2019年 03月 23日
地域猫に久しぶりに再会!
去年、風邪をひいたあとはかなり弱っていて皆心配だったけど、
今は毛艶も良く、目もしっかりランランと輝いている。
ものすごく近くまで寄ってみたけど、怖がらなかったし逃げなかった。
やっと、警戒せずに受け入れてくれたんだね。
猫の喉ゴロゴロ音を真似たり、目をゆっくり閉じて御挨拶。
地域猫もゆっくりと目を閉じて挨拶してくれた。可愛いー!
撫でたい欲求を抑えて、帰路に着く。
ずっと外で暮らしているのに、なんという生命力。。。
そういえば、駅の反対側の繁華街で地域猫のお世話をしている八百屋さん。
年末からずっと具合が悪かったようで閉店が続いていたけど、
この間、久しぶりに会えて安心した。
でも、可愛がっていた猫たちが二匹天国に旅立ったと聞いて悲しかった。
一匹は私がニャンコ先生を失ってすぐのとき、慰めてくれた猫だった。
八百屋のおじさん以外、絶対に誰にも撫でさせなかったのに、
ペットロスで半泣きの私が撫でる間、じっとしていてくれた。
自由猫なのに、やっぱり人々の愛情を受けているから毛並みがフワフワでツヤツヤだった。
ガン末期と診断されたのに奇跡的に生き延びて元気になって、
でも去年の暮れに八百屋のおじさんが倒れて入院したとき、虹の橋を渡って行った猫だった。
おじさんは「悪いことしたなあ。。。」って残念そうに。
でも、おじさんの息子さんがおじさんも危ない状態だったと言っていたので、
きっとおじさんの身代わりに元気を与えてくれたのかなあ。。。と。
この界隈は再開発が繰り返されて、静かな住宅地よりも高層マンションや
商業ビルの立ち並ぶ街になってしまったけど、
そんなビルとビルの隙間や通りの陰にも小さな地域猫たちが生きている。
猫たちがいなかったら、八百屋さんに通わなかったかもしれない。
地域猫のお世話をしている名前も知らない年輩の女性と会話をしなかったかもれない。
捨てられてしまったり、居場所のなくなった猫たちが全く見ず知らずの人同士の交流を繋いでいる。。。
通りで生きている猫たちも猫の数だけ物語がある。。。