「麻の重ね」が出来上がりました

あとは商品撮影を待つばかり。

只今、撮影部(ダンナさん)のスケジュール待ち。。。(笑)


「麻の重ね」をちくちくと制作。

麻には麻。。。

出来上がった袋物に絹の組紐を合わせてみたら、

何かしっくりこない。

野趣溢れる麻の生地に、

絹のなめらかな組紐では負けてしまう。

色々な素材の紐を合わせてみた。

以前、織物の里、桐生で見つけた「通糸」と呼ばれる麻の糸。

織り機の高機の棹などに掛ける丈夫な糸だそうで、

現在では合成繊維が使われるけれど、

明治~大正、昭和の時代は滑らかで丈夫な麻糸を使っていたという。

その糸を使って四つ組の紐を編んでみた。

あまりに滑らかで編む指から何度もすり抜けてしまい、

編み続けることさえ困難に。

この糸は桐生の呉服屋さんで見つけたときに、

「貴重な糸です。どうぞ大事に使ってください」と念押しされたもの。

素朴な生成色の麻糸だけど、

本当に貴重な日本の織物の歴史の詰まった糸。

大事に生かせるように使います。。。

それから、革を縫うための堅牢な麻糸も組んでみた。

革縫い用の糸は滑らかでたっぷりと含んだ蝋が、

編み上げた紐を丈夫なものにしてくれる。

野趣溢れる麻や南部麻、ゴリゴリ麻、大麻布たちが、

麻糸を編み上げた紐と、

ガラスのとんぼ玉で飾られていく。。。



一見、素朴だけど、

もうどこにも見つけられなくなってきたものばかりで

仕立てた袋もの。。。

そんなささやかな宝物を喜んでもらえたらいいなあ、と思う。



おしなもの更新まで、

もう少しお待ちください。



[PR]
by nazunanet | 2018-03-13 17:02 | 薺nazunaの手仕事 | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


by nazunanet
カレンダー
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30