2017年 03月 20日
the shepherd's purse 羊飼いのかばん

shepherd's purse とはまさしく、羊飼いのかばん。。。
牛飼いはいわゆる”カウボーイ”。
馬で追い、鞭をしならせ、牛泥棒を追い払うための拳銃を持ち、
西部劇でもお馴染みの、ラギットな男達なイメージ。。。
”羊飼い”、というと、どこかのどかにも感じるけれど、
国や地方によっては、羊を連れて国境を越えて旅をしたり、
雪や氷の平原で羊や家族と共にャンプを張ったりと、
結構ヘビーなお仕事のようです。
そんな健脚な羊飼いに思いを馳せてリスペクトして作ってみました。
薺nazunaの羊飼いのバッグは、歩いて街を散策したり、
旅行用のスーツケースにポンと入れて、
旅先で軽やかに出かけるためのかばんです。

戦前の欧米で労働少年達がナナメ掛けで使っていたニュースペーパーバッグのようでもあり、
これまでも幾つか仕立ててきたショルダーバッグのデザインを引き継ぎつつ、
ショルダ-部分の金具を無くして、よりナチュラルな趣きのバッグにしました。
重い芯地や金具は出来る限り廃して、簡単にクルクルと仕舞えるバッグ。

ボタンも金具も100年前のアンティーク。
まさに薺nazunaバッグは=shepherd's purse 。。。
屋号でもある羊飼いのかばん、また作っていきたいと思っています。