でもあった。
いつのころからか、
豪雨、暴風雨、洪水、
そんな雨の季節が来るのがこわくなって。。。
夏から秋も台風ばかりで、
去年の秋は都心でも酷い洪水被害が相次いだ。
ちょっと前までは、
空を飛行機が何千と飛び交うような世界じゃなかったし、
工場や発電所の稼働率だって、
今ほどじゃなかったし。
当然のことながら、
動き回るとエネルギーが生まれる。
エネルギーは熱をもたらして、
海も、空も、大気も大地も熱くなる。
そして結果として気候が荒れて不安定にもなって。。。
コロナで人の活動や移動が抑えられて、
海や空や大気の汚染が減少していたようだけど、
海水の温度、大気の渦、地球の地熱や地磁気、
そんな惑星規模の大きな動きまでは止めようがない。
病や災害は人の活動や行動と連動して起こってるとしか思えないことも。。。
平穏な大地、空、雲、海、雨にするには、
人も平穏さを保つ日々が必要なのかも。