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ザフーン その3 樹脂製リード レジェールを使ってみた

ザフーンは小さなリコーダーくらいの笛なのに、


テナーサックス用のリードを使用します。


ケーンという葦で出来たリードを吹き口に装着して吹くので、


そこはかとなくサックスやクラリネットのような音がします。


川のそばで吹いていたら、「それは何という楽器なんですか?」と


興味しんしんで聞かれること多数。。。


見た目もとても可愛いので、本当に私の宝物です。


最近はリードがケーン(葦)のもの以外に、樹脂製のものもあるとかで。


葦のリードを一箱買って使えそうなのが一枚、二枚入ってたらいいようなモンだけど、


樹脂製のは平均的に使えるレベルのもので、


しかも長時間使ってもヘタれないと聞いて買ってみた。


カナダの会社、レジェール社の樹脂製リード。


サックスは勿論、クラリネットやオーボエ、ファゴットのリードまであるんだそうで。


試しにテナーサックス用のスタンダードの2番を買ってみた。


早速吹いてみたら


天然素材のケーンのリードに比べて硬くて、


最初は思いっきり吹いても音が出なくて困ったけれど、


だんだん慣れてきたら普通に出せるようになった。


”スタンダード”はクラシック向きというのはうなずける。


正統派なまっすぐの音がでる。


これまで使っていた天然リードのバンドレーンやマルカジャズの2 1/2よりも


2ランクくらい硬く感じる。


レジェールで練習してからバンドレーンの天然リードで吹いてみたら、


もう軽くて軽くてスイスイ吹けちゃう感じ。


これまでは鳴りの悪いリードもあって、選んで吹いていたけど、


どれもこれも、レジェールの2番を吹いた後だと、へっちゃらで吹けてしまうから、


やっぱりスタンダードの2番は硬かった。


代理店のグローバル社に送付すれば、


一回だけ違う強度のリードに交換してくれるそうなので、


HPの交換用チケットをプリントして、購入店の領収書などを同封の上、


交換希望で送ってみることにした。


スタンダードの一番薄い番手の『1 3/4』に交換してもらおう。。。


普通のサックスだったら2番は軽いくらいなんだろうけど、


軽量楽器のザフーンには軽くて薄い方が吹き易いとのこと。

 

リード一枚で天然葦リードの一箱~2箱分くらいの値段だけど、


1時間吹き続けてもヘナヘナにならないので、


長く練習できそうなのでお徳感はある。


ただ、リードと吹き口の間に水分がたまってしまうのが難ではある。


ケーンは水分を吸収してくれるから、拭いたりしないでも大丈夫だったけど、


長時間吹くと水滴の処理がちょいとね。。。


でも、交換して貰うリードがバッチリだったらいいなあ。。。ワクワク。


しばらく練習して上達してきたら、


最上位モデルの”シグネーチャー”や、


ジャズに特化した”スタジオカット”を試してみたい。。。




何故か、取り立てて楽器が出来るわけもないのに、


色々チャレンジしてきた私。。。


三味線、ピアノ、フラメンコギター、ウクレレ、ボンゴ、


サックス、そしてザフーン。。。


色んな楽器を触ってみたい、というのがあるのかも。。。


音楽を聴くだけじゃなくて、トライするのも、また楽しい。


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by nazunanet | 2019-06-07 18:46 | 日々のあれこれ | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


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