2019年 06月 07日
ザフーン その3 樹脂製リード レジェールを使ってみた
ザフーンは小さなリコーダーくらいの笛なのに、
テナーサックス用のリードを使用します。
ケーンという葦で出来たリードを吹き口に装着して吹くので、
そこはかとなくサックスやクラリネットのような音がします。
川のそばで吹いていたら、「それは何という楽器なんですか?」と
興味しんしんで聞かれること多数。。。
見た目もとても可愛いので、本当に私の宝物です。
最近はリードがケーン(葦)のもの以外に、樹脂製のものもあるとかで。
葦のリードを一箱買って使えそうなのが一枚、二枚入ってたらいいようなモンだけど、
樹脂製のは平均的に使えるレベルのもので、
しかも長時間使ってもヘタれないと聞いて買ってみた。
カナダの会社、レジェール社の樹脂製リード。
サックスは勿論、クラリネットやオーボエ、ファゴットのリードまであるんだそうで。
試しにテナーサックス用のスタンダードの2番を買ってみた。
早速吹いてみたら、
天然素材のケーンのリードに比べて硬くて、
最初は思いっきり吹いても音が出なくて困ったけれど、
だんだん慣れてきたら普通に出せるようになった。
”スタンダード”はクラシック向きというのはうなずける。
正統派なまっすぐの音がでる。
これまで使っていた天然リードのバンドレーンやマルカジャズの2 1/2よりも
2ランクくらい硬く感じる。
レジェールで練習してからバンドレーンの天然リードで吹いてみたら、
もう軽くて軽くてスイスイ吹けちゃう感じ。
これまでは鳴りの悪いリードもあって、選んで吹いていたけど、
どれもこれも、レジェールの2番を吹いた後だと、へっちゃらで吹けてしまうから、
やっぱりスタンダードの2番は硬かった。
代理店のグローバル社に送付すれば、
一回だけ違う強度のリードに交換してくれるそうなので、
HPの交換用チケットをプリントして、購入店の領収書などを同封の上、
交換希望で送ってみることにした。
スタンダードの一番薄い番手の『1 3/4』に交換してもらおう。。。
普通のサックスだったら2番は軽いくらいなんだろうけど、
軽量楽器のザフーンには軽くて薄い方が吹き易いとのこと。
リード一枚で天然葦リードの一箱~2箱分くらいの値段だけど、
1時間吹き続けてもヘナヘナにならないので、
長く練習できそうなのでお徳感はある。
ただ、リードと吹き口の間に水分がたまってしまうのが難ではある。
ケーンは水分を吸収してくれるから、拭いたりしないでも大丈夫だったけど、
長時間吹くと水滴の処理がちょいとね。。。
でも、交換して貰うリードがバッチリだったらいいなあ。。。ワクワク。
しばらく練習して上達してきたら、
最上位モデルの”シグネーチャー”や、
ジャズに特化した”スタジオカット”を試してみたい。。。
何故か、取り立てて楽器が出来るわけもないのに、
色々チャレンジしてきた私。。。
三味線、ピアノ、フラメンコギター、ウクレレ、ボンゴ、
サックス、そしてザフーン。。。
色んな楽器を触ってみたい、というのがあるのかも。。。
音楽を聴くだけじゃなくて、トライするのも、また楽しい。