あれから7年。

もう7年というのか、それともまだ7年というのか。。。

まだまだ避難生活を余儀なくされている方も多い。

そして福島は地震と津波の爪痕のまま、まだ残されている地域も。

でも、日本各地の原発は次々と再稼働されていく模様。。。

原発事故、災害は想定外だったといいながら、

こうした惨事が実例としてあるのに、

何の解決もないまま、稼働していく。。。

もし同じ災害があって、制御不能になったら

間違いなく汚染地域は見捨てられてしまうのに・・・?






一度暴走してしまったら止めるすべもない力を、

経済活性化のために、また使おうとしている。

あの原発事故のあと、きっと日本中の誰もが思ったに違いない。

日本は類まれなる技術力と知恵を屈指して、

エコエネルギーの開発と、汚染を除去する技術へ方向転換するのでは、と。

第二次大戦後のドイツが、他国に先駆けてエコ大国を目指したように、

日本は世界の中でも最も多く放射能の被害を多く受けている国、

きっと目を覚ますはずと、

少なくとも自分はそう期待していたけど。。。

あの事故のあと、政権交代が選挙で決定して、

以前よりも更に電化都市生活へと拍車を掛けているような気がする。。。



日本列島を上から見ると、

いかに険しい山岳地帯の多い島なのかがよくわかる。

平野はほんの少し。

険しい山と海岸線の僅かな土地に、

びっしりと張り付くように、大勢の人間が暮している。

日本の山の殆どが活火山。

当然、火山噴火や地震は日常茶飯事。

そんな危険と隣り合わせの過酷な土地が殆どを占めるのが日本列島。。。

地震の多い列島の沿岸部にひしめく原発施設。

地震の少ないヨーロッパと違って(イタリアは多いけど。。。)

安全で安定的な場所なんてどこにもないのに、

こんなに原発を作って大丈夫なの?ときっと外国人は思っているはず。


余談だけど。。。

ルーブル美術館なんて、高い天井に届くような棚に、

ずらりと大理石の胸像が置いてあって、

「あんなとこに置くなんて信じられない。落ちて来たら怖い」

と思ったけど、

「そうか、地震が無いんだなあ」と気づくと羨ましくなる。

こんな石造りの建物が残っているくらいだし。。。


そんな風に、日本で地震を経験した外国人や旅行者は、

日本各地に原発があるのを知ると、

きっと同じような恐怖感を感じるだろうと思う。。。


(最近、首相経験者の小泉さんや細川さんが脱原発を訴えてるけど、

何故に現役でトップにいるときに決断してくれなかったのか。

引退した後からなら、いくらでも理想は語れる。。。)


7年前の大地震が活性化に入ったサインだったと地震学者も言っている。

火山噴火が各地で起きているので、

活性化のサイクルに入っているのなら、

再稼働はするべきじゃない、と思う。


地震、津波、原発事故の記憶は風化していっているというけれど、

確かに日本人はすぐに忘れるところがある。。。

でも、まだ何も解決してないし、

(除染作業とは別の話しで)何も改善されていない、

と私個人としては思う。。。


そういうことを語ることで風評被害と言うことと、

教訓や正しい情報を伝えることは違うと思う。


忘れてはいけないのは、

放射能物質が人体に影響すると言われていた上限数値の設定が、

事故以前と事故後では、大きく変えられたこと。

これは放射線研究の学者が涙を流しながら、

「あってはならない」と訴えて辞任したときのニュースが忘れられない。

通常なら感情を決して表に出さないはずの科学者や研究者が、

どれほど異常な決定を出さざるを得なかったか。。。

放射性物質が人体や環境に与える影響が

どれほどのものなのかを知っている人は、

自分達の行動によって、

この国の人々の未来を決定づける「とんでもない変更」だった筈なのに、

殆ど大きく報道されないまま、現在に至る。。。


知識を持たないでいると、

危機意識を持つことすら、

どれほど大事件なのかの疑問も抱けない。


年間の上限、と簡単に一言でいうけれど、

ずっとその場所に住み続けることとか、

年間の限度内のものを生涯に渡って摂取していくこととか、

何も長期間にわたってのことなど語られていない。

その時、その時のことだけ。

何故なら、誰にもどんな影響が出るのかがはっきり分からないから。


タイへ福島産の水産物を輸出というニュースも届いている。

1kg辺り100ベクレル以下は法的に問題ない数値。。。

0.1~99.9も100以内。

数値や安全基準を正確に消費者に知らせることが、

偏見や風評が取り払われることではないのかな。。。

小さな赤ちゃん、子供、妊婦さん、これから家庭を作る若い世代、

彼らが安心して暮らせることが何より大事。

おおざっぱに基準内と言われるよりも、

アレルゲン物質表記と同じように、

ちゃんと数値で示されれば、自分で知識を持って選べれる。

ここまでなら自分は大丈夫。

でも赤ちゃんや子供や妊婦さんはどうかな、と。

気軽に選べるように出来れば、もっと安心、

もっと親しめると思う。


原子力、放射性物質の活用は戦後になってから。

軍事利用の核開発兵器を、

戦後に平和利用という名目で原子力発電として活用されたもの。

それは安心安全なエネルギーなのか、どうか。。。

利害関係をすっ飛ばしにした英断を待つのは無益なことかも。

もういい加減、「権威ある人々」の判断でなく、

ここに暮す一人一人が

見極めて判断しないといけない段階になってきているのでは、

と思う。。。

大地、山、森、川、海、生き物たち(人間も含めて)を

大事にしていけるかどうか。。。


3.11での混乱を教訓にして、

未来につなげていければと思う。。。














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by nazunanet | 2018-03-13 16:13 | 雑記 | Comments(0)

「袋もの屋 薺nazuna」と「nazuna_antique」作家兼店主の日々のあれこれ。布のこと 麻のこと Antique FOOD 古道具 手仕事する人々のこと 


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