2017年 06月 21日
カンタ刺繍はザクザク縫いとは違う。。。
カンタの刺繍をもっと知りたい、と思ってネットで検索してみたら、
なぜか全く違うものがカンタと称してたくさん出回っている。。。
あんなにまっすぐ、ザクザク太い糸で縫ったものは、
カンタ刺繍じゃないのになあ。。。
ラリーキルトというものだそうだけど、
それは、カンタ刺繍とは別のものだと思う。
本物が見たい方は、
自由が丘の岩立フォークテキスタイルミュージアムへ。
ぜひ、ぜひ。
http://iwatate-hiroko.com/current_exhibition/current_exhibition.html
カンタの白刺繍で使う糸は、
望月さんがワークショップの時に、
艶のない刺繍糸を使っているとおっしゃっていた。
あとは、意外にもガス糸もいいんだそう。
確かに、
使い古したシーツで試したカンタ刺繍、
ありものの刺繍糸でやっていたら、
ギラギラしたグリッター感が、
やはりカンタには似合わないような気もする。
不本意ではあっても、
とにかく完成させることに専念。
何度も何度も作るうちにわかってくることがあるから。
インドの手紡ぎ手織りの木綿布=カディ。
バッグの内布にと手に入れたけど、
どうしても織りムラが目立つので自家用の何かに転用することに。
薄手のリネンガーゼのはぎれがあったので、
それを重ねてカンタの白刺繍同時にすることに。
白い糸で生成りの布に刺していく白のカンタ刺繍。
真ん中に円を描いて、
太陽や蓮を表すモチーフを糸で刺繍するのが伝統らしい。
モチーフの図案はなしで、刺繍枠も使わないという。
でも、やっているうちに糸をしごいたつもりでも、
少しずつ布が引っ張られてしまう。
でも、とにかく糸を刺していく。
どんどん思わぬ文様が生まれていくのが楽しくて。