2018年 03月 13日
「麻の重ね」が出来上がりました
只今、撮影部(ダンナさん)のスケジュール待ち。。。(笑)
「麻の重ね」をちくちくと制作。
麻には麻。。。
出来上がった袋物に絹の組紐を合わせてみたら、
何かしっくりこない。
野趣溢れる麻の生地に、
絹のなめらかな組紐では負けてしまう。
色々な素材の紐を合わせてみた。
以前、織物の里、桐生で見つけた「通糸」と呼ばれる麻の糸。
織り機の高機の棹などに掛ける丈夫な糸だそうで、
現在では合成繊維が使われるけれど、
明治~大正、昭和の時代は滑らかで丈夫な麻糸を使っていたという。
その糸を使って四つ組の紐を編んでみた。
あまりに滑らかで編む指から何度もすり抜けてしまい、
編み続けることさえ困難に。
この糸は桐生の呉服屋さんで見つけたときに、
「貴重な糸です。どうぞ大事に使ってください」と念押しされたもの。
素朴な生成色の麻糸だけど、
本当に貴重な日本の織物の歴史の詰まった糸。
大事に生かせるように使います。。。
それから、革を縫うための堅牢な麻糸も組んでみた。
革縫い用の糸は滑らかでたっぷりと含んだ蝋が、
編み上げた紐を丈夫なものにしてくれる。
野趣溢れる麻や南部麻、ゴリゴリ麻、大麻布たちが、
麻糸を編み上げた紐と、
ガラスのとんぼ玉で飾られていく。。。
一見、素朴だけど、
もうどこにも見つけられなくなってきたものばかりで
仕立てた袋もの。。。
そんなささやかな宝物を喜んでもらえたらいいなあ、と思う。
おしなもの更新まで、
もう少しお待ちください。










