2018年 01月 28日
古い豆ランプ
長いこと、殆ど見向きもされていなかった小さな豆ランプ。
手作りのガラスの、
気泡がぷつぷつと入っている、
古い豆ランプは、明治期のものから昭和の初期から中ごろまでの、
電気がどこの家庭にも地域にも通って、
ろうそくや油皿、豆ランプを使うことが無くなって、
忘れ去られたように、ひっそりとあった豆ランプ。
完品で揃っているものが少なかったりしたときは、
パーツを揃え、金具を探し、ホヤと本体タンクの年代を揃え、
洗って、芯の紐を探してあてがい、オイルを用意して、
一つ一つ、かつての姿を取り戻したあと、
暗闇の中で灯したかすかな灯りを見たときは、
ほおっと、なにか暖かいものが胸の中に広がりました。
そんな風に揃えてきたガラスの豆ランプ、
nazuna_antiqueで販売してきたのが60個ほど。
今ではもう見つけられないような、
貴重なガラスの豆ランプも。。。
本当に、最近はなかなか見つけられなくなりました。
nazuna_antiqueでお求めくださった方々が、
とても気に入って愛用下さってるというお声を聞くと、
本当に嬉しい気持ちになります。
こんな寒い季節になると、
心が暖かくなる小さな灯りが恋しくなりますね。