ここのところ、パンライフが充実している。

続けて作り、焼いていると、手が勝手に作業を繰り返してくれるので、
均等に好みのパンが焼きあがってくれる。
まばらに作っていたときは、いくら書き留めておいても
すぐにコツを手が忘れてしまう。
オーヤマくんを使い始めてからしばらくは、
温度がメーカー設定の最高温度まで到達しなかったり、
日によって上がったり上がらなかったりで、パンの焼成にも響いていたけど、
このところ、ずっと温度は最高温度250度をキープ。
なので、ハード系パンが美味しく出来上がっている。

この冬は暖冬だったせいもあるけど、
デロンギのピザストーンが熱を保つ効果の高い高熱で焼き締めた石材なので、
寒い時期でもオーブン開閉時の温度の低下がそれほど無くて。
デロンギのピザストーンはやっぱりすごい。ピザに特化してるだけある!
(こう書いてしまってはオーヤマくんに申し訳ないけど、ホントに。。。
残念だけどオーヤマくん付属のセラミックのピザプレートの質とは
やっぱり全然違う。)
蓄熱効果のあるものが入ってないと、
簡単な作りのオーヤマくんに限らず、
家庭用のオーブンなどはすぐに温度が下がってしまうけど、
セラミックまたはストーン素材のプレートは蓄熱の上では必需だな、と。。。
そして近所のスーパーで米の買占め騒動があったお蔭で、
粉と麺で過ごす日々の中、パンの出来が非常に良くなって、ウキウキです。
(その後はお米も普通に出廻ってる。一時的なものだったのでヨカッタ。)
一週間に一度、粉から生地を作って寝かせて、
一日一回フランスパンを二本、または丸パンを4つ焼く。
そうやって作っているうちに、オーブンの特性も把握できたし、
生地の投入時も素早い動作で出来るようになってきた。
パンは皮はカリッとしていて、パイ生地のように薄い層が重なっているかのよう。
中はふっくらしてモチモチして、本当に美味しい。
といっても、自分達が好きな味が出来ているということなんだけど。
粉と水と塩、そしてイースト。
シンプルな材料だけのものって、適当に作るとまずくなるのは勿論だけど、
工夫があれば、どんどん味は変わっていくんだなと思う。
毎回、どんな味に出来上がるのかっていうのが本当に楽しい。

お米を炊くのもパンと同じシンプルな料理。
炊飯器でピッと押して炊きあがるのと、
ごはん窯でガスの火を調節しつつ時間を計って炊き上げるのとでは、
やっぱり味が全然違う。
シンプルなものだからこそ、その変化が如実に分かって面白いんだなと思う。