2017年 05月 28日
使えば使うほど
この蛇腹ポケットのある長財布。
アコーディオンウォレット、ギャルソンウォレットとも呼びますが。。。
縫い合わせて仕立てるので、
結構な厚みもありますが。
現代ではもう作れない贅沢な素材や手法のものが殆ど。
化学染料や機械紡績で大量に織られたり、染められたりが普通だけれど、
手で糸を紡ぐ、天然の藍で手間ヒマ掛けて染められた藍染布など、
今、同じ工程を経て製作したものを
日用品としての市場に出回ることは皆無だと思う。。。
そんな今ではなかなか作られないものが、
ちょっとずつ見つかって、ちょっとずつ大事に残されてきたものを、
大事に丁寧に、
日用の道具として、愛着のわく品として仕立てる喜び。。。。
大事に作ったものを、
手にしたときのお客さまの喜ぶ姿が、
「通常ではない、特別なものなんだ」と語ってくれたのは、
薺nazunaの製品を取り扱ってくれたお店のオーナーさん。
うん!これからもちくちく作っていこう、と思いました。
何しろ、自分が一番の薺nazunaの袋物の愛用者でもあるので。。。
お財布とバッグは藍染めの南部麻(ヘンプ布、大麻布、おお麻)のものを愛用。
かなり年数が経ってきたけれど、
どんどん藍が掠れるほどに、手馴染みが良くて、
作りたて(?)より、今が一番良い感じ。
どんどん、良くなっていくと思う。。。
使い込んでいく楽しみというのを薺nazunaを始めて改めて知ったのかも。