2017年 08月 01日
ニードルワーク
今日も布に糸を刺す。
刺繍や刺し子など糸で装飾する技法はこれまでも様々に見てきたのに、
インドのアンティークのキルトのカンタ刺繍の布を見て以来、
あの繊細な地刺しに魅了されている。
繊細でいながら、素朴で、自由と楽しさに溢れている。
アメリカンキルト、アーミッシュキルト、ハワイアンキルト、南仏のキルト、
そして日本の刺し子。。。
そのどれとも全く違うカンタ刺繍、
そしてカンタ独特の地刺し。
特に針目が細かいのものなどは、間近で見ないと、
時にはルーぺで覗かないと糸が見えないくらいの細い糸で縫われていた。
ベッドカバーサイズほどの大きな布全て、そんな細かな針目で覆っている。
そんな糸のつくり出す繊細な畝に魅了されてしまっているのは、
刺繍という装飾ではなく、
布のテクスチャーとしての面白さを感じているのかもしれない。
自分も古布にひたすら細い糸で畝を作っている。
カンタ刺繍、カンタ刺しとは違うもの。
布に糸で表情を作ること。。。
そんなニードルワークを始めて、毎日ちくちく。。。
おしなものとして、お披露目出来たらと思います。
完成まで、もう少し。