シアバターで捻挫したところをお風呂上りにマッサージをしていたら、
処方してもらった薬”スミルスティック”よりも効果を感じられて。
そこに筋肉痛や血行を良くするハーブ精油をブレンドすれば、
もっと効果があるのじゃないだろうか、と。。。
これまでラベンダー精油を頭痛緩和に使っていたけど、
筋肉通や腰痛などの緩和にも、精油はとても効果があるということが分かって。。。
ラベンダーは万能で家庭の薬箱には必需、というのは知っていたけど、
ローズマリーも万能薬なんだそうで。
中でも、痛みに効くのは”ローズマリー・カンファー(樟脳)”というもの。
ネットで色々調べていたときに、
スポーツ選手のマッサージなどで使われているレシピを発見。
そのままでは少し肌に強そうだったので、
少しマイルドにアレンジして試してみたレシピがこちら。
シアバター15g
アーモンドオイル20g(抗酸化作用にイイ!)、
みつろう 10粒(ちょっと緩めの軟膏になります)
ローズマリーカンファー精油 8滴
ラベンダー精油 4滴
これを消毒したガラス瓶などに入れて湯煎に掛けて、
みつろうやシアバターを溶かして、保存容器に入れる。
(詳しい作り方や消毒の仕方などは精油に詳しいサイトをごらんになってね。)
オイル類に対して精油濃度をちょっと高めなのは、
断続的な痛みが出ている足のため。
(オリジナルはオイル20mlに対して
ローズマリーカンファー8滴、更に他の精油もプラスというものだったので、
ちょっと薄めにしてみたけれど。。。)
足指、足甲、足首、膝に特化したマッサージ軟膏なので。
上半身や皮膚の弱いところにつけるときは、
精油は合わせて7滴以内にした方がいいかも。
(敏感肌の方や、妊娠、授乳期などなどご自身の状態に合わせて、
精油を精査して選んでください。)
オイルやバター類5mlに対して、精油は0.01~0.05ml。
精油一滴がおよそ0.05mlというので、
おおよそでお好みのものをブレンドするといいかも。
ローズマリーカンファーとラベンダー精油を入れたクリームは、
夜寝るときに足や肘の痛みで寝付かれなかったのが、
すんなりと安眠することが出来るようになって、ホッと安心。
精油というものをこれまで気分転換の香りに使う、
そんな認識でしかなかったけれど、
漢方薬と同じで、
効能のある成分を濃縮したアンプルのようなものと改めて分かって、
そして、そういう植物の力をほんの少しお借りして、
日々を過ごしやすくさせてもらっているんだなと。。。
なので、体質や症状別にちゃんと選んだ方がいいのですね。
状態や気質、体質で禁忌とされているものもあるので、
本当は漢方医のような人がいて、個々人に処方されたらどんなにいいかしら。
外科的処置やケミカルな薬では改善しない不定愁訴や痛みを抱えているからこそ、
精油や植物のインフューズドオイルを使ったり、
効果のあるものを探しているわけで。。。
精妙な効果や身体の変化にも敏感に分かって、ちゃんと学んでいれば、
いい加減なものや怪しい謳い文句に騙されずに済むし。
自分の心身の声をキャッチして、
正しいものを選んでいくことが大事。