2019年 03月 23日
切れ端をちくちく縫い、キルトを作る。
その多くが、小さな袋物さえ何も作れないような切れ端ばかり。
捨てられてしまうような切れ端を、キルトのピースとして再利用。
ぬいしろをつけて三角形や四角に切ってためておいて、
時間の空いたときにちくちくと縫い合わせていく。
三角形を合わせて四角に、
四角を連ねて大きなピースに。。。
リネンやヘンプ、コットンの生成布のグラデーション、
藍の様々な色のグラデーション、
三角を縫い合わせていると、
ネイティブアメリカンの古いキルトのようなものが出来上がってきた。
あり合わせのハギレや切れはしで作るからこそ、
作りたいと思えるキルト。
わざわざデザイン画を描いて布を選んでは作りたいとは思わない。
韓国の昔のポシャギも、アメリカの古いキルトも、
日本の襤褸も、余り布を使ったものだから。
小さなピースを縫い合わせる作業が延々と続くんだけど、
妙な心地良さがあるのがキルトの面白いところ。。。
カンタ刺繍で制作途中のキルトと同様に、
出来上がりが楽しみだけど、いつ出来上がるのか見当もつかない。。。
それもまた面白い。