今年の夏の凄まじい暑さと湿度に、
洗髪後のドライヤーを掛けても掛けても、
汗が出るだけで乾かず、
なんだか夏の間ずっと髪が湿気で困った気分だった。
過剰な湿度、または反対に、真冬の乾きも、
心身の調子だけでなく、髪や肌にも影響してくる。
特に天気病の頭痛の持病があるので低気圧が迫って来る前は結構痛い。
(でも、先生にツムラの五苓散を処方して頂いてから症状は劇的に改善。。。)
それにしても、ちょっと前までは良い感じにまとまっていた髪も、
ここ最近、また何か変化は起き始めているんじゃないかと。。。
それは湿気と暑さだけのせいじゃないのかも、と思い始めた。
振り返ってみると、
女性の髪は10年ごとに変化がやってくるんじゃないか、と思ったりもする。
髪はホルモンと密接な関係にあるのだろうから、
身体の微妙な変化が髪や肌に表れてくるのだろうと思う。
10年ごとの境目の辺りが一番困った状態になって、
しばらくすると、少しずつ慣れて落ち着いてくる。。。
やっと馴染んできたなと思うと、次の変化のときがやってくる、という感じ。
ここ数年でちょっとずつ白髪も増えてきた。
でも、やっぱり染めたいとは思わない。
理由は色々あるけれど、その中でも身体のため、というのもある。
黒髪を染めるのと白髪を染めるのとを比べると、
ケタはずれに白髪を染めるダメージは内臓にくるんだそうで。。。
ヘアサロンなどでは薬剤を扱う頻度が高いので、
シャンプーを毎日するので手荒れもあるし、
それ以上に、働く女性に流産や女性特有の病にかかる方が多いと、
ヘアケアを開発している会社を経営している方から聞いたことがあった。
なんとか、そういう苦しみから仕事に従事している人達を守りたいと、
元気で健康な赤ちゃんを産んでほしいと、
サロン向けに身体に優しいシャンプー剤を製造しているんだそうで。
そういう薬剤の毒は男女共に、皮膚から入って肝臓にダメージを与えるけど、
それ以外にも生殖器にダメージを与えるんだそうで。
その方から、お洒落したいからって思っても、
白髪染めは絶対やってはいけないよ、と教えられ。。。
でも、そういうことを聞く以前から、
白髪になっても染めないようにしようと思っていたけど、
聞いたら尚更、自然のままでいようという思いが強くなった。
お洒落的には一度染めたら、もう染めないでいることは難しいだろうし、
身体には勿論、髪にも頭皮にも良くないだろうし。。。
そうはいっても、私の周囲の友人知人はみんな染めている。
染めないでいるなんて無理、という。
それは分かる。
自分の好みだけでは通らない環境だってある。。。
でも、以前よりはグレーヘアの美しい働く女性も増えてきつつあるけれど。
ダンナさんは羨ましいことに、殆どというか全然といっていいほど白髪がない。
黒々した髪は昔から変わらないまま。。。
彼のお祖母さんの写真を見せて貰ったら、
高齢でも真っ黒でフサフサだったので遺伝なんだなと思う。。。
私の母も若いころから毛量の多さに困るほどだったけど、
年を取ってから白髪染めをしたら、かなり薄くなってしまった。
あんなにフサフサで艶々だったのに、と言うと、
「白髪染めをしてるから仕方がない」って。。。
私はどらかというとそんな母よりも、
完全に波平系の血筋の父方に毛質が似ているので、
やっぱり染めない方がいいと思う。。。(苦笑)
もともとが結構クセっ毛な私だけど、
成長するに従って、だんだんストレートな髪質になってきたというのに、
最近、やたらに白髪だけがなんだかクルクルしてきたので困っちゃう。(笑)
もうちょっとしたら落ち着いてくれるかなあ。。。
出かける前のドライヤーでブローして、つげ櫛で梳かすのは必需。
プラスチックのブラシやコームでは髪がどんどん広がるだけなので、
つげ櫛は手離せない。。。
まだまだ黒い髪の比率が多いけど、もっと増えてグレーになってきたら、
洋服の色で遊べて面白そうだなと、ちょっと楽しみもある。