2017年 08月 18日
大切なものを仕舞うための小物入れ
出かけるとき、特に旅行など旅先に必ず持って行く小物入れ。
95番(SOLD OUTの小物入れ1のページ参照)を作ったとき、
出来上がったものをチェックしていたら、布に僅かな穴と傷みを発見して、
もう一度作り直したのが95番。
お蔵入りになってしまったのを自分で使うことにしたもの。
(自分用はなんだか大抵こんなことになっていますかね。。。)
江戸小紋などでおなじみの小さな文様のものは「小紋」。
花や唐草などの大きなモチーフを描いたものは「型染」というけれど、
これは中くらいの大きさの紋様なので中型というらしい。。。
今は、木綿の生地をこんな風に染めたものがなかなか見つけられない。
留め具も網代編みに彫ったもの。
以来、この小物入れは時には財布に、時にはお守り入れになり。。。
旅行の際は、お不動さんと出雲大社のお守りを入れて、
就寝時には指輪などのジュエリーも仕舞っておく。
通常の長財布が重く感じてしまうハイキングや旅行などには、
小物入れはメインのお財布にもなり。
遠出をするときも、普段のお出かけも
この小物入れは日常に欠かせないものになっていて。。。
そんな風に、大切なものを仕舞うものとして、
また様々なものを作っていけたらいいなあと思う。。。
薺nazunaを始めた頃に作った小さな小物入れをお買い求めた方が、
「何に使うかはまだ決めていないのですが、
『さあ、何に使おうかなあ』と思い巡らすのもまた楽しくて」
というようなことをおっしゃって頂いて。
そういうワクワクな気持ちを持ってもらえるものを作りたいなあ、と。
おしなもの、もうすぐ仕上ります。