2014年 06月 24日
あじさい泥棒
塀囲いの邸宅が何軒もあったけれど、
ここ数年、一軒家の姿はどんどん消えて、
代わりにマンションや商業ビルが立ち並んでいる。
それでも、取り壊した邸宅跡地は売り地のまま何年も残っていたり。
そんな一角に、
毎年あじさいの花がたわわに咲き誇っていた屋敷跡の塀囲いがある。
梅雨の時期には、一面にあじさいが満開になり、
鎌倉などのあじさいの名所に行かずとも、
存分に楽しませてくれていたものだった。
けれども、年々塀を埋め尽くすあじさいの株が少なくなり、
もう今では数株のみ残すだけ。
あじさいの花を見上げながら、写真を撮っていたら
立て看板が眼についた。
見ると、「あじさいをとらないで」と書かれた板が立てられている。
あじさいの株を根こそぎ盗んで持ち帰ってしまっては、
多くの人の楽しみを奪ってしまうのに。。。
そういうわけで、
花泥棒は大罪なんですよ。。。