
長いこと自家製パンを作ってきて、
急に今月に入って、食感が微妙になってきた。
湿気のせいと、オーヤマくんの最高温度が上がらないというのがダブルパンチ。
何は無くとも250℃欲しいところなのに、
ずっと220℃から230℃そこそこしか上がらない。
ハード系パン焼きには致命的な温度の低さ。
それでいつもの水分を多く含んだパンが上手に焼けないので、
水の配合を少なくしてみた。
強力粉500g
水 335cc(325g)
塩 10g
モルトパウダー1g
サフ・イースト3g
(追記;前回、粉300gの配合でやってみたら大成功だったので、
粉500gのいつもの量で再現することにしてみた。。。)
全ての材料をボウルの中でひとまとめになるまで混ぜたら、
蓋を半分開けた状態にして、5~6時間常温の場所に置く。
ボウルいっぱいに膨らんでくるので、時間が経ったらビニールにふわっと入れて、
蓋も隙間を開けて載せる感じにして、
冷蔵庫で24時間以上寝かせるだけ。。。。
長時間低温発酵パンは粉と水と塩だけのシンプルなパン。
バターなどの油脂類や牛乳やクリーム、
砂糖などが入らないなので長時間寝かせられるんだと思う。
リッチパンの配合で長時間発酵させるなんてことしたら、
夏場は仕込んだ生地が傷んでくるはず。。。
梅雨&夏用のレシピで作り直して焼いてみたら、
予熱30分熱しても230℃までしか上がらなかったけれど、
なんとか焼成に成功。。。
下段にセットしたデロンギピザストーンの上に生地を載せて、
庫内に霧吹きをたっぷり吹いて、
最高温度で18分~30秒の辺りで焼き色を見て判断。。。

ピザストーンがあればハード系パン、フランスパンがちゃんとできる。
オーブンシートとトレイでは焼けない味になるけど、
・・・・悪くないけど、ちょっと物足りない。
これまで食べてきた自家製パンの味じゃないからかな。
モチモチフワフワ、皮がパリッパリの自家製パン、
やはり250℃以上にならないと焼けないのかなあ。。。
ネットでフランスパンの焼成のことを検索していると、
家庭用のオーブンで何とかしてフランスパンを焼こうと
努力している人々の工夫を記録したブログに行き当たる。
上部に焼き網を載せて、そこでグリル用の焼石を載せて蒸気を出したりとか、
素早く生地を庫内に入れるための木べらを自作されていたり、とか。。。
デロンギのピザストーンさえあればいいのだと思っていたけど、
また何か工夫しなくてはいけない時期に差し掛かってきたのかもしれない。。。
家でハード系パンを焼くことの難しさを
毎回毎回パンを焼くたびに実感している。
でも、諦めたくない。。。
それもパンを焼く楽しみの一つだから。