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夏も薄いリネンを重ねて

涼感素材のウェアが様々に開発されて販売されているけれど、

やっぱり夏はリネンや麻が心地よい。

細番手のリネンは透けやすいのでインナーのキャミソールや、

ベストも極薄のリネンで仕立てたものを組み合わせて。

麻やリネンは重ねても見た目も涼やかで、

汗をかいてもすぐに乾く。

風をはらんで心地よい。



透けるように薄いセミの羽のような布を何枚も重ねて着こなしたのが、

かつてマハラジャが存在した頃のインドの上流階級の女性のサリーなのだとか。

蜘蛛の糸のような手紡ぎ糸で手織りした布は今では幻の布。

そんな着こなしに憧れてしまうけれど、

そこまで薄い布は現代ではなかなかお目にかかれない。

だからこそ、シャツやワンピースには極細番手のリネンやコットンで仕立てたい。


そんな手縫いで作るリネンのブラウスやワンピースには、化繊の芯地を使わない。

どうしてもパリッとさせたいメンズシャツのときだけは、

張りのある極細番手の苧麻を芯に使う。

化繊の繊維の強さがリネンやコットンを打ち負かしてしまうので、

経年による傷みが加速してしまう。

何年も何年も、修繕しながら着込んでいきたい手縫いの服。

擦れや破れには糸でちくちく繕いして、

その糸の跡も愛着の湧くものに。


もっともっとアイテムとしての”手縫い服”も、

自家用ものも縫っていきたい。

手縫い服を仕立てていく楽しみがやっと分かってきた頃だから。

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by nazunanet | 2020-06-11 01:23 | 手縫いの服 | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


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